無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

熊本地震「関連死」11人。

2016年04月21日 05時37分43秒 | 災害・事件・事故
おはようございます。昨日は、145人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

熊本地震の「前震」から今日で1週間が経過します。
未だに「余震」が続き、被災者の不安は大変なものがあると東日本大震災を経験した者として思います。

昨日、エコノミークラス症候群についての記事を紹介しましたが、本日の新聞に「熊本地震『関連死』11人」との見出しがありました。熊本県の発表によるもののようです。
昨日の記事同様、車中泊をしていた方が車の中で死んでいたり、高齢者施設内で容態が急変したりと「避難の疲労」等が原因だと思われます。

昨日も申し上げましたが、これまでの大震災の教訓はどこへいったのかと思います。

朝日新聞「天声人語」の欄に
「自動車免許の教習で『だろう運転』と『かもしれない運転」を習ったことがある。人が飛び出してくることはないだろう。前の車だ急に止まることはないだろう。そんな思い込みを戒め『危険なことがあるかもしれない』と注意して運転すべきだと。(中略)川内原発のある薩摩川内市長は一昨年、事故当時の避難に九州新幹線を使う案を示していた。(中略)まさか『福島の事故はなかった』という気分になっているわけでもあるまい。余震が収まるまで川内原発をいったん止めることを考えてはどうか。」
との話がありました。
同感です。

最初の地震よりも大きな「本震」が起きるとは誰も予想してはいなかったと思います。
専門家によれば、活断層の範囲も想定外だったとか。

今回、すべての対応において「かもしれない運転」で臨んでほしいと思います。