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フードテック?なにそれおいしいの?

2024-07-06 | Yahoo!リアルタイム検索アプリで調査

本日は、私たちの食の未来について考えていきましょう。
食料安全保障とは、食料は人間の生命の維持に欠くことができないものであるだけでなく、健康で充実した生活の基礎として重要なものです。
近年の温暖化による気象変動が引き起こす凶作や国際紛争による食糧難、そして約25年後には世界の総人口が100億人近くになると予測されています。肥料飼料や電力の供給など資源エネルギーの確保などもまた国際情勢に左右されます。
われわれの食糧をまかなうのに今手を打つしかありません。
世界の市場規模が数年後には700兆円を超えると言われるフードテック市場。
未来のテクノロジーを本気で投入したら困難な諸懸案も鮮やかに解決し、日々の日常風景も一変させてしまうかもしれません。

そんなバラ色の未来が、果たして実現するのだろうかという一抹の不安を残しつつ
ついさっき、巷で話題の映画「ソイレント・グリーン」を見終えました。
今春から全国の劇場でデジタル・リマスター版がリバイバル上映されているのですよね。

50年も前に描かれたこの予言的な作品は、人口爆発、異常気象、食糧難、資源枯渇、生態系崩壊、貧困など、21世紀の世界の問題を描いています。舞台はニューヨークで、人々は超格差社会で生きながら、政府から配給される「ソイレント」という栄養食品を待つ日々を送っています。新製品「ソイレント・グリーン」の発表直後に幹部が殺害され、刑事ソーンが事件の捜査を開始するというストーリーです。

(感想)昔は肉もイチゴもあったんだ…昔はな!なんてセリフが冗談のようには思えない!
悪夢のような人垣の絨毯を踏み歩いて荒廃した街を行く、
うーん、ディストピア、してますねぇ…

というわけで今回のテーマは未来の食卓はどのように変わっていくのか?題して
「フードテック?なにそれおいしいの?」(副題:コンブ 未来の食材だ)
です。
毎度のごとくYahooリアルタイム検索アプリを活用して、食の未来に関する10個のキーワードを独自にピックアップしてつぶやき数の推移を調査したものであります。

さっそく調査項目を発表していきましょう!


何やらお堅い抽象的なキーワードが並んでいますが切り口がこれしかなくてありきたりなリサーチになってしまいました。
最初は糖質Ø麺とか身近な食材をとりあげてみようかとも思ったのですがそれだと検索ボリュームが足りなくて取れ高が期待できなかったため
泣く泣く選考外とさせていただきました。
でもお蔵入りにしてしまうのはもったいないのでここでちょっと脱線してその一部をここでご開陳しましょう!

(あくまでおまけです)
【今回選考外となった注目の産品列挙】

・えんどう豆使ったヨーグルト
・糖質0麺
・罪なきからあげ
・ウニのような 豆腐
・お米の代わりに食べるカリフラワー
・完全メシ
・ソイジャーキー
・ギャバトマト
・アサヒ スタイルバランス

ちょっと横道に逸れましたが、ご興味のある方は各自検索して深掘りしていってください。
それではさっきの画像の続き、肝心のつぶやき数調査結果の発表です。
画像ドン!


集計結果:
調査期間:2024年6月19日-2024年6月30日(11日間くらい)

1.ウナギ 完全養殖           43
2.昆虫食                999+
3.培養肉                159
4.3Dフードプリンター          2
5.野菜工場               35
6.陸上養殖               181
7.プラントベース            467
8.キャベンディッシュ種 絶滅      0
9.ゲノム編集 食品           67
10.エレキソルト              43


やっぱり一時悪評で世間を席巻したコオロギ…じゃなくて昆虫食が+999オーバーでぶっちぎりのトップでしたね。
その他数字もバラつきがありましたが、個別のミニ解説を以下に添えておきます。

【フードテック:注目ワード:ひとこと解説】

ウナギ 完全養殖▶卵を孵化させて稚魚のシラスウナギにする取り組みで、一定の生産が可能になったとして「商業化の道筋が見えてきた」と評価
昆虫食▶昆虫食は、ハチの幼虫やイナゴなどの昆虫を食べることを指す。環境負荷が少なく先史時代からみられる貴重なたんぱく源
培養肉▶動物の細胞を体外で組織培養することによって得られた人工肉。霜降り肉も作れる?
3Dフードプリンター▶素材をペースト状にして、押し出しながら積層していく方式の3Dプリンター。介護食分野に期待
野菜工場▶LEDなどの人工的な光や天候に左右されない環境下で安定的に管理の行き届いた栽培ができる
陸上養殖▶海面養殖のように餌の食べかすが海を汚染することもなく、寄生虫やウイルスのリスクも避けられる
プラントベース▶動物由来の原材料を使用せず、植物由来の原材料で作られた食品でヴィーガンなどの食文化の観点から注目されている
キャベンディッシュ種 絶滅▶バナナは三倍体の植物であり挿し木をして株分けして増やす植物であるため伝染病に弱い
ゲノム編集 食品▶遺伝子を切ったあとの修復を利用して性質を変える。もとの遺伝子とは異なる外来遺伝子は残らないことが原則。表示義務なしが現状
エレキソルト▶キリン、微弱な電気の力でうま味や塩味を引き出すスプーン「エレキソルト」発売

個人的にはエレキソルトが気になります。
フードそのものというより味覚の制御や味気のない制限食をいかにおいしく食べられるか?といった人間の側から見た視点も食のトピックには欠かせないものです。
しかし味そのものをテクノロジーを使って変えてしまおうというのは即物的な極みですね。
あとは「食事は効率が悪い」と言って “完全食だけ生活”(プロテインなどの栄養摂取ドリンク)を6年続ける男性などの話題も衝撃でした。
技術まわりの世界では
5年後には「日本製冷蔵庫」が世界を席捲?…「冷やすメカニズム」を根底から変える「磁気冷凍」の凄い技術、なんていうニュースも。
☆冷媒ガス不要(フロンを使わない)、コンプレッサー不要(騒音もない)
なんでも水素も液化できるそうで電気冷蔵庫200年の歴史への挑戦!と謳ってあるくらいだから革命的な新技術らしいです。
このブログでも食の話題に事欠かないですけれど、技術という視点で見てみるとこんなにスケールの大きい食談義ができるというものですね。

というわけで今週末はそうめんでも食べて体をスッキリさせてこれから来る夏の暑さを乗り切りたいです。
それでは[Yahoo!リアルタイム検索アプリで調査]カテゴリでまた会いましょう。
次回はどんな話題が来るのかな?お楽しみに。


 

 





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