papalion - 航海日誌

東京で活動するライブバンド papalion(パパライオン)のブログです。

papalionJapanTour2007~後書き~6

2008年05月11日 | キャンプでライブツアー'07・後記
>> 2007TOUR~後書き5~の続き

鉄鍋餃子を食べた後、ライブハウスに戻り、ライブに臨んだ。僕らの出番はトリ前でかなり気合が入った。出演バンドも技術が高く、かっこよくて面白い。お客さんも結構入っていた。20代前半の若めの客層。改めて昨日今日とブッキングをセッティングしてくれたfolk enoughに感謝。
ただ、昨日のライブより確実に身内的な人達が少なく、確実にアウェイの状況でライブに臨んだ。
出来はどうだったのか?僕らは作り上げた演奏を集中してやるのみ。
昨日はちょっと変わったバンドばっかりだったので違和感はそんなに感じなかったが、この日は、papalionが一番不思議なバンドで、正直、表現が上手く伝わったのかよくわからない。
でも、ライブが終わった後にfolk enoughの人達が、良かったよ~とステージの袖まで迎えてくれて、張り詰めた緊張感が緩和し、すごく嬉しかった。

黒埼マーカスでのライブの詳細はこちらで↓
黒埼マーカスのライブ詳細
九州のバンドは、とにかくどのジャンルのバンドでも歌心がある。ロッカーを多く輩出してきた土地だけはある。

ライブ後、黒埼マーカスのPAさんやスタッフさんに別れを告げ、黒埼マーカスの事務所に向かう。Burning FarmのレーベルのPRや九州のバンド事情などの話をした後、打ち上げの焼き鳥屋へ。
焼き鳥屋ではマーカスの出演者と色んな話が出来た。さすがはfolk enough!九州では彼らは格別の存在感で、みんなの酒量はかなりすすんでた。
酒盛りの中、両手に花のAPPLE PIPE LILYのボーカルに「はっぴぃえんど」のライブCDを頂いた。papalionを事前に聞いてて、プレゼントしたくなったとのこと。ありがとう!この「はっぴぃえんど」はその後、ツアー中に常に聞くことになった。
打ち上げ後、お世話になった皆さんに別れを告げ、駐車場へ。このまま、九州を離れる事に。打ち上げまで含めてノンアルコールでとうしたミズキが運転し、深夜の黒埼を出発。

7月17日(火)朝、気持ち悪くてうなされるように暑い車内で起きた。車は九州を離れて山口県のとあるスーパーの駐車場にいた。
昨夜黒埼を出発してから、高速のPAで軽めの休憩を取り、日が差し始めてから九州を離れ、山口に入り高速を下りてうろうろしてたところ、とのミズキの話。
さすがに7月、車内に差し込む夏の日差しはかなり痛い。今日から4日間はライブも無く、キャンプ場でゆっくりする予定。
今後のライブパフォーマンスを考えるためにも十分過ぎるくらいの充電期間。どこのキャンプ場へ行こうか?
キャンプ場を探すためにも、残してきた仕事をチェックするためにも、まずは一旦ネットカフェに行きたかった。
>>続く

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papalionJapanTour2007~後書き~5

2008年05月10日 | キャンプでライブツアー'07・後記
>> 2007TOUR~後書き4~の続き

福岡KING BEEでのライブ後、打ち上げ行って、次いでホテルに戻った。
かなーり安いホテルで、建物はホテルなんだけど中はドミトリーで、普通の1部屋の中に2段ベッドがあって、共同シャワーが同じ階の別の場所にあるという、寝る為だけのホテルだった。
昼間にミズキがチェックインで行った時、そういうシステムに最近改築したらしいというような事をホテルの人から聞いてた。
明日も早いのでささっとシャワーを浴びて、久しぶりの普通の寝床でぐっすり就寝。

7月16日(月)、朝起きて、早々に準備をしてホテルを出る事に。
荷物をまとめてフロントのある1階ロビーに行くと、なにやらホテルのお客さんとホテルの従業員とでもめてた。
どうやら、昨夜、宿泊客とは関係ない酔っ払いのおっさんがホテルに入り込んで、勝手にシャワーを浴びて騒いでたとのこと。
宿泊客は「うるさくて寝れなかった。」「どういう管理をしているんだ!!」と苦情の抗議。
従業員も初めての事だったのか、驚いてただただ平謝りだった。
僕らの階には影響なかったけど、話を側で聞いてて、安くて便利なシステムのホテル(ドミトリー)だけど、簡単には上手くいかないね、と思った。
ツアー中、疲れたらホテルに泊まろうと言っていたが、結局この日以外ホテルに泊まる事は無かった。

ホテルを出て、ライブハウス近くに停めてある駐車場まで向かった。結構な距離を歩く。
昨夜大きな祭りがあった(昨日の博多の町はお祭りのせいでどこもかしこも渋滞で、移動が大変だった)余韻か、お祭り関係の人達が沢山いた。
歩き疲れて、途中、地下街のパン屋さんで朝食を取る。

駐車場に着き、車で荷物を確認してたら、オルガンの電源コードがないことに気づいた。どうやらライブハウス福岡KING BEEに忘れてきたらしい。
何かをやろうとすると必ずトラブルは付きまとう、しかも一番嫌な時に!
ツアーに出発してから何度目かのケンカをしつつ、福岡KING BEEに電話した。
まだ朝早く、ライブハウスには誰もいなかったので、代替の電源コードを買うため、ひょっとしたら売ってるかもしれないと、ビックカメラに向かった。
ビックカメラで、たぶんいけるだろうといった感じの代替の電源コードを購入し、もう一度福岡KING BEEに電話を入れると、店長さんが出てくれた。
急いで福岡KING BEEに向かい、忘れ物のオルガンの電源コードを回収。謝意を述べて出発した。
本日は、北九州の黒埼マーカスでライブだ。国道3号を黒埼に向かった。

