オーディナリー風情のみなさん、こんにちは!
ハロウィンも無事終わりましたね。
昨夜は仕事帰りにマリオとかミニオンとか白雪姫とかとすれ違ってなかなか賑やかでしたよ。
でもこうやって鮮度の落ちた記事をいつまでも更新しないでいることを
「旬切れポスト」
と言うのだそうです。
なかなか便利な接頭辞をまた一つ学びました。
というわけで
11月1日以降になってタイムリーさを失ってむしろ鮮度落ちで恥ずかしい最新記事になってしまうのを回避するために
にわか作りで新記事を投入したいと思います。
前からせっせと集めていた新鮮な接頭辞使いのイマドキのことばを選りすぐってみなさんにお届けしたいと思います。
なにかちょいとフックのある、それでいて世相やね~とあるあるしつつもエスプリの利いた言葉遊びを堪能できるセレクションとなっております。
本当ならばカテゴリ「接頭語・接尾語の変換」でどっしり腰を据えて解説したかったのですが急遽の思い付き企画なので
弾数重視でとりあえず列挙していきたいと思います。
接頭語と言えば当ブログでは[Ø]キーなのですが文法的・操作的な詳しい解説についてはまた後日ということで今しばらくお待ちください。
雑に5カテゴリくらいに分けて分類してみたのですが厳密な分類ではないのでそこのところご容赦願います。
カテゴリは「にほんごトピック」のほうに分類しておきました。
ちなみに今夜の金曜ロードショーは「ゴジラ-1.0」だそうです。
いまひとたびあなたのお時間をください。3分で読み終わります。
それでは
「新鮮な接頭辞使いのモダン語を集めてみました」
ご覧ください。↓↓↓
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【使いどころがかなり限定されている、むしろこれにしか使わないという接頭辞のグループ】
やけくそホイッスル/やけくそ暗殺者のパスタ
負けヒロイン
地下アイドル
こけらおとし公演
電池食いアプリ
嫌われ松子
さしみこんにゃく
喫ミーティ
ひろしごはん
猫足バスタブ
文化包丁
豆腐ぢくわ
おそとカレー
【トレンドも気になる、検索してみるのも面白そうな接頭辞のグループ】
ビジネス子煩悩
デジタル土方
モブ絵描き
やみつき蒸し茄子/病みつき餃子
訳ありムーンライト
サイレント値上げ
不揃いバウム
がっかり観光地
残念ラブコメ
クセ強例文
シン・夏目漱石
ゲリラ訪問
エクストリームちくちく言葉
病み気配り
詫び狂気
どでかポメラニアン
フェイクアフリカのことわざ
スマート・ヤンキー・トリック
人情おでん店
日の丸治療薬
門前薬局
ジェネリック蒙古タンメン
フライングお披露目
全私がたすかった
誤ふぁぼ
マイ雑巾
チーム悪い子
弾丸富士登山
主力菓子
お手製斧
お手盛りルール
エアお布施
ハイスぺ彼氏
時差投稿
自主凍結
お泊まり愛/お泊まり配信
ナイスセレンディピティ/ナイス判断
イマドキスタンス
ご自愛砲/ご自愛タイム/ご自愛ボイス/ご自愛オーラ
胸糞エンド/胸糞映画
クソダサBGM/クソダサ装備
ハンディミシン/ハンディチーク/ハンディモップ
やらかし国家
ご都合設定
超高速ヨシヨシ
脳内ループ/脳内補正
セカンドスマホ
サイン入りポラ
胸キュン映画/胸キュン企画
乱脈融資/乱脈ポスター
ミラクル誤変換/ミラクル体調不良
【ソリッド名詞っぽいのに接頭辞・あるいは味わい深い単文字の接頭辞】
会社パソコン
女の子投げ
大名フランス旅行
姿ヤリイカ
寒ブロッコリー
正セッター
黄トプバ
地頭/地アジ
実写ワンピース
ドル箱路線
大人喘息
スポーツようかん
フルーツ青汁
老ナルキソス
稚ダイ
見稽古
自Mac
御アクセス
良ビデオ/良ED
終電/終バス/終トラム
軟着陸
寝タブ
長逗留
提灯ツイ
王道アッパーチューン/王道街中華
【まだ浸透していないが、これからの動向に注目していきたい接頭辞】
第一読み解きで
期待ぼめ
泥フィギュア
修羅ウマ
【語法や活用や副詞的文法的に面白そうなもの】
利きどん兵衛
積みプラモ
隠れバフェット銘柄
押しかけ宴会
もらいメモリリーク
忌み言葉/忌みスパチャ
都度課金
