・外人さんが自らを自虐的に「ガイジンデース」っていうような例
・それに対するカウンターで「拙者、ナイチャーでごめんねー」という切り返しは可能か
・オネェの人が「オカマ」自虐ギャグ 世代によって評価が違う
・メリトクラシーの対極にある人が自らを「オトリー」と呼んでエンパワメント発奮することは可能か
・「無敵の人」は現状最強であるがその対極にあるもっとも四面楚歌で困難な人もまさに潜在的「無敵の人」である位相のねじれ
・従来の自虐は額面通りのへりくだりの自虐であったが、ポスト自虐は「子持ち様」のように対象を慇懃に神聖視していて攻撃性が強い
・オタクには自らを豚と呼んで歓喜するカルチャーがある。それを呼び水にするアーティストもいる
・日本のヴィジュアル系ロックバンド、マイナス人生オーケストラのライブのアンコールでは「サービス残業!」のコールが響き渡る
・「自虐なんかしてるんじゃない。自虐をするっていうのは誰かをバカにしてる気持ちがあるからこそ、そういう気持ちが生まれてくるんだ」
武田砂鉄 フォーリンラブ・バービーインタビューより
・ひろゆきが乙武さんをイジっても許される理由。すごい信頼関係だ
・翔んで埼玉 はなわの「佐賀県」 銚子電鉄「まずい棒」 枚方市「マイカタちゃいます、枚方です。」
・杉下右京さん-ついつい自虐的な発言をしてしまう-「僕の悪い癖」
・ゆる言語学ラジオでおなじみの堀元見さんが、インターネット芸人を自称している
・自虐で笑いを取っても、人に言われると驚くほど傷つく
・「自虐 逆手に」で検索するといろいろ面白い事例が出てくる
・論文「自虐広告に含まれる劣位属性の効果.pdf」(峠・池澤・田邉・尾形・岡田)関西大学
・美輪明宏の「ヨイトマケの唄」は決して自虐ではない。母親賛歌である
・日本をIT小作人と呼ぶのも決して自虐で済まされない。現在進行形で直面する、由々しき問題だ
・「うんこ漢字ドリル」は自虐というより逸脱のカジュアル化か?小学生マーケットリサーチが周到だったという事か
・「自己肯定感」という言葉をもう一度噛みしめてみるいい機会かもしれない
・守りたい!「自虐を装ったノロケ」という文化
[推奨BGM]:Take Your Way - livetune adding Fukase(from SEKAI NO OWARI)
・ビューカードで新幹線のチケット予約をする方法を指南できる
・ジブリ美術館の予約方法を指南できる
・Googleスプレッドシートを使った情報管理術を指南できる
・囲碁将棋やカードゲームの相手になってあげられる
・磯釣りの始め方、道具の揃え方、おすすめのスポット、魚のさばき方を指南して同行までしてあげられる
・神社仏閣のお守りやお札を代わりに買いに行ってあげられる(無報酬で)
・米不足をいち早く知る、今度の金曜ロードショーでとなりのトトロをやるなど、身近な生活情報のアンテナをもっている
・博識で雑学に富み、話術を駆使して客をもてなす、江戸時代から続く伝統的な接待の形態で現代の水商売にもそういった幇間(たいこもち)の伝統を蘇らせて、客の話に調子を合わせたり、楽しませたりする役割を担うことができる
・全国のご当地銘菓を知っている
・「玉掛け技能講習」や「登録販売士」「ニュース時事能力検定」などのようなマイナーだけど役に立つ資格についてアドバイスできる
・英検2級のデジタル化された手続き・オンライン面接について、初心者でもわかりやすく説明できる
・地域の宅配ピザやネットスーパーの配送エリアに入っているかを判定できる、またはチラシやWebサイトにアクセスできる
・プラチナチケットの予約システムに通じ、相手宅訪問してお手伝いができる
・ユニクロの「ラウンドミニショルダーバッグ」やカルディの「旨辛ニラだれ」はみんなにおススメしたい
・南極砕氷艦「しらせ」が清水港や、呉基地、横須賀基地にいついつ来るよー、っていうタイムリーな港湾寄港情報をもっている
