小梅日記

イングリッシュコッカースパニエルの小梅と爺やの日記。倍賞千恵子さんの歌が大好きです。

As sideman : Mingus at Antibes (Atlantic)

2022-11-18 08:03:10 | BOOKER ERVIN
B.Ervin がサイドメンとして参加しているレコードは C.Mingus の作品が有名で個人的にも愛聴盤が多く有ります。

Ted Curson, trumpet; Eric Dolphy, alto sax, bass clarinet; Booker Ervin, tenor sax A1-2,C1,D1-2; Bud Powell, piano C1; Charles Mingus, bass, piano A1-2,B1,D1-2, bass C1; Dannie Richmond, drums.
"Juan-les-Pins Jazz Festival", Antibes, France, July 13, 1960

A1. Wednesday Night Prayer Meeting
A2. Cry For Freedom (as Prayer For Passive Resistance)

B1. What Love

C1. I'll Remember April

D1. Ummh! (as Folk Forms I)
D2. Better Git Hit In Your Soul

二枚目は "CHARLES MINGUS PRESENTS CHARLES MINGUS 'CANDID" の演奏メンバーに B.Ervin が加わってのライブ盤( "I'll Remember April" のみ B.Powell がゲスト参加)、本作は「私の CHARLES MINGUS 10選」の次点に入る愛聴盤なのでレコードの紹介はカテゴリー "CHARLES MINGUS" で何時かする予定です。
私が今まで聴いた中で、B.Ervin がサイドメンとして聴き応えの有る最長のソロを吹いているのが本作の A2. Cry For Freedom (as Prayer For Passive Resistance) 、初演は "Pre-Bird (Mercury)" で B.Ervin も参加していますがソロは U.Lateef が演奏しており悔しい思いをしたとおもいます。今回は鬱憤を晴らすかのように渾身のソロ演奏、聴き応えがあります。二枚組の国内盤は内ジャケットが英語の解説のみでしたが、輸入盤は文字のサイズを小さくしてメンバーの写真を配置して有り欲しくなり入手したことを思い出しました。

A-97 ARCHIE SHEPP / ON THIS NIGHT

2022-11-16 07:35:12 | IMPULSE


A)Archie Shepp, tenor sax; David Izenzon, bass; J.C. Moses, drums.
Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, March 9, 1965

B)Archie Shepp, tenor sax, recitation; Bobby Hutcherson, vibes; Barre Phillips, bass; Joe Chambers, drums; Billy Taylor, announcer.
"Newport Jazz Festival", Freebody Park, Newport, RI, July 2, 1965

C)Archie Shepp, tenor sax, piano; Bobby Hutcherson, vibes; Henry Grimes, bass; Rashied Ali, drums A1,B1; J.C. Moses, drums B2; Joe Chambers, drums, tympani B1-2; Ed Blackwell, rhythm logs A1,B2; Christine Spencer, vocal B1.
Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, August 12, 1965

A1. The Mac Man (C)
A2. In A Sentimental Mood (C)
A3. Gingerbread, Gingerbread Boy (B)

B1. On This Night (If That Great Day Would Come) (C)
B2. The Original Mr. Sonny Boy Williamson (C)
B3. The Pickaninny (Picked Clean-No More-Or Can You Back Back Doodlebug) (A)

Impulse 盤を集めだして10年以上過ぎた頃に大分集まったので全体を確認した事があります。いつの間にか A1~A100 まで揃うのに数枚の処まで来ていてビックリ、こうなると100枚全部揃えたくなります。そして最後に入手した一枚が本作でした。ネットオークションで単品チェックをしていても余り見る事が有りませんでしたが大分たって入手、落札価格は低かったので単にモノが出回っていないだけの様です。
最近 A.Shepp をよく聴くなぁと思いながら聴きましたが予想を裏切り面白く聴けた一枚、モノクロの写真をジャケットにしたのも好きです。今回も B.Hutcherson が1曲を除き参加しているのが大きいし A2. In A Sentimental Mood のメロディーを独特なくずし方での演奏は上手いのか下手なのかよく判らないけど不思議な魅力が有り再度レコードをかけたくなります。B面タイトル曲は C.Spencer のボーカル入り、これが A.Shepp の演奏と見事なまでに不釣合いな歌唱だと思うけど、これまた不思議な魅力を感じさせます。個人的にはB面ラスト The Pickaninny のトリオ演奏が一番つまらないけど「この良さが判らなようじゃ、まだまだ修行が足らんね」と言われるかも(済みません)。


予告:A-98 DANNIE RICHMOND'S "IN" CROWD "IN" JAZZ FOR THE CULTURE SET

ジャケットクリックすると大きくなります

小梅のワンワン:やったね!

