小梅日記

イングリッシュコッカースパニエルの小梅と爺やの日記。倍賞千恵子さんの歌が大好きです。

TC-R6:40年ぶりの復活(8)録音レベルは控えめに!

2023-03-17 16:04:05 | オーディオ

新しいテープに "Keith Jarrett,Gary Peacock,Jack DeJohnette / Still Live"(デッキ横右側)を録音して繰り返し聴いていたらレコード再生時と比べ低音がぼやけている(ボワンボワンして締まりが無い)事に気付いたので調べると録音レベルを高めにしたのが原因かもしれないと気付きました。テープに録音するのは40年振りなのでヒスを抑えるためにレベルを高めに設定(レベルメーターの針がレッドゾーンで振れていた)したのが良く有りませんでした。改めてバルクイレーサーで消去し適正レベルで録音し再生、ほぼレコードと同じ低音が締まった音になり解決です。
それと通して聴くと片面ラストの曲の後にもう片面最初の曲が流れるのでラスト曲のが音が歪んでいることも良く判り(レコード収録時間にも関係)その内いつかやらねばと思っていたカートリッジのオーバーハング調整もする気になり重い腰を上げ老眼鏡をかけノギス片手に作業、歪みが気にならない程度になりました。老眼が進み細かい作業が億劫になり後回しにしがちですが、結局必要な事は最後はやる事になります。

Keith Jarrett,Gary Peacock,Jack DeJohnette / Still Live
Keith Jarrett, piano; Gary Peacock, bass; Jack DeJohnette, drums.
"Klaviersommer 1986", "Philharmonic Hall", Munich, West Germany, July 13, 1986

A1. My Funny Valentine
A2. Autumn Leaves
B1. When I Fall In Love
B2. The Song Is You
C1. Come Rain Or Come Shine
C2. Late Lament
D1. You And The Night And The Music
D2. Someday My Prince Will Come
D3. I Remember Clifford

二枚組90分弱のライブの一気に聴いても飽きることなく最後まで楽しめる一枚です。レコードだとA面とD面しか聴いていなかったので赤字タイトル曲の The Song Is YouLate Lament は最初に一回聴いただけで記憶に残っていない未知の曲でしたが通して聴くと良い曲だと改めて再確認、今まで勿体無い聴き方をしていました。

TC-R6:40年振りの復活(7)寝ても大丈夫!

2023-02-10 07:44:24 | オーディオ
前回、10号リールを入手して "Keith Jarrett,Gary Peacock,Jack DeJohnette / Still Live" (デッキ横上側)を 19cm/秒で録音し再生し楽しんでいましたが巻き戻さなくても楽しめるように裏側にも録音しました。選んだレコードはデッキ横下側の "THE MODERN JAZZ QUARTET / THE LAST CONCERT (Atlantic)" の二枚組ライブです。時々聴いていたレコードで大抵A面を聴くだけでしたが10号リールに録音してからは丸ごと聴くようになり改めてライブの本レコードの良さを再確認、途中で飽きることなく1時間半楽しんでいます。
お気に入りのレコードをソファーに横になって聴いていると自然とウトウトしますが針を上げなければならないので寝るわけにはいきませんけどオープンリールデッキなら大丈夫です。1時間半ぐっすり眠ることが出来ます。(なんのこっちゃ)


TC-R6:40年振りの復活(6)懐具合は寂しくなったけど満足!

2023-01-27 08:00:07 | オーディオ
7号リールテープにお気に入りの曲を録音して楽しんでいると時々異音が聞こえることに気付きました。最初は前の録音が残っていると思い無音状態で録音をして音を消去しましたが完全に消すことができないのでバルクイレーサーを入手し完全に消去しました。再度録音をして再生すると問題無し、反対側も録音して再生すると異音が、音を大きめにし注意深く聞くと逆再生のような音みたいです。インターネットで調べてみると隣のトラックの音を拾っているみたい。テープ不良(ヨタリ)かヘッドのズレか判らないのでデッキを修理してくれたOさんにメールで確認するとヘッドのズレは考えられないのでテープ不良かテープガイドやピンチローラーやキャプスタンの汚れがテープ走行をずらして隣のトラックの音を拾っている可能性が高いとの事。そこでテープ接触面を全て念入りにクリーニング、更に現在発売中の10号リールテープを入手(結構高い)して録音と再生をすると今度は大丈夫、隣のトラックの音はひろいませんでした。本当に手が(お金も)掛かるデッキです。