・お酒の席でタブーとされる「3S」、政治、宗教、スポーツの話題をとことん話し相手になってあげられる
・バラエティ番組をテレビ録画したときの気になる一場面のBGMのタイトル名やアーティスト名を調べてあげる
・世代ギャップ話題にもついていける、または情報ソースがある
・ネット検索のトラップに嵌らない有益な地域情報を提供できる(悪徳水道修理業者等)
・郵便料金、グラム別規格別の料金表を諳んじている。民間の運送会社の料金体系や手続きにも明るい
・「きょうは何の日」「イベントカレンダー」がスラスラ言える
・話題の相鉄・東急「新横浜線」開業路線をさっそく利用してみたいがその口実がない。なにかおすすめのレジャー施設・文化施設はないか教えて
・ネット検索やChatGPTにも負けない、「床屋談義・あやふや口頭検索」にも応答できる
今はデジタル時代だからやれることはたっぷりある。
全国のニート諸君に生産的な話題を提供したい!
御用聞きとはどういう意味ですか?:
① 得意先を回って注文を聞いたり、その用を足したりすること。 また、その人。
② 江戸時代の目明(めあか)しの俗称。
8月27日は男はつらいよの日です。
寅さんとみつおの心の交流から生まれる名セリフは必見!
日本の思考風土の中には、鎖国の時代、幕末混乱期、西田幾多郎の時代から「西洋vs東洋」といったテーゼを繰り返し繰り返し古くから現代まで問い続けていきましたが、ほかの諸外国、米国や中国については古来からのこういった問いというもので思索する文化が育まれてきているといった話は聞いたことがありません。
外国には、そういった問いというのは果たしてあったのでしょうか?
最近でこそ、日本文化ブームの波で世界は日本に対する問いを相次いで立ててきているといった時流がありますがロングスパンで自国と他国、あるいは自国と世界といったフレームでものを見ている他国の事例を知りたいです。
この例について、アメリカの立ち位置は特殊です。
なにせ80年前戦争をした国ですから相手にとっては憎き敵国ですから動機や文脈は峻厳なものになってしまいますがそういった意味ではシビアに日本というものを研究して問題点を看破したものであろうと察します。
その時の情勢の応時性もあるので、やはりその時点においての一定の結論を出したものだと思いますが、その時点での日本をどこまで見切っていたのか
どう看破したのか、日本の限界は見えていたのか?
そのへんが気になります。
シンガポールやイランなどの国は割と古くから日本に注目してカルチャーを入り口に価値観や社会観にも影響を及ぼしていると聞いたことがあります。
最新の動向は詳しくはわかりませんが思考フレームの軸が
東洋⇔西洋 っていう軸から
日本⇔世界 っていう風に微妙に変化しているなと感じます。
あるいは私が浅学なだけで、個々の国と別の国との歴史的背景や地政学の個別条件いうものも当然あることでしょう。
このテーゼは対立はしているが両価値観を併存して持っていると多くの日本人は自認しています。
外国勢の方々は軸足を自陣営に置いて、対岸の日本の要素をうかがい知る、または極端な神聖視、いいところだけ吸収
…などのように元アイデンティティを毀損しない形態で日本文化を受容しているようですが
日本側の人の受容の仕方は両方とも等価で単純に思考フレームの種類が2倍に増えたという選択性を実際にもっているのが大きな特徴であると思います。
実際に取り入れて、選ぶことが可能である、言うは簡単ですが諸外国にとっては日本式をそのまま取り入れるというのには少なからず抵抗がある、と言ったところでしょうか。
「日本人は、未来を生きているよ…」という驚嘆の言葉を聞いたことはありますが
「○○人は、未来を生きているよ」という他の国の言い回しがミーム化してもあまり流行らないだろうと思います。
あるいは、今だ謎のベールに包まれた理解を拒む不可侵の領域といったものが仮にあるとでもいうのでしょうか?