2022-11-13 10:44:50 | 小梅日記

昨日の朝、新聞を見ていたら「あなたの家に眠っている腕時計を高価買取りします。」の広告。
懐かしいSEIKOのダイバーズウオッチが載っていました、参考買取価格の高いのは50万円で安いのでも10万円とありビックリ。20年以上前にバンドが切れて身に付けなくなった時計を捜して確認すると私のは数字が6306-7001なので15万円の型式でした。だけど傷だらけでバンドも有りませんので価値はグッと下がるでしょう。でも45年前の時計ですよ、凄く有りません?
この時計は沖縄に居たころ国際通りに在った時計店で二万円で買ったはいいけど、ウレタンのバンドが数年でダメになり腕に付けていた約20年間で交換したバンド代のが遥かに高くついています。値打ちが有ると判ったので再び身に付けようと懐かしいバンドをインターネットで注文しました。


小梅:「お宝が在って良かったね!」(小梅が居たら喜んでくれたでしょう)

今朝、小梅が夢に登場しました。朝目覚めると(夢の中で)婆やと小梅はもう起きて寝室にはいません、暫くすると小梅が階段を上がってくる音がして爺やを起こしに来ました。「小梅、おはよう」と言ったところで目が覚めました。元気だった頃の小梅に会えただけで嬉しい爺やです。

As sideman : MINGUS MINGUS MINGUS MINGUS MINGUS (Impulse)

2022-11-11 07:26:10 | BOOKER ERVIN
B.Ervin がサイドメンとして参加しているレコードは C.Mingus の作品が有名で個人的にも愛聴盤が多く有ります。
Jazz Portraits: Mingus in Wonderland (United Artists, 1959)
Mingus Ah Um (Columbia, 1959)
Mingus Dynasty (Columbia, 1959)
Blues & Roots (Atlantic, 1959)

Mingus (Candid, 1960)
Pre-Bird (Mercury,1960)(11/17 追記)
Mingus at Antibes (Atlantic, 1960 [1976])
Reincarnation of a Lovebird (Candid, 1960)
Oh Yeah (Atlantic, 1961)
Tonight at Noon (Atlantic, 1957-61 [1965])
Mingus Mingus Mingus Mingus Mingus (Impulse!, 1963)
全部で1011枚有り、青字タイトルは Mingus ファンで無くても文句なしの傑作、赤字タイトルは B.Ervin ファンにお薦め極めつけの一曲収録レコードです。


一枚目は以前に紹介済みの "MINGUS MINGUS MINGUS MINGUS MINGUS (Impulse)" 。本作収録A面1曲目の " II B.S." は "The Clown" 収録の "Haitian Fight Song" とタイトル違いで同じ曲、今回の総勢11人の豪華メンバーによる演奏は迫力満点で聴き応え十分、ホーン陣唯一の B.Ervin のソロも絶品です。そして J.Byard のピアノソロがこれまた絶品と文句無しですが "The Clown" 収録曲と比べて演奏時間が短いのが唯一残念なところです。






A-96 THE PEE WEE RUSELL QUARTET / ASK ME NOW!

2022-11-09 07:23:10 | IMPULSE


Marshall Brown, valve trombone, bass trumpet; Pee Wee Russell, clarinet; Russell George, bass; Ronnie Bedford, drums.
NYC, April 9 and 10, 1963

A1. Turnaround
A2. How About Me
A3. Ask Me Now!
A4. Some Other Blues
A5. I'd Climb The Highest Mountain

B1. Licorice Stick
B2. Prelude To A Kiss
B3. Baby You Can Count On Me
B4. Hackensack
B5. Angel Eyes
B6. Calypso Walk
赤字タイトルはお薦め曲

私が所有している P.W.Russel のレコードは Impulse 盤を覗くと "Sound Of Jazz (Columbia)" と "Miles & Monk At Newport Columbia)" の二枚、Newport の一枚は Miles Quintet のA面より Monk Quartet に彼がゲスト参加したB面を良く聴きます。古いスタイルなのに飄々とした演奏が T.Monk のピアノと不思議と合い味わいがあります。
P.W.Russel は録音当時57歳、ジャケットの写真も既に好々爺だけど気持ちは若く(?)本作は2管のピアノレスカルテット編成で "Onett Coleman Turnaround" も取り上げている意欲作、過激さは無く寛いで聴くことが出来る演奏、安心して身を委ねて下さい。T.Monk の "Ask Me Now!" と "Hackensack" や人気曲 "Angel Eyes" も演奏しているので聴き易い一枚です。私は "Licorice Stick" "Hackensack" がお気に入りなのでB面から良く聴いています。

予告:A-97 ARCHIE SHEPP / ON THIS NIGHT

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