ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

びっくり写真??

2010-01-30 15:44:05 | 日記
 随分と以前の写真があるらしいのです。
 このブログでも、森林鉄道が走っていた頃の写真を紹介しました。寺田正さんの撮影したものです。
 今日の情報は、それ以前の写真のようなのです。森林鉄道がまだ出来ていなくて、木材を奈半利川の流路に流していた際のものだそうで、興味がありますね。

 水量がないと、当然大きな木材は流れないでしょうし、また大量の材を運ぶには長期間かかっていたのでしょう。
 どんな写真なのかきょうみがあります。一度見に行きましょう。

 記録によると長宗我部元親が北川村島地区から何万本もの木材を切り出したとされていますから、そうした情景が想像されることになります。
 山内の殿様も幕府の要請で随分と切り出していますし、木材は土佐藩の貴重な換金資源だったのですから、事は重大であったはずなのです。

 鉄道やトラックで運ぶ事については、想像がつきますが、流すとなると???。

 奈半利川は、急流でさらに蛇行がきつく、ゆっくりといかだを組んでなどということが出来たのかどうか、特に中流域は岩と岩の間を水が流れているようなもので、いかだが流れたのか、どの様に流したのか興味のあるところです。

 江戸時代以前の写真は望むべくもないのですが、想像力が補完してくれるでしょう。
 差配をしていたのは、当然江戸時代では浦奉行ということになります。

 中芸地域の町家衆の成立に関係のあることだけに、面白そうです。

 何枚ぐらいあるものなのか、そういえば聞くのを忘れたなあ。
 まあ、来週のことです。

役割分担

2010-01-30 10:29:21 | Vision East
 MAP制作の仲間に集っていただき、基本的な方向について確認をしました。
 サイズはA2版。ですね。
 奈半利の町の情報が詰まるのです。
 そして、道が続き、川を遡って、ずっと続いてゆく感じがだせればいいですね。
 現在ある登録有形文化財も誰かが建てたのですが、50年以上にわたって残されてきたって事は、それなりの広がりを持ってかかわりのある生活をしてきたことでしょうからね。
 高知県の東のほうとしての情報も集めてみたいですね。

 一人でおみえになった方々も、ガイドと一緒に廻っているような感じが出せれば、成功だと思っています。さらに私達のガイドにしても、年々ベテランになっていますので、若いガイドの方の参考にもなるようなものが出来ると、なおGOODですね。
 さらに、今でも何人ものガイドさんがいて、ご案内をさせていただいているのですが、個人差があります。そうした情報も公開していただく事で、新しくガイドを始める方の参考になることでしょう。

 MAPに盛り込む情報を精査したり、情報を文章化したり、絵を描いたりとけっこう作業があるのです。最終的にレイアウト作業をして、印刷製本することになります。

 もちろん全体をバランスよく調整する必要がありますね。
 さらに、時々は皆で集って情報交換作業をする必要がありますね。
 夢の共有は、いい物を作るための絶対的な条件ですからね。

 情報を提供して業者に制作していただくといった方法もなくはないのですが、やはり自分達でやることで、現場の情報を入れてみたいのです。

 さらに、普通のMAPにあるような情報も入れることで、文化財MAPのみならず地域MAPとして普段使いの資料になることでしょう。
 ま、楽しい作業になるでしょう。