そっちサイド/そっち調べ
最寄り駅/最寄り労基
思い出メシ
ゆる求めです/ゆるレビュー
腐れ相場
なんちゃってラグビー
ちょいクサ/ちょい荒れ/ちょい見せ
おいくら万円/おいくら億円
リアルお客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか
追いパクチー
【ありふれた漢語だが手堅く生産性のある接頭辞】
訂正LINE
強制給餌
天覧競馬
お召しヘリ
目玉人事
御用インフルエンサー
迷惑配信者
指定難病
打倒睡魔
公認ライバー
協賛ブース
超雄(ちょうおす)と呼ばれるトラフグ
1日1テヒョン
「マダム・イン・ニューヨーク」っていうインド映画があります。
つい先ごろ何の気なしにSNS検索したらいつの間にかamazonプライムで配信復活してたのですね。
この映画、いい映画なんですよ。
しれっと復活しているのを知って、迷わず2回目の視聴を週末に楽しんでみました。
ストーリーは
英語ができず苦悩する主婦が一念発起して英会話学校に通い、コンプレックスを克服し生きがいを見いだしていく女性賛歌。
という感じなのですが2回目見てみると学びを通じて自己を獲得していく事(アントレプレナーなんだね。素晴らしい!)や
ニューヨークに住む姪っ子が主人公を励まし続けて寄り添う姿(「Judgmental」=ジャッジメンタルという言葉の意味を教えてもらう)
など英単語に対しての噛み砕いたエピソードなどは、言語やことばに注目しているP突堤2の管理人ぴとてつとしても味わい深かったですね。
ストーリーに触れるのは最低限これくらいにしてまずは推しポイントを箇条書きで列挙していくというスタイルでもって
これから見る人への材料になれればいいかと思います。
◆◆◆映画「マダム・イン・ニューヨーク」の推しポイント◆◆◆
・2024年日本公開のインド映画が14本となり、過去最高に。インド映画盛り上がっているね。
・東京外国語大学の無料上映プログラムTUFS Cinemaや塚口サンサン劇場、新潟の市民映画館シネ・ウインドなどリバイバル上映もちらほら
・prime video、U-NEXT、Huluなどで配信している(復活配信は高評価の証)
・語学レッスン受講経験や留学就労経験のある人のレビューの熱量が高い
・自信を与えてくれるストーリーやこれから新しいことを始めようと思っている人におすすめ
・ぴとてつ2度目の鑑賞(自分が複数回視聴するというのは滅多にないですよ)
・当ブログ過去記事でも採り上げている
細工は流々、言葉を題材にしたエンターテイメント作品[第2弾] - P突堤2
・幸せになるためのイタリア語講座を観たことのある古参の映画ファンにもおすすめ
・セクシー田中さんの作中でセリフが引用されるほどにストーリーに絡んでいる
・虎に翼に重なる部分が多々あるという人も多い
・出川イングリッシュが実は高度なコミュニケーション能力の産物だということに気づける人は語学アンテナが高い
・伊能忠敬が50歳でふたまわりも年下の天文学者に弟子入りして地図作りを始めたという逸話に感心した人は
この映画のもつ女性の学びのストーリーについて知っておいても損はない
・名言率高めなので実際に見て確かめてみて
…どうです?箇条書きのほうが初見の方には響くんじゃないかな?
私は読解力が鈍いほうだと自認しているので気に入った映画を観た後でネットやブログのレビューや感想を見に行くのですけれど
なんだか答え合わせをしているみたいでやはり自分としてもそういった鑑賞スタイルにちょっとした気恥ずかしさも悩まし気ながら感じています。
それはそれでいいとして、
このブログの読者の方にしてみればちょっとマイナーな映画の慣れないレビューをするのに駄文をぶん投げていって観る前から判ったような気にさせても申し訳ないので
鑑賞スタイルの改善策として、この記事のように実験的に
ストーリーに対する審美について初回では深く立ち入ることのないようなスタイル、プロモーションと称して
視聴人属環境や外堀の"きっかけ情報"だけをすくい上げて、視聴前の「期待感」をまず盛り上げてから万全に視聴に臨もうではないか?