他の国の人々には日本文化の核心に至ることはないだろう、と能天気に楽観視しているのは世界のイナカモノ国家の日本人だけかもしれないですよ。
もう世界の人々は日本の事細かな文化のエッセンスをほぼ完ぺきに理解しているんじゃないでしょうか。十分と言えるほど。
年寄りの愚痴みたいで醜悪なことを承知で言いますが、最近の日本人は外国知識をカタログ的知識、wikipedia的知識、tiktok的知識、ネットあるある的知識、
…ようするにワントピックで表面的にしか理解していないんじゃあないでしょうか?
端的に言うとわれわれ自身の思索のアンテナも薄くなって小粒化して立体的に物事を見れなくなってきているのではないか。
この言い方だと若者がかわいそうですから、環境や経済的情勢の制限が接触機会をすこしづつ奪いはじめている、という同情的な目線の言い方にあらためます。
この円安だし海外旅行へ気軽に行けなくなってきているし海外留学できる余力のある家庭も猛烈な勢いで減少してきています。
昔は日本語のできる人材は重宝されていましたが今では海外で日本人を見かけることがぐっと少なくなって顧客価値すら薄らいでいます。
そりゃここまで愚痴ってきてでもでも外国の人たちは「日本人すごい」ってホメてくれるじゃないか!って異論をぶつけたい人たちもいるかもしれませんが
こういうのはうれしいですけれど体よくいってしまえば
「異文化カマトト」しぐさ
で片付く現象だと思うのですよ。
外国との接触の多いグローバルスタンダードではリップサービスして相手をいい気分にさせて交渉や統治をやりやすくさせるっていうのは常套手段で
悪いわけではないですけれど彼らなりの処世術なのですよ。彼らは欠点も注意深く見ています。
昨今の情勢は混迷を極めていて対応先がとにかく多くて、昔みたいに1国to1国みたいに濃密に寄り添って交流を深めていく事がちょっと困難になってきた感じがします。接触チャンネルが1対多なんですよね。
でも相互理解の基本は時間をかけて関係を育てて、時系列の理解が必要なわけです。
でもそれがなかなか難しい。
私が以前に言ったかもしれないですが
「プロミネンス」で理解しちゃダメなんです。アテンションエコノミーの惹句に踊らされてしまうのは御免です。
じゃあどうすればいいのかというと
「バイブス」を理解しなきゃならないということなんです。
バイブスは言語化されていなくて、ハイコンテキストで、身体性があり、リニアな時間の中で一定のスパンがある。
エラソーなことを言って私自身もネット知識くらいしかないのですが場所と時間を共有することなしには理解は進まないっていうのは痛いほどわかります。
ああしろこうしろって私たちへの注文ばかり多いじゃないか!インド人を右に!うちはうち、よそはよそ!
っていう声も聞こえてきますが逆に理解のされ方も「プロミネンス」から入ってくる人が今や大勢を占めているわけなのですよ。
向こうも向こうで、へんてこなエキゾチズムやクレージージャパンを求めてきているわけなのです。
こんな時私の知己や親族にも外国との交流がひとエピソードでもあれば骨太になれるのになぁ、と嘆いてもしょうがないですがないものはしょうがない。
でもね、「異文化カマトト」なんてひねくれた造語をくりだすことを許容する懐の深さってモノもあってもいいと思うんですよ。それが多様性です。
今日本は曲がり角に来ていると思うんです。
ロシアにはダーチャがあって、華僑には縁故ネットワークがあって、アメリカには移民の多様性がある。
日本にそれらに相当するセーフティネットはあるのか?
