ペッコヤプラス

2021年5月に爬虫類メインのショップオープン!
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しくじりその後 何とかなってる。

2020-05-08 09:40:00 | カメレオンモドキ
おはようございます。GW中も通常運転のペッコヤです。
ようやく繁殖スイッチが入ってきたらしいクレス、夜のうちに産卵があったかどうかをチェックして(見るのは♀の凹んだお腹)卵回収するのが最近の楽しみです。
実に上手く卵隠してくれるんで、パッと見た目ではわからんのです。
床材を常にいい感じに湿らせた状態保てるほどマメでない私は、せっかく産んだ卵を干物にしてしまう未来しかないので。そこは念入りにチェックしますよ(そこはマメなんだ…)



去年奮発して導入したインキュベーターにやっと中身が入りました。諭吉何人も入れたんで、可愛いベビーとなって出てきてくれよな。


クレスはモルフの遺伝が不完全と言われてますが、去年産まれたベビーを見ると、どちらかの親に似ているような特徴が見られます。
去年のブリード結果から検証して、今年は少しペアの組み合わせを変えてみました
健康なのはもちろん、少しでも綺麗なベビーをブリードできるよう 今年も力入れていきますよっ。(ま、頑張るのはヤモリですが)




先日尻尾オスにかじられたカメレオンモドキ♀ですが、傷も少しずつ回復してきています
先日脱皮もしてました。カメモド独特のあの脱皮、上手く脱皮できるのは状態良い証。
普段は脱皮終わるまで放っておくのですが、尻尾のガーゼを脱皮と勘違いしたのか必死に噛んで取ろうとしてまして。
フツーそこは痛みとかで分かるだろうと思うけどソコはカメモド、想定を超えたとこでムキになるらしい。(手足の皮は残ってても平気にしてるくせに)
残ってる部分をこちらで少し手伝って強制終了です。
体格のいい大柄な♀だったのに尻尾短くなって不格好になっちゃいましたが、元気で餌も食べてるのでこれはもうこのコの個性として。
まるでストレス感じてないようなメンタルの強さに救われています


こっちはライト触ってヤケドしたサバクトゲオアガマ♂。
火傷した部分は顎と胸と手のひら。どうやら飛びついてバスキングライト抱えたらしい。
見るからに熱そうなのに何故抱き抱えようと思った?
脱走しようとしたのか?
油断ならん…
床材に砂使ってるので、塗った薬が乾くまで新聞敷いたプラケに隔離です


サージカルテープは剥がれてくるので、接着タイプのガーゼを使用。
我ながら上手く貼れてるぞ。なんか運動会のゼッケンみたい。番号書こうか?


暖かくなって活性上がってくると、トラブルもいろいろ起きてくる(飼い主の不徳による事しかねぇ)この時期、
日によって気温の上下もあって、飼育環境づくりを考える時でもあります
暑さ苦手な種はネットケージに引越ししてみたり。なんだか少し忙しいぞ

 
大人しく肩に止まって引越し待ってるカメモド君が可愛い。
別に好かれてる訳でなく単にしがみついてるだけなんでしょうが、
懐いてる、と勘違いしてしまう一瞬であります。
ま、こんな感じで楽しいからいいとするか




リスクはつきものと言うけれど

2020-04-28 23:06:00 | カメレオンモドキ
こんばんわ、ステイホーム中のみなさん。
不要不急のお出かけは自粛という事ですが、
今日は必要至急の用事で動物病院へ。

折しも繁殖シーズンの今、オスメス分けてた別居組を同居させてみたりしてるんですが、時に失敗する事もあるわけで。

特にこのカメレオンモドキ、普段はゆるくて大人しいイメージですが、このオスときたら。
大柄で見た目は最高ですが性格がダメだ


昨夜見たら、♀の尻尾をがっつり咥えていてギョッとしました⚠️  
なんとか引き離して傷口を生理食塩水で洗浄してゲンタシン軟膏塗りガーゼ当てて応急処置
頭のとこは皮が少しめくれた程度なんですが、噛み傷のかなり深い尻尾は出血は無いものの、ちょっと骨見えちゃう位の大怪我

尻尾のガーゼと頭のキズが実に痛々しい

さすがにこれは病院案件でしょう
今日受診して化膿止めの内服と皮膚の再生を促進する塗り薬をもらってきました


しかし、人間ならきっと気絶する程の痛みだと思うのに、患部触ると少し怒る程度で
処置終わってしばらくすると何事もなかったように餌食べてくつろいでるのはカメモドならでは。メンタルの強さはトカゲの中ではダントツ

カメレオンモドキ、サイテス入りした関係で輸入ができなくなりまして、国内繁殖個体を出していかないと今後市場から消えてしまう事になります。それもあって、なんとかCB個体を出そうと思ってはいるんですが…
このDVオス、去年も繁殖成功させてる有望株なんだよなぁ…  
しかしこうなるとペアリングさせるのも悩みどころ。ちょっと気弱な違うオス個体になんとか覚醒してもらうしかないかな。


