ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

政治と金to報道

2010-01-16 23:57:59 | 日記
 朝からテレビは政治と金の話であふれています。
 そして、夜遅くに先ほどまでテレビドラマを見ていたのです。
 政治と金の話は、政権与党の幹事長氏の話。
 ドラマは神戸震災のさいの、神戸新聞の活動記録の話。

 毎日、政治と金についての報道がマスコミを賑わせています。金を集めないと政治が出来ないのか、いつの間にか金が集ってくるシステムを作ることが政治なのか。そのように思ってしまうような状況が続いております。検察・特捜が悪いといった発言まであります。真実は何処にあるのか、現時点では良くわかりませんが、時間がそのうち解決をしてくれるでしょう。
 かの幹事長氏の先輩諸氏もかつてマスコミを賑わしました。彼にとっては政界の師匠格といった方々の話です。ロッキード事件の元総理。佐川急便事件の、そしてリクルート事件の・・。金額の高は色々ですが、いつもながら思うのです。彼らが向き合っているのは誰なのだろうか。誰のために国会議員になり、議員として何をしようとしているのだろうか。

 神戸新聞の記者たちのドラマがそのまま事実であるとは思えないとしても、金にまみれた先生方と比べると、光り輝いていたように思える。

 今、政治と金について報道しているマスコミも、その問題に真摯に向き合っているのだろうか。それもよくわからない。

 人間は進歩しているのだろうか。
 賢くなっているのだろうか。
 あいも変わらず、昔ながらの何かを引きずっているのだろうか。
 経験則を生かせていないように思う。

 かつて、こんなことがあった。今後の日常生活なりに生かそうとする必要があるように思えるのだが、いかがなものか。
 よくわからん。

 そうか、神戸の震災からもう15年もたったのか。
 しかし神戸の人達は未だ震災のことを忘れてはいない。それでいいと思う。時々改めて考えるなり、思い出しているはずだ。

 しかし、政治と金についてはどうだろう。
 調査する特捜。報道するマスコミ。そして日本の政権与党の幹事長。三つ巴の様相です。

 この中には一般の国民の視点を持った人々はいないように思う。テレビ等を見ているほうも、好奇心はあってもそれについて糾弾する意識はまだない。ただ見ている。いつかは判断をする事になるのだけれど。
たんす預金が4億円という話なのだがね。

 よくはないと思っているのだが、そうなのだ。
 「また、秘書が悪い。」「家族が勝手に・・」そうしたことで闇の中に入れてしまうのか。
 真実は何処にあるのかよくわからない。
 
 震災の時には思ったことです。「がんばれ神戸。」
 テレビから、同じテレビから今日、興味を持って見た情報2件。

 ロッキード事件からもう34年がたった。もう忘れたのだろうかね。
 佐川急便事件やリクルート事件からも20年ぐらいでしょう。

 賢い人達のやることは、わからない。愚かな私にはワカラナイ。
 これ以上政治について失望することは、したくないのです。
 しっかり見ていましょう。

梅酒

2010-01-16 15:11:41 | 好きなもの
 最近良く飲むのです。梅酒。

 梅酒3に氷と水が2ぐらいかなあ。
 風呂上りにも今は、ビールよりこれかな。結構うまいのです。
 食前酒にもなるし、すこし違う、いつもと違う感じで梅酒を楽しんでいます。

 この梅酒。我が家特製のもので、5年ほどたっています。
 焼酎で漬けたものと、ブランディで漬けたものがありますが、好みとしては焼酎のものがお気に入りです。
 梅自体をしわしわになるまで、入れたままにして楽しんでいます。

 酒はあくまで嗜好品で、ついその日の気分で飲んでいます。酔えばいいという感じでしょうか。なんでもありといったような酒の選択です。

 そういえば安芸郡市の居酒屋でも梅酒といったメニューがありますが、外に出て梅酒のオーダーは出したことはありません。
 つい外ではビールから清酒になるパターンが多いようです。

 しかし最近家では梅酒を飲みながら、食事を楽しんでいます。あの甘さは独特です。

始まるよ。

2010-01-16 14:20:48 | Vision East
 観光事業が始まります、
 NHKの大河ドラマも始まっていますが、地域活動も開始のGOサインです。
 高知県東海岸観光周遊バスが動き始めるのです。

 期間は今日、平成22年1月16日(土)から2月28日(木)まで。
 内容は安芸郡市の幕末関連場所を周遊するツアーが始まります。

 今日は土曜日ですから、奈半利町は国道沿いの高田屋さんをご案内です。

 あと一時間でバスが到着します。さて、何人の方々が乗っているのでしょう。
 満員だろうかとか、まさか0なんてことはないよなあとか、色々と思いをめぐらしております。

 どっちにしても、バスの運行について対応しなくてはなりません。
 すこし寒いんですが、天気もよくて「いい日です。」旅をするにはいい日です。

 テレビを見ると梼原を紹介する時間が長いのですが、東のほうも頑張らなくてはなりません。
 時間30分で何が出来るか、やってみないとわからないことが、多いのです。

 観光産業としては、イベントだけでなく平素の受け入れ態勢の質が問われるのですから、数多くの課題があることは仕方がないことですね。

 さて、何人来るか。期待しましょう。

延喜式?。

2010-01-16 00:10:44 | 昔話
 昨日つい、時代確認のために延喜式について書いてしまったのですが、高知県東部地域の延喜式関連の代表は、多気・坂本神社なのです。

 延喜式は延長5年(927年)にまとめられた、養老律令の施行細則といえるもので、古代日本の法典なのですが、全部で50巻、3300条もの幅の広さと具体的な内容を誇ります。その巻九・十が延喜式神名帳なのです。
 その延喜式神名帳に記載されている土佐の延喜式式内社21社のうち、安芸郡には3座の記述があるのですが、奈半利町には多気神社と坂本神社があります。今は多気神社に坂本神社が合祀されて、多気坂本神社として祀られています。あとの1座は室戸市の室津神社です。
 
 私にとっても「だけさま」は1000年以上も前からこの地にあること以上に思い出深い場所です。子供の頃からの楽しい遊び場所でもあり、神域として少し緊張感を感じさせられた場所でもありました。いまでもお旅所から南に向かっての風景は、奈半利随一だと思っています。当然のことですが、地域住民からも、真摯な信仰を集めているのです。
 かつて、神祭になると賑やかで、子供心にうきうきとして出かけたことでしたが、21世紀の現在は、今は昔といったところでしょうか。

 ゆっくりと時々は歩いてみたい場所です。千年と一口に言いますが、時代背景について考えると「よくぞ残った。」といったところです。
 逆に何でここにといった問いかけも、これからの研究を待たなければなりません。

 安芸郡の延喜式内社3座のうち2座をもつこの町は、かつての繁栄を失いつつあります。
 これからこれからと、思いたいところですが、どうでしょうね。
 先生方よろしくお願いしますよ。