親子eighterはじめました。~母はなにわ男子も嗜みはじめました。~

AmBitiousも応援中!真弓のタケ垣にタケ立て掛けたのはタケ立て掛けたかったからタケ立て掛けたのです。

トバトバエルトバ!

2011-05-30 21:35:05 | 妄話
テスト終了完全復活NaNaです!

元気でーす!


少し前の、横山さんの「花束は嬉しくない」発言を受けて、花束をテーマに妄想しました。



妄想でーす、全部妄想なので、いやだわん、という方はご覧にならないように、ご注意くださいませ。もし、いやなのに、よんじゃったじゃないのよおお!!とお言いになられましても、当方は一切の責任を終えませんので、ご了承くださいね。


妄想大好き、妄話だいすき、NaNaちゃんだいすき!っていう方だけ、読んでくれたらうっれっしっいっな!(テスト終わりのテンションです、申し訳ー!)



BGMは、スーパーフライの愛を込めてはなたばを、なんていいんじゃないでしょうか。





***


飲みさしのコップの水に、太陽の光が反射して壁がキラキラに光っている。隣を見ると、眩しそうに目をぎゅっと瞑る君が居た。 カーテンの隙間から光が漏れていた。なんとなく、いつもなら見られないような膨大な自然を見たかったから、1年も待ってようやくここに来られた。


だからここは、ぴったりの場所だったの。


もぞもぞと、隣で動いた。腕を、目の上に当てて日光を遮っている。それでも、まだ顔は眩しげにしかめたままで可愛らしくて、わたしはベットに寄りかかっていたのだけれど、ずりずりと下がって、彼の脇腹あたりに抱きついた。






「何時ー?」


「8時20分くらい。」


「んー。」


「まだお眠むさんなの。」


「もう起きる。」


「天気良いね。」


「おん。」






そう返事したかと思えば、目の上の腕を、ベットの上に戻してまた眠ってしまった。







「また寝ちゃった…。」







呟いて、彼の脇腹に巻き付けていた腕を、ほどいて静かに起き上がる。そしたら、急にバッと起き上がったのでびっくりした。 驚くわたしの顔を見て、おちゃめに笑っている。後ろから差し込む光が、彼の髪の毛を照らして、ふわふわと美しい。




「準備しよっか。」


「うん。」




起き上がって、ベッドから出る後ろ姿をじっと見ていた。その撫で肩が改めていとおしくて、ただ見てしまった。





「汗掻いたしシャワー浴びてくるわ。」


「うん、じゃ着替えて待ってる。」





描いてた理想が、いつも通りの日常になっているのに気づいて、今日という日が堪らなく嬉しくなった。 そんな風にまたこの愛を確かめながら、着替えて彼のでてくるのを待っていた。 でも、ちょっと遅いから、フロントに遊びにいくと大きな花束を抱えた女の人がいた。拙い異国語で訪ねてみた。






「そのお花どうしたんですか。」


「昨日ここで、結婚式があってね。その時に飾られたお花よ。」


「綺麗ですね。このあと何処かに飾るの?」


「飾りたいところだけど、あまりにも数があるから…あ、あなたにあげるわ。」


「良いんですか!嬉しい!!いっしょ来た彼が、誕生日だから…」


「あら、おめでとう!あなた…あの部屋に、泊まっているお客様ですよね。」


「そうです、ずっとここに来たくて。」


「素敵な一日になりますように。」


「ありがとう。」





思わぬプレゼントを手に入れて満足した足で部屋へと戻る。 さっぱりとした彼が荷物をがさごそとして、待っていた。気付かれないように、花束をベッドの下に隠す。





「どこ行ってたん?」


「ちょっとフロント。ドライヤーの調子悪くて。なんか、勘違いだったみたいで、大丈夫だったんだけどね。」


「そっか。ほな、準備いい?」


「うん。」





ベッドに二人して腰かける。カーテンの開けるところ、片方はわたしが持って、もう片っ方はきみが持つ。





「「せーのっ!」」





朝日に照らされた巨大な自然に呆気にとられる。目をぱちくり、少しして力が抜けて彼の肩に寄りかかった。







「すっごいな。」


「ね。見れて良かった。」







ベッドの下から、そっと花束を取り出す。








「これ、あげる。」


「え、これどしたん。」


「…お誕生日おめでとう!」


「え、なんやねん。どこで手にいれたん。むっちゃええ匂いするけど。」


「あとこれ。」






事前に準備した手紙を渡す。






「読んでいい?」


「うん。」





隣で手紙をよまれるのが、何だか恥ずかしくて、ベッドを立ってトイレに逃げ込んだ。戻ると、少しだけ目が潤んだように見えるきみがいた。またベッドに座って彼に寄りかかって、眼前の景色に目を向ける。あまりにも綺麗で、幸せが込み上げてくる。 きみにつられて、涙がこぼれる。






「ありがとうな。」


「ん。」


「何でお前が泣いてんねんな。顔ぶっさいくになってんぞ。」


「うるさい!自分だって照れまくってちょっと泣いてたくせに!」


「なんやねん、もう。」






そう言いながらも、頭をわしゃわしゃされて、腰をぐっと彼の方へと寄せられる。 嬉しくて、ただそれだけなのに、また涙が出たのが可笑しかった。




いつまでも、側に居て!





堪らなく愛しくて、両手で彼の頬挟んでキスをした。





END








眼前の景色のイメージ図






こんなかんじでー!

今、NaNaが最も泊まりたいホテル…それは…エルトバホテル!!!

人生で一度は泊まってみたい!!

沢山、旅をしたいものですね。



そうそう、あのあと二人が、ホテルの朝食へ行くと…朝食が豪華だったとか…。
(花束のあの人…ええ人やな。)


というわけです。


では、また!