何か新しい拠り所をここから未来にかけて、見つけ出していかなければならない。
「西洋vs東洋」っていう命題は今はもう古いものなのかもしれませんが、連綿と受け継がれた思索の灯火は形を変えて現代でも普遍性を持って存続している。
借り物ですみませんが、
「伝統とは火を守ることであり、灰を崇拝することではない」
という言葉でこの記事を締めたいと思います。
・すべての文書は検索を念頭に置いて<検索行動の前に>ひらかれるべきだ
・検索して、何かメモることがあって書き留めようと、それから文書を開くのでは遅い
・行動様式を逆転させる。
ここから始めてみたいと思います。
まず文書のファイル形式からして違います。純txtファイルというのはペンタクラスタキーボードのエコシステムには希少な場合しか使われません。
もっとリッチでユーザー意図を汲み取るための情報が整形されたファイル形式:ここでは仮にラベンダー形式と呼ぶことにします。(拡張子.lav)
ラベンダー文書には本文部分とヘッダ部分があって、よく検索するワードがヘッダ部分にまとまっています。
ユーザーはヘッダの検索ワード群をメンテナンスして5MBくらいの容量以内に納めながら日常の検索行動を管理していきます。
ペンタクラスタキーボードはテキスト活動に特化したデバイスですのでインターフェースも初手から検索行動を意識した導線が用意されています。
ブラウザはローカル文書から起動することができます。
問題解決型の検索は別にそんなめんどくさいことしなくてもいいじゃないか!おっしゃることはわかります。
単なる点起点のユーザー行動は単機能ブラウザでいいはずです。実際それでちっとも問題ありません。
踏み込んだ検索スフィアのユーザー行動はN対N、群対群のユーザー行動ですのでラベンダーブラウザが別途起ちあがります。ブラウザ自体別物です。
ラベンダー文書はそのタイトルとヘッダ情報が個人の管理下にはなっておらず、ネットワーク間で共有されます。
一応本文までパブリックになってしまうのは問題があるのでそこは自重しましたが、もともとPエコシステムはユーザープロファイルに厳格で
いっそのことSIMカード付きのモバイルデバイスにしてしまって他人と共用できない完全属人端末を想定しているので個人情報の裁量はその所有者だけ、というシンプルな図式になります。
私などは日常の検索などで
たとえば「アニソン」というぼんやりとしたくくりで調べてもインプ目当ての駄ポストも引っかかるしあまり深いポストは拾えないしノイズも多くて濃度が薄まる状況に難儀しております。
この時に「カミイロアワセ」とか無数の固有名で検索出来たらうれしいんですけれど未知のアニソンが知りたいときには何か手立てはないものか?
…これがラベンダーネットワークならどこかのよそのユーザーがやっぱりアニソンで検索していてその深追いの中で「わんわんディスコフィーバー」という曲名を
検索結果の訪問先から文字列を見つけて、思わず文字列選択してドラッグ検索していた・・・この行動がなんと同じ検索意図.lavのアニソンサーチャー間で共有されて
どこかの誰かの検索中のページに
「あちらのお客様からです」機能:「わんわんディスコフィーバー」⤴
が首尾よく混ぜ込まれるというカラクリ。
Q:文字列をマウスでドラッグして範囲選択したまま右クリックですぐに検索に飛べる機能を一般的に何と呼びますか?
Copilot
この便利な機能は一般的に “スーパードラッグ” と呼ばれています。スーパードラッグを使うと、選択した文字列や単語をドラッグして右クリックするだけで、簡単に検索に飛ぶことができます。
これこれ、このスーパードラッグされたワードを検索ジャンプに使うばかりではなくネットワーク格納に使うのであります。
自分で打ち込んだ文書由来だと思わぬ個人情報を放流してしまうリスクがありますが、他人のページを閲覧していていれば自分のパーソナルな情報ではないのでそこが共有を許容できる"ミソ"になっているのです。
おまけに私のローカル所蔵の「アニソン新規開拓.lav」ファイルのタイトル名と呼応して個々の具体的なアニソンタイトル「わんわんディスコフィーバー」と包括概念の<アニソン>がリンクされて
包括>>具体
の想起の壁・アクセシビリティも華麗に飛び越えていきます。
文書タイトルっていうのは大抵は包括的なものを付けますから、個々の曲名と範疇想起がせっかく関連あるのだから使わない手はない!
