ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

御物に手紙。

2010-01-20 17:43:34 | 昔話
 一冊の本が教えてくれました。御物の中に手紙があるとの事なのです。
 それも、坂本龍馬の手紙なのです。
 その本は、「高知県の不思議事典」といいます。

 その本によると、昭和天皇が坂本龍馬の手紙を持っていたというのです。
 へ~~といった感じです。それは龍馬が姉乙女に宛てたものだったのですが、昭和天皇が崩御した後、持っていた宝物を国に寄贈したところ、その中に龍馬の手紙があったというのです。
 ちなみに御物を寄贈された国は、平成元年、皇居内に三の丸尚蔵館を開設して一般の国民に公開しているのです。
 
 しかし何で昭和天皇が坂本龍馬の手紙を持っていたかというと、高知県の佐川町出身の田中光顕が昭和天皇が即位した際、昭和3年だったそうですが、記念として維新の志士の資料を送ったとされているのです。彼は明治31年から42年まで10年以上もの長期間、宮内大臣を勤めていたのですから、そうしたことが出来たのですね。

 昭和3年といえば、高知の桂浜に坂本龍馬の銅像が建立された年ですね。今と同じように坂本竜馬について全国で注目を集めていたようですよ。
 天皇が持っていたのです。弟が姉にあてた手紙がね。凄いね。

 さらに銅像の建設に際しては、資金調達等、ときの入交好保さん等の青年グループが大活躍をするのですが、彼らがもっとも頼りにし、また援助を惜しまなかったのは、野村茂久馬翁だったことは有名な話です。
 さて、その野村茂久馬の建てた家は今、登録有形文化財として登録され、残されています。
 奈半利の財産ともいえる建物なのです。

 御物は簡単に見ることは出来ませんが、登録有形文化財は見ることが可能ですから、是非奈半利町に来てください。
 楽しめますよ。

 私も一度、三の丸尚蔵館に行ったことがあるのです。
 随分と昔のことですが、東京駅の丸の内側から歩いて15分ぐらいだったような。

 伊藤若冲の群鶏図を見た記憶があります。
 圧倒的な大迫力でした。なぜかそれ以外は印象がない。
 是非一度いかれたらいかがでしょう。国宝クラスの宝物が並んでいるはずです。
 収蔵品目録には、かの王義之筆の喪乱帖もありますよ。小野道風・俵屋宗達・円山応挙・狩野探幽・・・。

 キリがありませんし、ここにはお宝鑑定団は必要ありません。本物ですからね。

 
  

こんなこともあるよ。

2010-01-20 16:26:42 | 日記
 え~~。
 携帯がなりました。
 
 あの~車がパンクして困って??。

 「どこ??」って聞くと「伊尾木の・・」って言うじゃあないですか。

 会社に連絡をして、修理会社に知らせるより、私のほうが早そうだったから、「私が行くからちょっと30分ぐらい待ってくれる??」

 って言ってから、パソコンの電源を切って出かけたのですが、出るときに携帯電話を忘れてしまったのです。車のパンクですから軍手が要るなあとか、考えていたら電話を持っていくのを忘れてしまったのです。

 それが、いわれた場所に着いても、探せど探せどいないのです。おかしいなあ。

 場所が違ったのかとも思い、あちこちとうろうろしていたのです。それで実家に久しぶりに公衆電話から連絡をすると、「近くの人が、直してくれたとの事。」若い女性は「得だよなあ。」
 
 携帯電話を忘れて飛び出した私のミスでした。

 「事故でなくよかったね。」
 そして、高知県東部地域の住民の善意に満足です。

今年もやるのです。

2010-01-20 15:10:22 | Vision East
 今年で何年になるのか、忘れてしまったのですが、今年も「町家雛祭り」を開催することになりました。

 安芸市から安田・田野・奈半利・北川。そして室戸市吉良川で実施されます。

 本来雛祭りは女の子のお祭りなのですが、準備をしている方々には結構男性の方もいて、楽しそうです。

 期日は全体としては「3月3日から7日まで。」なのですが、奈半利の濱田邸だけは2月27日からオープンしますから、是非一度来てみてください。ゆっくり楽しめますよ。

 写真は濱田邸のものです。
 おかしなもので、場所がいいとひな壇の人形たちも、一層際立って見えるのです。

 それに、普段より赤い色がたくさんあって、家の中が明るくなります。華やかですねえ。

 我が家には女の子がいませんでしたから、うらやましいですね。
 ごめん・なはり線で来て、歩いて廻るといいですよ。
 けっこう1日遊べます。
 是非どうぞ。
 高知県の東部地域全域を楽しめるのです。少しづつ進化している様が感じられていいですねえ。去年と比べて何がよくなっているか、確認をどうぞ。
 私たちにとっては、ビッグイベントです。

 「待ちゆうきね。」