という試みを企図して構成を変えてみました。まるで大相撲の仕切りのように立ち合いまで徐々に盛り上げていくのもなかなか乙なものだと思いますよ。
AIチャットで訊くときもなにかうまい訊き方がないかどうか、今後も試行錯誤していきたいなと思います。
インド映画はそれほど見てはいませんが、入り口として穏やかな語り口のこの映画は初見の方にもおすすめです。
とても前向きになれる映画。
気になる方はマイリストやウォッチリストに入れてみてくださいね。
諜報はインテリジェンス。
ネット民のみんなも、ゾルゲられないようにしよう。
なんだか↓これと共通性があるかも。
カニンガムの法則:
「インターネット上で正しい答えを得る最良の方法は質問することではなく、間違った答えを書くことである」という法則である
おBingさんのAIに訊いてみた。
母ちゃんがゲーム機を何でも「ファミコン」と呼んでしまって苦笑したり、ペンネやリングイネやフジッリもひっくるめて「パスタ」とひとまとめにしたりなど、識者から見ると容認できないような範疇の包括化をおこなっている例をもっと教えてください。
→(AIに聞いても大した答えは得られない)
というわけで例が得られなかったので自力で集めた"包括例"をかいつまんでみようかと思います。
「ベイクドモチョチョ」という便利な言葉があるんですね。
主に小麦粉からなる生地に餡を入れ、円筒形のくぼみの金属製焼き型で焼成した和菓子。一般には
今川焼、大判焼き、回転焼き、御座候などのさまざまな呼称があり郷土愛からかこの言い方しか認めんぞ、という見えない圧の緊張状態をはらんだ様相を呈しておりもするのですが、
そこへ颯爽と現れた「ベイクドモチョチョ」のパンチの利いた包括感。ネットの懐の深さというのを感じさせてくれるユニークな提案だと思います。
まあこれくらいなら笑って許せる戯れに過ぎないのかもしれませんが、センシティブな世の中、このご時世、いろいろと引っかかりもあったりする無思慮な差分の均し(ならし)もあったりします。
例えば
「私なんてファンデーションのノリが超絶悪いマンだから…」
ルフィ「野郎共!!出航だぁー!!」(女性も野郎のくくりに入れられている)
原題はThe League of Evil Exes(女性含む)なのに「邪悪な元カレ軍団」
…みたいな性差に起因するようなセンシティブ案件もいくつか見かけます。
あとは
卵サラダ・明太子スパゲッティサラダ・カニサラダ軍艦・プリッツサラダ味、サラダ要素ないのにサラダ名乗るんだな…の例や
肉・魚を食べないベジタリアンとより制約の厳しい乳製品、卵、蜂蜜も食べないヴィーガンを一緒くたにして「ベジタリアン」と雑にくくってしまうのも自重したいところです。
塹壕と空堀(からぼり)の区別もミリタリーマニアの方からすると機嫌を損ねてしまうトピックかもしれません。
すこしオタクな話になりますが
いにしえのアニソンの名曲「venus say...」(ふたつのスピカ)とその並行ver.の「鯨」も歌詞や尺が違うだけで実質同一曲です。私は「鯨」派で通しています。
などなど探してみましたがこれくらいしか挙げられませんでした。探せばもっと見つかるかも…有志の方がいらっしゃったらやってみて!
今回は矛盾要素を含んでいるカテゴリに対してアプローチしてみようかと試行錯誤しましたが、ちょっと詰めが甘かったかな?
[粒が揃っている項目の対立]の包括に対しては寛容に受け止められるムードを感じますが
[相容れない項目の対立]の包括はなかなか勇気がいるもので手出しがしにくいなという手ごたえもうかがわれます。
大体の傾向ですがなんとなくこなしかたの注意点というのは見えてきたなという感じです。
しかし話の流れ的にスムーズにフローしたい場合などにはうっかり口にすると思わぬ落とし穴にはまってしまうこともあるでしょう。
前提が共有できていなくても話の比喩として、グリップとして用いることは許容されえないのか?いかなる包括化も許されないのか?
何も持論を展開していくためなどではなく、比喩のポインタとして、指示対象の足場として運用する意図として使いたいのに・・・
そんな時便利な言葉が
「これは『トンボ玉包摂』だから!」(万事解決)
こんなのはどうでしょうか?