ラベンダーブラウザ起点の検索行動はモニタリングされている前提ですがね。
この際だからスーパードラッグを拡張していろいろアイデアを出してみよう!
・スーパードラッグで検索履歴フラグづけ(簡易ブックマーク)
・ひとかたまりのリンク文字列もセパレートに部分的に、クリック押し売りに負けずに選択ドラッグできてしまう「貞貞ドラッグ」
・スーパードラッグのオーダー(「あちらのお客様」の隠れオーダー)はラベンダー文書検索していないと発注しない
・ラベンダートレード成立に際して、提供webページのオーナーは謝礼としてSEOスコア加点をしてもらう(ただしトコロテン式累積)
・旅行先リサーチとか役所手続きとか個人情報が割れそうなやつはラベンダー検索でも共有させないさじ加減が必要(訪問時警告画面が出る)
ユーザーはラベンダー文書をまず開く。
ラベンダー文書は検索行動管理アプリも兼ねていて、ヘッダ部分には検索ワードが10×4枚くらいの短冊状にピンされており
目下の懸案事項をリマインドすることができます。というか検索ワードの羅列をただ眺めるだけです。
SEO対策のためのアプリではなく単純に興味対象を定点観測するのに情報を整理してくれるだけです。
短冊部分は選択1と選択2を「入れ替えキー」でチャンク単位で入れ替えることができます。
レイアウト上の制約を避けるため入れ替え要素は伯空キーによる改行を挿入して1ワード1行といった形に贅沢にヘッダ領域に配置されていきます。
短冊にはアノテーション情報が付加されており共起特性やURLまたはオリジナル出所情報などがノートされて検索エンジンはそれらを参考にしてサーチ結果提供に反映していきます。
個と個がネットでつながったときに真価を発揮し、別のユーザー由来のヘッダ情報をうまく掬いだしてサジェストしたり、新しい発見があるようなサジェストがおこなえるようにしたりします。
ヘッダの個々の情報は無加工のワード素材に過ぎませんが、タイトル文は字面のままではなく類似性や包含性など概念的なイメージ解釈(翻訳?)をおこなって振れ幅がありつつマッチにこだわらないクエリになります。
要は短冊は具体的な変数であるけれど、軸足のタイトル情報はぼんやりした話題叢のトピックがなす抽象的な変数になるところがミソですね。
検索時にはユーザー検索画面の各ワードチャンクにマウスを合わせるだけで自動的にせわしなくピボットサーチをしてくれてポップアップサーチが動作し、それに触媒励起するようにラベンダーサジェストワードが展開していきます。
このからくりを実現するためにはペンタクラスタキーボード文書の書式というところから規定せねばならず、
日本語には分かち書きというものがない言語ですがP操作体系のでにをは別口入力や文化変換、液晶によるチャンク自明化などのあらゆる手段を駆使して
一個一個のチャンク単位をすべてワンパッケージのものとして個別チャンク化して記述する構造化が必要となります。
ロングフレーズのときにはどうするのかなどの問題は残りますが短冊入りした時点でIME辞書に編入されてフレーズごと固有のIDを付けるなど拡張的な手段を用いてぜひ実現したいところでもあります。
一般に検索というものは要素を複数列挙したものはスパムとみなされあまり検索上位に上がってきません。
しかしウェブページならばともかく、個人のローカルな文書、しかもユーザー自身の検索行動がモニタリングされて"正当な検索行動をしている"裏付けの元で編集されているアクティブな文書
…こういう前提があればwebの検索もかつてのような利便性を再獲得し、SEO最適化ばかりには囚われない、陰の主役、「ユーザー」自身がwebページの価値の決定性を握ることが望ましい姿なのだと私は信じます。