爬虫類のブリードをしてる以上、このような怪我やメス個体の卵詰まり、産後の栄養失調等、トラブルはつきもの。
なにかあればもちろん病院に連れて行きますが、受診までの応急処置が予後を左右するくらい重要になります
個人でできる事には限りがありますが、
日々の情報収集で最低限の知識と、処置に必要な用品は準備しておくのがブリーダーとしての努めと思っています。
トラブルは無いに越したことがないですが、うまく乗り越えられればそれが知見となり、この先のトラブル回避に繋がります
その積み重ねこそが自分の経験値となり、生体をお迎え頂いた方へのフィードバックもできると思っています。
ペアリングでメスに怪我させてるようでは、自分もまだまだですね💦気をつけなくては。










チャホア幼虫とカメモド妖怪と週末はハイエースヘ

2018-06-06 21:45:56 | カメレオンモドキ
こんにちは。更新されなすぎのこんなブログにたくさんのアクセス、ありがとうございます。
プレビュー数見て 慌てて記事を書いてるペッコヤです。


まずは 嬉しい報告から

チャホアベビー、今年も出ました!
去年に続き、今年も会えた この幼虫感!
ダブダブした皮の感じがたまりません。

指にぎゅっとしがみつく強さに 生きる力を感じます
ハッチサイズが比較的大きなチャッホ、その日に脱皮と餌も少し食べ
ハッチベビー飼育の最初の難関、あっさり突破です
このみにくいあひるの子みたいな地味カラーが 脱皮の度にあの苔蒸したカラーになっていきます
手に乗せてフード舐めてます。ベビー飼育の醍醐味よね~
産卵数が少ないのと 孵卵期間が長いので なかなか数出ないんですが。

次の日 なかなか産まなくて 心配してた3クラッチ目の卵がありました。
母さんチャッホに 睨まれながら 卵回収~
比較的 卵産みっぱなしの爬虫類なんですが 何故かこのチャホアだけは 卵見張ってます



こっちは ブリード的には出遅れた感があるカメレオンモドキ。

卵はぼちぼち採れてはいるんですがね。
まぁそのうち何匹かハッチはするでしょ。

ポルカス成体、改めて見ると良いわ~ デカくて細長いのが良いね

今年は ポルカスのペアからもいくつか採卵
こっちは 鉢植えの土のとこだったり 床材に転がされてたりとかなり適当
発見遅れてカピカピになったタマゴもいくつか‥


ちょっと知名度 前より上がった感がある カメレオンモドキ
見た目はクッソ地味だけど 飼ってみてわかる このゆるい不思議モード
意外と自己主張してくるので 餌欲しかったり 水飲みたかったりすると 前に来てアピールしてきたりと
なかなか楽しい カメモド飼育ライフ



こーんな 爬虫類飼育の楽しさを感じられる プチイベント
今週末も 行きますよ、名古屋市の ホームセンター ハイエース

今週は プランツ屋さん、ゴリオさん、クリエイターさんとのコラボ♪

ウチ ペットの小屋は 日曜日に行きますよ(てか明日じゃん!)
ホームセンターの一角でやってますので 気軽に立ち寄って下さいませ
「家族が爬虫類苦手で」なんてあなた、間近で実際に見て触ってもらえたら 良さを分かってもらえるかもよ?
ぜひご一緒に(=^ェ^=)



チビさん育成中です

2017-08-30 13:39:12 | カメレオンモドキ
残暑厳しき折 いかがお過ごしでしょうか
多分 今が一年の中で一番の忙しさ、のペッコヤです。

忙しさの原因は 多分コレ

生後2ヶ月位までのカメレオンモドキ、ラコダク(クレス ガーゴ)のベビーのケース
立体活動が得意な彼ら、縦長のプラケってなかなか無いので、100均米びつを改造してます

皆さんほぼ同じ餌でいけますので、せっせと餌やりの毎日
今年は比較的 全員スムーズに餌づいてくれましたのが救いです
ハッチサイズは小さいけど 餌食べ始めればすぐに大きくなるので
10月のぶりくらまでには安心サイズで持っていけそうです

噛まれるのが怖いジャイゲコだって、ベビーはこんなに可愛らしい!

見た目は何とも地味でずんぐりしてますが 手触りはやはりジャイゲコ。
手に吸い付くようなモチモチ感は なかなか。餌やりのたびにこねくり回して幸せに浸っております


同じベビーでもジャイゲコの数分の一の大きさのクチサケヤモリ。
イエコS丸ごと1匹食べられる位には成長しました ここまで来ればもう安心。
コオロギ、フード交代で与えて 朝晩の霧吹きでいけるでしょう。
長生きな種の割には成長スピードが早いので、多分1年位で大人サイズ(といっても小さいけど)まで なるんじゃないかな。
なんせ今年初のベビーだし 国内の繁殖例も少なくて飼育情報に乏しいクチサケヤモリ、今後の成長楽しみに育ててみようと思っています

お腹空くとプラケのふちまで来て じっと見上げてきます、可愛すぎか!


