今回は私の自家設計(設計と言う程でも・・・)の「湖月」と大嶽デザインさんの「シンザン号」ほんとは「OS16」の違いと言うか、私なりのインプレッションと言う事で・・・
まあ・・あくまで私のレベルでの感想なので・・・
上が「湖月」下が「シンザン号」になります。
まずは見た目・・ビジュアル的に・・・仕上げの美しさは間違いなく「シンザン号」・・・
これはしょうがない・・・作り手の問題です
めざしたものは「湖月」は伝統ある(グリーンランドスタイル)・・これも私なりの解釈とレベルでめざしたものなので・・ノークレームと言う事で・・・
対する「シンザン号」はオールマイティーな洗練された(シーカヤック)って感じです。
サイズはどちらもほぼ16フィート、同格です
最も大きな違いは、ハルの形状になります・・・「湖月」のハードチャインに対して「シンザン号」はマルチチャイン、これはどーゆう事かと言うとハルの断面が円に近いかただの平面かという事になります・・・
特性の違いは、マルチはグラつき感は有るけど、傾いた時の粘りがるのでその特性を活かしたリーンターンも掛け易く荒れた海などでも沈しずらいです。しかも容積がとり易いので足元も広く余裕があります。
対して、ハードは一般的に1次安定は良いのですが、限界が低く傾けるといきなりひっくり返ります・・・でもサイドパネルの張り出しを大きく取る事で有る程度の粘りは出す事ができますが安定は無くなります。
まずは「湖月」
湖月は自家設計ですが、自家設計の良いところは自分の体重や体格それに技術レベルに合わせて船のボリュームやハル形状を決定できる事です。
湖月は3作目のカヤックですが前作の1号艇と2号艇の制作上の失敗や特性を踏まえて今の私のレベルで楽しめるシーカヤックにしたつもりです・・・
いわゆる仮面ライダー3号のV3の様な・・・知らない?。あっ・そぅ・・・
よーするに前の2艇に無いモノをもっており、要らないものは省いてあるって事・・・
・・・狙いとしては、1次安定性はぼーっとしてたら沈する程度・・・直進性はキールラインとエッジが利いているので多分だいじょーぶ・・ターン特性はサイドパネルを張り出せばロッカーが付くからよし・・あとは・・・スピードは同サイズのFRP艇に同行出来れば良いかな・・・そして、船のテーマに(グリーンランド)を掲げている以上・・ラダーは絶対付けたくない・・・
って言うかなり欲張った考えを持っていました・・・
実際は・・・1次安定性は、寝たら沈します 直進性はスケグの必要性を感じないのでOK
ターン特性は欲張り過ぎ
スピードはシーカヤックマラソンの結果を考えれば頑張った方かな?・・・サーフスキーもかなり居たし・・ばか体力には自信あるし
・・・ でもマラソンで解った事が一つ・・海ではバテる程の体力を使ってはいけないって事
・・バテるとバランス感覚が麻痺します
そこで沈したら再乗艇はおろかロールも絶対無理・・と思いました・・・。
次回は「シンザン号」ホントは「OS16」のインプレッションをお届けします・・・お楽しみに。
インプレッションになってないって?・・・クレームは受付ません
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