無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

震災の経験を活かしてほしい。

2016年04月20日 05時20分59秒 | 災害・事件・事故
おはようございます。昨日は、138人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

昨日心配していた、エコノミークラス症候群の死亡者がついに出てしましました。
報道によれば、51歳の女性がエコノミークラス症候群による「肺動脈血栓塞栓症」により死亡したとありました。亡くなられた方にはお悔やみを申し上げます。

建物倒壊等による圧死や窒息死なら、突然のことで防御できないこともあるでしょうが、病気等によるいわゆる「2次的要因」による死亡はなんとか防ぎたいものです。
しかし、報道によれば多くの方がこの症状を訴えているとか。
昨日モ申し上げましたが、阪神淡路や東日本大震災の教訓がなぜ生かされないのか不思議でなりません。

昨日あるラジオの報道で被災地の職員が「初めてのことで、困惑している。どうしていいかわからない。職員も足らない」と話していたとありました。
また、あるテレビ報道では「福島県の職員が熊本県内にいる福島県からの避難者の情報を集めるため、熊本に行った。そこで『本震』に出逢い、熊本県の職員にアドバイスしてきた。今後、正式に福島県として職員を派遣したいと考えている」という報道もありました。

大変な状態、職員の困惑も理解できます。しかし、先の大震災においてノウハウを持つ方々が全国には大勢います。
そのような方々に、組織に入ってもらい、指示してもらうことも重要ではないでしょうか。
夕方のテレビ報道では、「大変多くのボランティアが全国から集まっているのに数時間も指示を待っている。物資はどんどん集まるが仕分けの指示する職員が足らない。どうにかならないものなのか。」とありました。

東日本大震災の時も数日はそうだったと思います。だからこそ、その時の経験を活かし、指揮していただけるような方々に早急に組織に入っていただくべきだと私は思います