存在は知っていましたが使うのは初めてのバルクイレーサー

10号リールは片道1時間半録音できるのでチューナーが有ればFM放送をエアチェックするところですが持っていないので、レコードを録音となりますが再生ボタンを押したら最後まで楽しめる内容となるとソースを選ぶのが難しい。レコードなら2枚組に相当するので結構迷います。最初に浮かんだのは "Stevie Wonder / Songs In The Key Of Life" 、内容は文句なしだけどEP分の時間が足りなくて残念ながらダメ、次に "The Beatles" (ホワイトアルバム)、ジャズなら最近良く聴いている "Jutta Hipp At The Hickory House Vol.1 & Vol.2" 、C.Mingus 後期の愛聴盤 "Changes One & Two" と迷った挙句 "Keith Jarrett,Gary Peacock,Jack DeJohnette / Still Live" を音質の良さも有って選択しました。二枚組を聴きながら録音し裏返して再生、隣のトラックの音が聞こえない事を確認して再び裏返し巻き戻し録音状態を確認するために再生、計3時間程聴き続けましたが飽きることは有りませんでした。次は裏面に何を録音するかが問題です。


(念願の10号リールを再生中)

TC-R6:40年振りの復活(5)「 Wynton Kelly 最高!」

2023-01-13 08:01:20 | オーディオ
正月休みは暇さえあればオープンリールデッキと遊んでいましたが、所有の10号リールテープを何とか使えないかとあれこれ試すも結局どれも同じように劣化しているので上手く録音出来ません。気を取り直して前回上手く録音できた7号リールテープを聴こうと思いクリーニングをした後に再生すると何故か音が出ません。再度ヘッドを念入りにクリーニングしても同じ、???でお手上げ状態。再生中のテープを近くで見るとヘッドからずれて走行しているので修理してくれたOさんの資料を読み返すと不具合の殆どはテープ不良が原因とあったのでヘッド以外のテープ接触部もクリーニングすると綿棒が真っ黒、何回か綿棒を変えクリーニングを繰り返した後に再生するとテープがずれることなく再生できました。不良テープを何度も試したので接触部が凄く汚れテープの走行に悪さをしたのが原因、往生際が悪いのが裏目に出ました。

汚れたヘッド、ローラー部をクリーニングして黒くなった綿棒

前回7号テープの片面に録音したのは最近良く聴いている "M.Peyroux / careless love" 、もう片面には収録時間が短く裏表変えるのが面倒くさい45回転二枚組の "Eva Cassidy / Live At Blues Alley" を録音しましたが "KIND OF BLUE" の45回転二枚組高音質盤(デッキ左横)が有ったのを思い出し E.Cassidy 録音面に上書き録音しました。これでジャズの最高傑作をレコードを裏返す事無くCDの様に聴くことが出来ます。巻き戻して再生し久しぶりに両面を通して聴いたら、もう片面も M.Davis を入れたくなり大昔にカセットテープに好きな曲を入れて楽しんでいたように "So What" のライブ3種( with J.Coltrane , with H.Mobley , with G.Coleman)を録音しました。Wynton Kelly はリーダー作を含めても Blackhawk でのライブか有名だけど "MILES DAVIS & JOHN COLTRANE / Final Tour: Copenhagen March 24 1960 の "So What" がベストだと改めて確信しました。


TC-R6:40年ぶり復活しました。(4)

2023-01-02 14:22:37 | オーディオ
前回のオープンリールデッキ復活作戦で所有テープは使用不能と判ったので、状態の良さそうなテープをネットオークションで探し取り合えず7号リールテープを入手しました。ヘッドを念入りにクリーニングしてテープをセット、何が録音されているか確認の為に再生すると無音状態が続きます。ラッキーなことに未使用テープなのかも?最後まで確認する必要も無いので早速録音に取り掛かります。レコードをそのまま録音するのも意味が無いのでメリットを考え、最初は Miles Davis の 'Four' & More と My Funny Valentine の収録曲をを実際に行われたコンサートの曲順に並び替え録音し直す予定でしたがレコード二枚で二時間近くの収録時間になるので7号リールテープには収まらないので断念、結局最近はまっている写真のデッキ横にある "M.Peyroux / careless love" を録音しました。A面を録音中もヘッドホンで状態をモニターし問題が無いのでヘッドをクリーニングしてB面も録音します。今回使用したテープは問題なく最後まで綺麗に録音出来ました、やれやれです。今それを巻き戻してヘッドのクリーニング後に再生しながら、これを書いています。レコードと殆んど変わりない音を聞くと、10号リールではなく7号リールなので見た目は劣りますが、本心から「デッキを修理して良かった」と思いますが「面倒くさい」と思うのも本心です。
先日ネットオークションに "Thelonious Monk In Tokyo" が出ていたので最低価格の二千円なら欲しいと思いチェックしましたが一万五千円を超える落札価格にビックり、「オープンリールテープは人気が有るの?」知らなかったです。



「ヘッドのクリーニングを気にしないで長時間録音できる新しい10号リールテープが欲しいけど何でそんなに高いの?」今の気持ちです。