お約束のカメレオンモドキベビーも 何とか数匹揃いました
バルバータスのみですが (オスメスの比率はまだ見ていません)
カメモドは幼体のうちは コオロギ中心でフードは時々。
今のうちに 虫餌でしっかりと体格作っておきますよ。今だけは手を抜けない時期です
しかし ベビーは頭でっかちで可愛らしい

成長すると妖怪みたいになるのにねぇ(^。^)



まだまだ先だと思っていた ぶりくら、とんぶり市も あと1、2ヶ月になってきました
今年は10月が神戸のぶりくらで 11月が東京のとんぶりです


毎年出展ブースが増えてるようですが 今年もたくさんのエントリーがあるようで 盛り上がりそうですね


自分が惚れ込んだ種を飼育して殖やし、それを販売する というのがスタンス。
こんなに手間暇とお金(餌代や電気代とか)かかる作業、好きじゃ無ければ楽しくないしね。
好きで飼って殖やしたトカゲだから ちょっとは詳しいし そういうのって来てくれた方にも伝わると思うのです

このカメレオンモドキだって 販売始めた当初は
「は?カメレオン?色変わるの?」「こんなに地味なのに高いの??」なんて言われてましたし。
最近になって 少し知名度上がってきたのか
カメレオンモドキを~なんて言ってブースに見に来てくれる方もいて嬉しいし
引き気味に見ていた方が ふれあい担当の生体を手に乗せて とても興味示してくれて
後のイベントで生体お迎えしてくれたりね。
この趣味続けていて良かったと思える瞬間ですね


そんなこんなで 今は秋のブリーダーズイベントに向けて生体のケアの毎日
今年はラコダク以外もいくつか持っていけそうです

バワンリンさん。ゴニも少しだけ殖えました

レオパとニシアフも モルフ限られてますが 少しだけいます
何連れてくかは まだ未定ですが 気になる方はお問い合わせ下さいませ
petkoya@gmail.com



カメレオンモドキなう とガーゴのハッチ

2017-06-06 14:41:59 | カメレオンモドキ
おはこんばんちわ、ペッコヤです
なんだか暑くなってきました。
気温上昇とともにトカゲ達の餌食いも上昇中(^3^)
餌の確保と電気代の請求に脅威を感じる今日この頃であります


バルバータスカメレオンモドキ

思うところあって一時的に 小さめのメスだけ3匹同居させています
もちろん様子を見つつですが

女子チームの一部

ここには爬虫類スタートから飼ってる かなりご高齢のメスもいます。
目も半分開かないし脱皮も上手く出来なくなってきていますが 他の個体に負けじと餌を食べて へろへろの卵も産んだりします
寿命全うできるまで しっかり見ててやるからな、長生きしてね

ちょうど目線の少し上の棚にカメモドのケージが置いてあるのですが
コオロギのケース開けて餌の準備してると すっごい見てる
毎回アクリルケージの角に顔くっつけて こっち見てるオス、鼻先擦りむけてるじゃんよ!気をつけて!(このあとケージの場所移動しました)

カメレオンモドキはずっと飼っていたいトカゲなので 先住の長老組から若い個体までサイズ違いで揃えるようにしています。しょっちゅう入荷ある訳ではないので 見つけた時に買う、みたいな(これだから貯金できない訳だ)
ウチのCBがたくさん出れば良いのですが なかなか安定しないし ベビーは出ても残らないのよね
先の事考えたら血の入れ替えも必要なんで ベビー販売した分に自腹でいくらか足して ショップでまたカメモド買うという‥はたから見たら何やってんだ、てな感じですが まあこれも楽しいからいいかな


こちらも ようやくベビーが出て来てくれました!
自分史上初
ガーゴイルゲッコー 1クラッチ目

お腹ぷっくりの意外としっかりしたベビー
なんだか真っ黒で 黒糖みたいな色
成長と共にどうなっていくか楽しみであります(^。^)
親玉揃えてからしばらくは 繁殖の兆しがまるで感じられなかったのですが(実際交尾は見ていない) 今年初めて卵見ることができました。

ガーゴベビーはクレスに比べ コロンとしていて動きも少しゆっくり。
動きの速さで言えば
クレス→ガーゴ→チャホア てな感じかな

産まれたその日に脱皮して 翌日にはレパシー少し舐めてました。今はイエコの柔らかいとこだけ与えています。
この作業が始まると 今年もいよいよシーズンスタートだなぁなんて感じますね。
眠い目こすりつつ チビヤモリがしっかり育つように頑張らんとな。