黒パンダ団 港街支部

掌動などフィギュアのブログです。
旅や酒場放浪記も時々あります。
人生七転八倒。

「富野由悠季の世界」&装動外伝 仮面ライダー ANOTHER2

2019-11-01 | 日記


 本日の戦利品(←いきなりウソです)





 唐突にこのポスター見たときは驚いた。がんばれー 11/29からですか 行くぞ~



 夜のガンダム店・・・大人のガンダムショップ・・・












 ということで。ウチの奥さん曰く「芸術の秋やね」だそうですので、兵庫県立美術館にて絶賛開催中の

 特別展「富野由悠季の世界」 に行って参りました。

 

 ……この怪獣なんやねん? 隣にメンテナンスの人が居た感じではモビルスーツ並にデカいぞ

 あ、美術館は阪神岩屋駅を降りてすぐでした。



 岩屋駅で当日券を買うとポストカードが貰えるハズ・・・駅の事務所が開いてないぞ



 ま、いいかと美術館へと向かいます。三ノ宮などの大きな駅で買っておくべきだった~(←けっこう)



 バン、と大看板。自分が過ごした青春時代の重要な1ページが、目の前に……感無量



 撮影者同士、会釈して順番に撮影。トミノオタクは礼儀正しい



 その横には、四面立て看板



 当時映画館で使われたポスターかな? 個人所蔵というところが泣かせる



 ワタシは肯定派なんですけどね。全部で五部作とか ふふふ 行くぜコアファイター



 隣で奥さんがこのポスター見て「そうやねそうやね」と号泣開始(←ウソですからね)



 ワタシはこのポスターで悶絶開始 「せやねん。イデオンがなければ全ては……」(←ウソ、かな?)

 そして入館する。そして驚く ↓



 ……もう、なんでもアリな気分。富野監督に見下ろされたら、なんでも許せるわい



 さぁ、どんな撮影ブースかな ガンダムの顔部分に自分の顔? 

 まさか、富野監督の顔部分が抜かれていて「あなたも富野監督になれる」とか??



 まあ。ここは兵庫県立美術館です。品位品位。

 エレベーターで三階まで。そしてドアが開いた瞬間から、音の洪水&めくるめく映像美!!!



 はい。画像では伝えられません。動画でも無理です。自分が包まれる感覚はぜひ現場でドウゾ

 この瞬間、あなたも(     )様になれるのです。横にマスク男が居れば、なお良し。

  (「他の美術館では、どうしてたんだろ」と奥さんが調べたら…なるほど、一部屋全部を。)

 兵庫県立美術館の、このイントロデュース(?)は秀逸! 他の美術館では出来まいまいかぶり

 建築家安藤なんとかさんのコンクリ打ちっぱなし作風を逆手に取った舞台装置は御見事です

  ※他は他でアイデアを凝らしているのでしょうね。美術館も大変だよなー。でもそこが楽しい?

 ・・・全然伝わっていないでしょうし、伝えようとも思っていません。

 そう、行くのです、兵庫県立美術館へ。そして、五感で楽しむのよテツロー~(味?)



 さて。音声ガイドをワタシはレンタル。奥さんは「刀を見るのに気が散った」とかで借りず。

 Gレコのカップル(姉弟?)がけっこうヒドイこと言ってて笑えます。ワタシは価値ありでした。

 展示品は・・・・・・すごいわああああああああ

 富野メモ(スタッフへ、設定イラストへ、その他種々雑多の書き込みや記録)コレ永久保存ですよ

 ウチの奥さんが速攻で分厚い冊子(画集?レゾネ?なんていうのかワカラン)の購入を決めてました。

 ※この本『富野由悠季 全仕事』『ガンダム記録全集』『イデオン記録全集』を合わせたより濃厚です

 各コーナーの紹介文(?)がまた良くて、

 「どーせ、学芸員が『オレはこう見たね』って、深読み裏読み斜め読み自慢たらたら文章でしょ」

 と思っていたら……すみませんでした。ワタクシの浅慮、皮相浅薄を謹んで謝罪いたします~orz

 文章がどれも面白い。イデオンのCMアイキャッチだけで御飯が一膳食べられます。

 「奇跡の6分間」で満漢全席の気分です。「知らなかった」「気付かなかった」が山盛りです。

 それと、トミノ監督の展覧会(?)ですので 絵コンテは当然ですが完成品も必須でしょ、と。

 あちこちにモニターが置いてて・・・観覧者がどいつもこいつも動きやしねえ(含む自分)

 美術館ならば、彫刻や絵画こそが本道と言う人もいるかもしれませんが、それはあの時代には映画やアニメや動画がなかっただけで、現代にダビンチやモネやピカソがいたら動画プラス音楽プラスαに手をかけていたに違いないでしょ。芸術家という一般人の範疇に収まらない存在が、表現技法を狭めたり窮屈なままで居るわけがないじゃん。
 アニメは一人で作っていないというならば浮世絵はどうなんですか?浮世絵画家の単品の作品だけでなく、彫り師や摺り師の超絶技巧と多色刷りの技術進化さらに出版流通あってこそ大衆に広まり西洋に伝わったんでしょ、と。
 作曲家はすごいけれども、オーケストラの演奏がなければ後世に残っていないでしょ? そしてベートーベンもモーツアルトも当時の超流行作曲家だったから、現代にまで、そして未来にまで……逆か、作品がすごいからこそ後の世の人々の心に「刺さる」わけで・・・