tiktokはショート動画をスワイプひとつで次々に再生していく「導線短絡」がすごい効率的なインターフェースをしているな…と感心したものですが
検索もtiktokのように次々にポップアップされていく導線の適切な設計がなされれば、従来の検索を再定義し直して新たな地平が広がっているのだとわくわくしています。
やっぱりカギになるのは「スーパードラッグ」ですね。
ちなみに、なんでラベンダーなのかというと、筒井康隆氏の「時をかける少女」からの着想です。
私は時間旅行を夢見るいっぱしのロマンチストでありますがやっぱり個人単位で時間転移するのは難しいかも…と思いつつ
じゃあ群対群の個人が希薄になった状態でなら時間転移することも可能なのではないか、などと勝手に夢想し
検索で人と人がつながればそれを知るまでに至った長い年月を費やした人と、まるで知らないポッと出の若者の時間軸が交錯し、交換し、撹拌し、編集し、裁きを受けることも
それは「時間跳躍的対話」の一形態なのではないか、そんな思いと洒落をこめてあちらのお客様からアイデアをいただきました。ええ、たぶん。
というわけで充電完了。
我がPCのローカルメモかなにかで精神医学者・中井久夫さんの「クロノス時間」と「カイロス時間」っていう2つのタイプの時間っていうものが
あったのだけれどざっくり言うと「クロノス」というのは、時計で計ることのできる、過去から未来へ機械的に流れる時のこと(客観的時間)。
で、人が感じる意義深い時間の流れ、遅く流れたりあっという間だったり、大切な思い出や時機到来など生きている自分の時間(主観的時間)
…これが「カイロス」。
だったような気がするのだがこのへんは検索するといろいろ良記事とかがあったりするんでそちらは各者様にお任せします。
それと関連事項で、一年や一日など再帰的に円環する時間、これも「カイロス時間」っていうんだって。
でも中井さんソースのほうでは円環の時間に対する言及は直接はないみたいなので、これは直線的時間と円環的時間というまた違った文脈から出てきた別の話なのかな?ちょっとごっちゃになっているけれど。
まあそれはいいとして、今回はwebシャワーの中で円環の時間(カイロス時間)を取り入れたほうがいいのでは?という話題です。
われわれがネットをするとき、何かのサービスのトップ画面とか検索クエリの結果画面とかで応答される、一覧的な情報横溢のことを、勝手流ですが
「シャワー」
と名付けています。ツイッターのタイムラインとかSNSのダッシュボードとかもシャワーの一種ですね。
とにかく、定型の様式でずらずら出てくる情報の羅列、こういうのがシャワーです。
まだ整理していないので概観が整理できていない状態なのですがシャワーいろいろなやつを列挙しますと、
・シャワー新着順
・シャワーランダム
・シャワーリテラルマッチ(いわゆる検索)
・フォロワー群の新規投稿一覧(いわゆるタイムライン)
・シャワー人気記事(アクセス数)
・シャワー人気記事(リアクション数)
・シャワー・タグ僭越(検索避けすべきところを広い一般語で無神経にタグ付けしてくる)の混入
・シャワー・ワードサラダ(支離滅裂な内容にニーズの高いワードを混ぜ込む)の混入
・シャワー・トレンド便乗
・シャワー御用聞き
望ましいシャワーとしては
・シャワー同類邂逅(ユーザープロファイルを利用して関心空間アクセスに導線を作る)
・シャワー辞退間引き(検索避け済み配慮のあるネットスフィア)
・シャワー未知語はバッサリカット(ローカル辞書未知語はもちろん、クラウド辞書で広範にカバーしたとしてもそれでも未知語のやつ)
・シャワーバキューンしたい奴(音声読み上げのとき伏字を効果音演出で皆に聞かせたい欲)は課金
などがあります。
皆が快適に利用できるネット空間を練り練り混ぜ混ぜして抽象化していったら、「シャワー」という概念にたどり着きました。