私は何も言い訳でこのフレーズを提案したというのではなく、これからも幾度と繰り返されるであろう、不毛な厳格性の確認作業を端的な言葉で角が立たないように収めて
言葉の形態ではなく、発言者自身の立場表明をまず相手に伝えて、至らぬ自分ながらも前に進むためにぼんやりとした補助線を書くためにお口汚しをさせてもらったんだよ、
敵意や悪意はないよ、というメッセージを発信するということです。
いわば言葉のハックというのではなくて、立場/境遇のハックだということなんです。
要素を単にひとくくりするというニュアンスの「包括」という言葉を使わずに理解やバッファのある「包摂」という言葉を選んだのもそのためです。
実はこの記事を書く時の最初の定義では、
[相容れない項目の対立]の包括に絞って援用的にこれを使おう、と目論んでいたのですが
ベイクドモチョチョみたいな平和的な包括もちょっときわどい包括のほうも、一つの皿にのっけて「トンボ玉包摂」のキーワードで対人場面でやわらげて使っていこうということで
鵺(ぬえ)のようなふわっとした定義に到達いたしました。
これなら言葉足らずでも二の矢三の矢で「母ちゃんがゲーム機をファミコン呼ばわりする」とかいろいろな緩衝材料が援用できますし
こうやって思考のプロセス自体を包括していけばいいじゃないか、経験すべてを糧とする、「全機現」の発想でいこう、すべての要素を活かしつつ統合していこう
という義と為のはざまからさまざまに思いを巡らせ膨らましていった結果です。
答えは見えないですが、ちょっとした場面でこの言葉が役に立てばいいな…と思っています。
というわけで
Xをこれからもtwitterと呼び続ける
――時間軸の差異すら包摂させる、「トンボ玉運用」も、もちろんアリとします。
さっき海外の反応系ブログをのぞいていたらちょっと面白い動画ニュースが目に入ってきたので皆さんにご紹介したいと思います。
動画ニュースはこの記事の最後に貼り付けておきます。
せっかくついでだもんで、今回は外国語がらみの小ネタをちょいちょいトッピングしてお届けいたしますので前振り的にそちらも楽しんでいってください。
小難しいリクツ的な話ではなくて、私たちの生活になじむような身近な話題に沿って蒐集したものなので
シェフの気まぐれコースみたいにちゃっちゃと盛り付けていこうかと思います。(ほぼコピペみたいなものですが…^^;)
それではお楽しみください↓
▶面白いツイート引用
僕は外国人が生み出す謎日本語が大好きで集めてるのですが
— はしし (@hashishi_) September 13, 2018
・気持ち良くないので今日は休む
・ハピバスデ!加齢を楽しんで
・なるほど!一本失いました
・頼んでもないチャンス嬉しいです
・とてもじゃないが楽しい
・分かった途端に教えて
に今日
・とても適当な服ですね!←褒めてる
が加わりました
(コメント):
謎日本語私も好きです。味わいがあっていいですよね~。
あとGoogle翻訳とかの誤翻訳で「ご飯が進む」→「Rice goes on.」みたいな誤変換も読んでてクスッとします。
▶日常での気づき:駅の案内板での多言語表記について
(コメント):
以前に駅で見かけた案内表示です。日本語でルビが振ってある。
4ヶ国語とかいろいろ多すぎて日本語で読めるタイミングがわずかしかめぐってこない!日本語と英語だけにしろ!
って怒っている方も多いみたいですが
この方式なら外国語を表示している間でも日本語を読む余地が残されているのでナイスアイデアだと思いますね。
▶ジャパングリッシュという新しい言語現象:キメラなのかフュージョンなのか?
(コメント):
Konnichiwassup=「こんにちは」+「Wtha’s up」(Wassupとスラング的に発音する)
みたいなちゃんぽんMIXされた面白言語、和製英語とはまた違った親しみやすさがあって
向こうの人たちは割とフランクな感じで日本語を取り入れているのが興味深いですね。
最後に今回一番気になったニュースはこちらです↓
新たな翻訳対応ディスプレー 西武鉄道 インバウンド狙い実証実験開始(2023年7月5日)
(コメント):
わぁ、なんか近未来的でカッコいい!
12ヶ国語に対応できるなんてすごいぞ。
駅の人員も限られてくるからこういったテクノロジーは本当に役に立ちそうですね。
もっと普及していってほしい!
以上で今回のチョイ記事でした。youtubeのコメント欄を読むのも面白いですよ。
よければ「にほんごトピック」カテゴリの過去記事もみていってください!
それでは、また。