小梅日記

イングリッシュコッカースパニエルの小梅と爺やの日記。倍賞千恵子さんの歌が大好きです。

BLUE NOTE 私の10枚

2024-10-27 06:41:18 | JAZZ
ブログ「安曇野ジャズファンの雑記帳」にお邪魔して、私もレコードコレクターズを定期購読しているので改めて記事を読み返しました。一位の「OUT TO LUNCH」は正直以外な結果でしたが、選者としての立場もあるので「これは一応入れとかないと」と皆が選んだ結果で一位になった様な気がします。
私が聴き直した印象は、B.Hutcherson 参加で何か新しさを感じさせる演奏なので次作を聴いてみたいと思うけど現実的には無いので不可能、実験的だけどフリージャズほど刺激は無く曲も魅力を感じないので何度も聴きたいと思いませんでした。
選者のリストを読んでいたら、「東芝 BLP1500 SERIES 」の解説に付いていた「BLUE NOTE 私の10枚」を思い出したので自分も選んでみました。

BLUE NOTE 私の10枚



1. PAUL CHAMBERS QUARTET / BASS ON TOP (BLUE NOTE 1569)
私は P.Chambers のアルコではじまる "YESTERDAYS" が好きなのと K.Burrell の guitar も凄く良いので。

2. SONNY CLARK / COOL STRUTTIN' (BLUE NOTE 1588)
"BLUE MINOr" "DEEP NIGHT" は繰り返し聴いた耳タコ曲だけど、いまでも偶に聴きたくなります。どのメンバーのソロも良いけど A.Farmer ソロが何故か一番印象に残ります。

3. CANNONBALL ADDERLEY / SOMETHIN' ELSE (BLUE NOTE 1595)
"AUTUNM LEAVES" の H.Jones は今まで聴いたジャズピアノソロのベスト3に入る程好きです。

4. BUD POWELL / THE SCENE CHANGES (BLUE NOTE 84009)
"CLEOPATRA'S DREAM" も良いけどアルバム全体も聴き応え有ります。

5. DONALD BYRD / FUEGO (BLUE NOTE 84026)
"FUEGO" 一曲で満足するぐらい好きなレコードですが他の曲も良い。このレコードを聴いて D.Pearson が気になり出しました。

6. HORACE PARLAN / US THREE (BLUE NOTE 84037)
説明不要の "Us Three" 、名古屋のバナナレコード本店でキング盤を見つけた時は本当に嬉しかったです。

7. GRANT GREEN / IDOLE MOMENTS (BLUE NOTE 84154)
"Idole Moments" も良いけど 、私 MJQ が好きなので "Django" 収録も大きな魅力のレコードです。

8. DUKE PEARSON / WAHOO (BLUE NOTE 84191)
人気のピアノトリオも良いけど、私の場合は D.Pearson の一枚といったら本盤です。聴きものは勿論 "Wahoo" 、D.Byrd と J.Henderson も参加の三管が決め手だと思います。

9. BOBBY HUTCHERSON / HAPPENINGS (BLUE NOTE 84231)
ピンクのジャケット良し、選曲良し、メンバー良しの三拍子揃って新時代を感じさせる演奏、いま聴いても全く古さを感じないのが凄い。

10. BOOKER ERVIN / THE IN BETWEEN (BLUE NOTE 84283)
以前にカテゴリ「BOOKER ERVIN」で取り上げたレコードなので一言だけ、「B.Ervin ファンでなくても必携の一枚です。」

「東芝 BLP1500 SERIES 」を買い始めてから40年以上経ち、枚数は200枚(ほとんど国内盤です)を超えていますが、今でも繰り返し聴くレコードのベスト10が上記です。

BLUE NOTE には、好きな Miles Davis や John Coltrane 、Thelonious Monk のレコードも有り名盤と言われますが、入手当時は聴いても、後の全盛期演奏を他レーベルのレコードで聴いている為か、仮に針を落としても途中で物足りなくなり、針を上げ後年のレコードに替えてしまうのでベスト10には入れませんでした。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (azumino)
2024-10-27 23:08:12
こんにちは

拙ブログをご紹介いただき、ありがとうございます。

今回のレコード・コレクターズ誌の記事には驚きました。タワーレコードとのコラボだと思いますが、よくぞ特集を組んでくれたものだと、それだけで、書店で入手しました。

小梅さんがご指摘されているように、1位の「Out to Lunch」は、どうして1位になったのか不思議でしたが、なんとなく、ドルフィーに一票という感じで、選者が選んだのかもしれません。

10枚のレコードを挙げていらっしゃいますが、僕も好きなものが多く、こうしてみると、やはり、ブルーノートレーベルの1500番台や4000番台は壮観です。
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1500番代 (小梅の爺や)
2024-10-28 12:11:33
azumino さん コメントありがとうございます。
1500番代の東芝盤は友人の影響で集めだし少し後にジャズ批評の「全ブルーノート・ブック」が初心者には良い参考書(?)になり拍車がかかりました。10枚には漏れましたが 1500 番代の「KENNY DORHAM / 'ROUND ABOUT MIDNIGHT AT THE CAFE BOHEMIA」も大好きな一枚です。
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