 富野監督もスゴイけれど、ヤスヒコやオオガワラやナガノやヤスダの直筆鉛筆キャラクター設定画も油絵のイメージスケッチも全部すごい。眼福眼福、目の法楽ですわ。そして、きっとそれらの「絵表現」全てに「あーだこーだ」と文句つけたり絶賛を言い垂れる「トミノさん」が居たはずだ。(←ワタシ個人の妄想です)巨大な才能の発露が次から次に壁に貼り出されてて、机に置かれてて、箸休めに超合金やガンプラがあって(富野監督御手ずからのガンプラ作品とか)会場の陳列品の全てから時代を生んだ熱気が立ちこめてムセてます。むっさあああ~。インドのガンジス川にて五体投地する信者はこんな熱気にあてられて身を投げ出すのでしょうなー。落ち着け自分。

 お土産品を購入して、ようやく現世に立ち戻る。 ああ、これで終わりか・・・・



 遠くに見える、廊下に立っているのは誰だ?



 ・・・今気がついた。これもネタバレになるわなー・・・画像加工でわからなくしちゃえ

 (ヒント「影」)



 奥さんがアンケート記入しているあいだ、「Gレコ」のポスター見て落ち着く。

 そうかそういう物語でしたか。



 そうか、そういうカエルでしたか・・・お前はアートなのか?それには疑義を抱くワタシ。

 さて、帰宅。



 分厚い冊子を買ってくれたのは奥さんです。ウチワも購入者は奥さんです。



 うーん。企画者は誰だ? これは酒を奢りたい「ナイスアイデア」うちわ



 おつまみも一品つけますわ。でもワインは中身が見えなかったし、梅酒はラベルが・・・もう少しがんばって。

 Tシャツはまだ迷っている。もう一回展覧会に行ったら、じっくり悩もう。

 で、分厚い冊子を読む



 一部分でも無断コピーになる? 図録 買ったから……こんな僻地のブログ気付かれないよね??



                   ※色線はワタクシの落書きです

 会場に行く人は買ってほしい一冊です。80~90年にオタクだった人、そして今もトミノ信者の人は。

 名文ばかり、貴重な資料ばっかり。そうか、そういう見方があったんだー、と

 もう一度トミノ作品を見られます。やっぱ、美術館や博物館って大事ですわ。

 小6と中3の子供が必須となった「全国一斉学力検査」では終了後アンケートが1時間あるのですが

 「家族と美術館や博物館、動物園や水族館に行きますか」という項目があります。←コレ大事だわ~



 前書きや文章の随所で「富野由悠季の世界」展が熱意あってこそ、と伝わりました。感謝

 平日に結構な人出だったのでうれしかった。今後も各会場が盛況になりますように。

 兵庫県立美術館『特別展「富野由悠季の世界」』は12月22日までです。「みんな走れ」ですよ




 ねこやすめ

 奥さんの行きたかった場所に連れて行かれる。



 ※JR鷹取から5分の模型製作スペース! 模型、立体物を創りたい、完成させたい人達が集う場所。

 『ビルダースベースIiba神戸』 さんです

 ウチの奥さんはガレージキットの塗装をしたくてしたくてたまらなかったようです



 ということで、店長さんの指導助言を受けてがんばってたみたいですが、

 ワタシは「塗料使い放題」で筆塗り塗装してました







 メタリックパープルが使えて超ラッキー

 ダンバイン少女を作っている方の作品にびっくり。

 ザ…とかイ…とか、さっき「トミノ展」で見たまんまやん。トミノの遺伝子おそるべし。

 あと、お子さん連れで入店される方も居て、なかなか盛況でした。今後ともよろしく。



 装動外伝 仮面ライダージオウ ANOTHER2 です。



 アナザー電王、思っていたよりカッコイイ。寄生虫にやられたカタツムリって思っててごめん



 バックシャンだし



 でも、買ってすぐ黒の塗料を全身に塗りたくって塗装開始したのはミス。



 製品状態の写真を撮るまもなく、ラッカー塗装を始めたのは



 ・・・ブラシ塗装って気持ちいいじゃん





 ブラシは簡単にできて「ここにしかない一品」感がすぐに得られます



 ・・・ファイズ塗っているときに足首に気付くべきやったんや・・・・



 うーん。水色に見えるなぁ。最近のライダーの色は難しい



 アナザーオーズはこれくらい大きくてもいいよね

 さて、対決です



 公式ブログでもこの組み合わせですね。良い勝負になりそうだ



 ジオウフォーゼは、Zガンダムに似ています。どこが?



 大気圏突入用ウェーブライダーに変形できるのです。



 膝を軽く曲げるポーズすれば、ほら、大気圏突入。



 うーん。アナザーライダーかっこいいよー

 ということで、今回もフィギュアブログの義務は果たせた、な。













 ……このシリーズ続くのかな・・・


おしまい












































 良い雰囲気ですよね。







 




 



 

コメント
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