ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

MAP

2010-01-10 22:27:15 | Vision East
 これからMAPを作ろうと思っています。それも過去をきちんといれたMAP.

 今があるのは、かつての何かが原因で現在が在るのですし、地域の状況の変化は地域を構成する要素の変化が原因なのですから、そうした事柄をはっきりとメッセージとして出すことが地域理解に繋がるだろうと思うからです。

 たとえば、道路が新たに出来ることで、街が変わります。新たな道沿いに店舗展開できた店は、存続可能です。その可能性が高いのです。しかしながら旧道沿いに残された店舗は、厳しくなって存続が危ぶまれることになるのです。

 さらに、旧道沿いにあった金融機関などはどんどんと新たな道路沿いに進出してゆくのです。そうした店舗の移転は、人の流れを変えてしまいます。結果としてそれは街の構成に影響を与えてしまうのです。

 大きなスーパーマーケットなどが出来ても、人の流れが変わります。病院等もそうですね。
 MAPを考えています。だれになにをつたえるMAPを作るか。
 今の何を伝えるのか。
 これからの何を書き込むのか。

 高知県でも珍しいMAPになることは、確かです。
 もうすでになくなった筈の森林鉄道なんかが鉄路として明記されてもいいと思うなあ。こんなところに駅があったなんて、楽しいかもね。

 さらにもっと「人」が感じられるMAPってどの様に作ればいいんだろうかね。
 奈半利に来てMAPを見ながら歩き、家に帰ってMAPを見ながら思い起こせるようなMAPがいいのです。
 新しい地域ガイドさんが、順番に見ていったらそのまま、説明になるような記述もあるといいなあ。
 贅沢かな。
 やってみようと思う。

色の名前

2010-01-10 13:53:37 | 昔話
 ふとしたことで、色についての名前の豊かさに気づきましたよ。

 藍色、水浅葱、藍鼠、紺、鉄紺、濃紺、茄子紺、・・・・・。
 こうした昔の色の名前って綺麗だと思います。

 蓬色(よもぎいろ)だとか茜色(あかねいろ)。なにかイメージが膨らんでくるようです。
 ただ残念ながら、いまの私には区別がつかないのです。

 普段使わないのですから、仕方がないのですが、なにかしら表現力が減退しているように感じます。

 かつて言葉には、もっと力があったように思うのです。どうも、「これ」って見せてしまうことが出来る色見本なんかがあったりするものですから、言葉を発する必要がないのです。
 もちろん互いにわからないもの同士ですから、群青色でお願いしますとかと言うより、青50%、黒20%・・・・。などということになるんでしょうかね。

 それよりブルーって、または青系ってことで、濃い青系の・・。そうした表現のほうが相手に伝わるようです。

 日本語は豊かな表現をまだ持っているように思うのですが、理解する人が少なくなっているのでしょう。

 言葉遊びになっても、時々意識的に使ってみてはどうでしょう。

 ライトブルーではなくて、「水浅葱にしてください。」きっと見直してくれます。