今回は検索避けは最大の強敵であるためあまり踏み込まず、日常の雑記日記ユーザーとかブロガーのなんでもない閲覧風景をまずはオモシロクしてみようということで
リアクションボタンをテコにして閲覧性を高めていこう、と目論んでいる施策です。
いろんなタイムスパンのイベントがあるかと思いますが、この中で1回限りでwebに埋もれさせておくのはもったいない、円環の時間のイベントを1年に一度、
再び注目してもらおう、シャワー上位にしてしまおう、そのときのネットスフィアの手ごたえをもう一度再現してしまおう、ということなんです。
まだ筋道道具立ては揃っていませんが、断片的に今開陳するとすれば以下の材料を考えています。
何の変哲もない日記ブロガーを味わい深くする方が、時流の一時のもので泡沫的に消えていくプロミネンス記事よりもずっと価値が高いと思うのです。
お金で解決しない、労力で貢献すること、それがバイブスを共有するということなのかな。
・まずリアクションボタンのポイントは永久不変というのではなくて、鮮度があって2週間ぐらいで自動消滅する。トコロテン方式
・カイロス時間タグというのをブログ記事のハッシュタグにする。
・聞きなれない言葉だろうから年中行事や周年回帰的なタグをつけているユーザータグを自動判断させて上位概念「カイロス時間」タグを運営側が付与する。
・タグ付けスパムがきっと現れるだろうからユーザープロファイルや日頃の行いをちゃんと見て運営側が付与に値するかどうかをみて判断する。却下もありうる。
・ユーザー投稿のプロミネンス(論旨)を表面的に見るのではなく、属人的なIME練度やコピペ免疫システム、草稿を作るにあたってサーチした言葉の累積も勘案する。
・つまり「ふだんの行い」が大事。
・P陣営エコシステムは「ふだんの行い」を捕捉し「ネット上での立ち回り方」を運営側が把握することが許容されている。
・ユーザープロファイルの厳格化で、1デバイス1サービスにつき1アカウント、家族内共用もできないので立ち回りをごまかすことはできない、全員課金ユーザー
・カイロス時間に話題を戻すと、1年前の記事でカイロス時間タグが付与された記事はちょうど一年後のちょっとだけ前から鮮度が復活しスコアが上がってシャワーに載る
・前振りで早めに投稿された記事は、当年イベントの鮮度復活をちゃんと時期調節して鮮度復活の時期にAIが微調整してシャワー反映してくれる
・P陣営のネットはインターネットじゃない別のネットなので、存在するページすべて(静的ページ)にユーザーのリアクションボタンがありそれが検索エンジンの基盤になっている
・カイロス時間というのは周年的な時間にとどまらず、日常の反復場面、電車やスーパーや個々の誕生日、おでかけ、習い事、食習慣など包括性の高いものはなんでも含む
・鮮度復活は確かに1年前のことだが、ユーザーは「カイロス時間」タグでシャワーしに来るのでそこでいい具合に日常反復場面が混ざる混成シャワーになる
・クリエイターエコノミーは確かに推進力があるが、それでもない普通の人々の普通の日常をいかに推進サポートしていけるか、金銭でないところのメリットは何か
・Pエコシステムを洗練させてよりよいネット空間を模索していく
鍵になるのは接触性、包括性、上位概念へ集約させる話題叢のネットワークとタグ付け
みたいなものになるかと思います。
属人データなのでプライバシーとの兼ね合いもよく吟味していかなければならない問題だと認識しています。
問題解決型のwebもいいんですが、やっぱり探索が楽しいネットサーフィンというものが新しい出会いに満ちていて尊いと思うのですよ。
「カイロス時間」の使い方が間違っているかもしれませんが、そこは後知恵、ご了承の上ご看過ください。