北九州の黒埼に着いてから、待ち合わせ時間まで少し時間があったので、駅前に車を停めて、少しうろつく。
駅を中心に扇状に広がった都市近郊の街。少し昭和な雰囲気が残ってて、居心地よさそうな街だった。

待ち合わせ時間になりfolk enoughの井上さんと連絡を取ると、既にライブハウス入りしているとの事で、急いでライブハウスに向かった。
黒埼マーカスは黒埼の街の中にあり、ステージも客席も結構広く、なかなか良かった。その日の対バンの皆さんに挨拶をして、リハまで落ち着いてると、APPLE PIPE LILYの人達が差し入れをくれた。folk enoughと僕らで美味しく頂いた。
folk enoughの井上さんは既にお酒を飲み始め準備万端で、リハなのにかなりテンション上げ目、持ち込みのアンプの調子もよさそう。
僕らpapalionのリハ、セッティングは普通じゃないんだけど、スタッフ人達もあくせく頑張ってくれて、心地よく出来るような雰囲気に仕上げてくれた。

リハが終わり、持込販売のツアー限定CDを並べた。隣ではfolk enoughの佐藤さんがデカイPOPとe.g.recordのCD群を並べてて、ツアーバンドなのにpapalionのPOPが無いみすぼらしさが気になったのか、papalionのPOPを作ってくれた。ありがとう!

ライブ前に、近くの有名な鉄鍋餃子屋にfolk enoughのベース夫妻と食べに行った。鉄鍋餃子の発祥のお店?だと聞いたがほんとだろうか?
従業員さんは皆高齢で、お客さんの中にも何十年ぶりに食べに来たっていう高齢のご夫婦がいて、店内も歴史あるべったり感があり。
店外から眺めても、かなり古い建物。もちろん鉄鍋餃子は味があって美味しかった。
>>続く

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papalionJapanTour2007~後書き~4

2008年05月10日 | キャンプでライブツアー'07・後記
>> 2007TOUR~後書き3~の続き

7月15日(日)の朝、東京を出発してから3日目、福岡でのライブ当日。本州山口の下松SAで目覚め、台風一過で久しぶりに太陽の光線を浴びた朝、西へ向かって出発した。

車もほとんどいない早朝の高速を走っていると、時おり虹が出現。ダブルアーチも何度か見かけた。その度「写真、写真。」と急いでカメラを構えたが、もたもたしている間にシャッターチャンスを逃す・・・
空は天気雨、高速移動しているせいか、雨が降ってるエリアがぽつんぽつんと先に見えて、綺麗な高速路だった。

本州と九州を隔てる関門海峡前の壇之浦PAで軽く休憩。関門海峡は、川?と思えるくらいの狭さで、すぐ目の前に九州が見えた。まだ9時くらい、早々に福岡に着きたいので出発。若干雲が厚くなり風も強くなった。台風の残りかすが残っているらしい。

九州に入ると雨が強くなった。途中、PAで朝飯を食べた。九州に入ると周りを飛び交う言葉が違う。東京から西へ西へと来て、その度方言が変わっていったが、九州はまた一味違う。

お昼前には福岡の市街に着いた。ライブハウス入りする予定時刻までは、まだ3時間以上あったので、日帰り湯を探した。
JR博多駅で調べたが、安くて居心地のよさそうな日帰り湯が無かったので、福岡市内をうろうろ走りつつ、携帯サイトで調べ、空港近くに安くて良さそうな場所を見つけ、向かった。博多の森温泉 月の湯。
ライブ前にお風呂にのんびり入ってていいのかとも思ったが、じとじとする体の気持ち悪さを吐き出すには、お風呂が一番。月の湯では、2時過ぎくらいまでのんびりした後、ライブ会場に向かった。

車をライブハウス近くの駐車場に停めて、会場に入ると既にその日のメンツもほとんど揃っていた。
その日のライブイベントを企画してくれたMOTHさんや九州のブッキングでお世話になったe.g.recordのfolk enoughさん、等々に挨拶をしてから楽器を運び入れた。
papalionは2人しかいないけど、荷物は大量にある。ライブハウスの隅っこにデカデカと置かしてもらった。
まだリハ前だったが、folk enoughの井上さんがビール缶を大量に持ち込む。
これがないとライブの感じがしないとの事で、みんなで昼間っから酒盛りが始まった。これが九州!車は朝まで駐車場に置くことにしてたので、おひとつビールを頂いた、ライブ初日からこんな感じでいいのかなぁと思いつつ。

ライブについては、ツアー中のブログで↓
福岡KING BEEでのライブ詳細

ツアーしょっぱなから不思議なバンドばっかりで驚いた。さすがは博多!papalionもそうとう変だとは思うが、負けず劣らず奇抜なバンドの応酬だった。

ライブ後、打ち上げがあり、みんなで近くの飲み屋に行く。
福岡のe.g.recordの皆さん、仲良くて元気があって楽しかった。一体感が素晴らしい!ライブより楽しんでいるんじゃないか?ってくらい。

打ち上げ後、動物園でサンプリング音を収集するという525STOCKTONさんと帰り道が一緒になり、雨が少し降る中ホテルまで歩いて向かった。
>>続く

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