育っていますよ

暖かかったり肌寒かったり。
温度管理が難しいですな、この時期は。


今日はカメモドさん
2月の大阪のイベントで人気だったカメレオンモドキ。
持って行った個体がお迎え決まってしまい、淋しくなったのでチビを追加。
ちょっと育った位のベビー。やはりこれくらいの育て甲斐があるサイズのがいないと。
来た当初は少しひょろっとしてたのが だいぶしっかりした感じになってきました。



チビのうちはこうして個別管理。食欲や排泄の状態把握するため。あんまり拒食やお腹壊したりもしないけどねー。

大きさ揃えれば複数飼いもいけそうだけど、餌取り合って噛み合ったりするのよね ごはんの時だけは別のが良いかも


卵からハッチしたベビーから 飼い込みのアダルトサイズまで 各サイズの個体扱ってきましたが、やはり小さいうちから育てた個体のが成長してからも断然丈夫。

お腹空けばゲージの前まで来て ガン見してくるし、水飲みたいと口パクパク。
意思表示するトカゲ、それがカメレオンモドキ…
というよりアピールしないと へっぽこ飼い主に餌忘れられそう?との危機感かもしれぬ

今年はまだまだ タマゴ取れてないので そろそろ本腰入れてかないと💦


先にこっちが来ちゃいました

ペア飼いしてたものの産むとは思わなかったガーゴイル。偶然産んでるとこに遭遇したから気づいたけど、そうでなきゃ気がつかなかったかも。 なんせ器用にタマゴ隠すし。

今日はレオパが、今年初の卵産んでました。
ここ数日間で ちょっと産卵続いてます
イースター🐰だしな(違)

脱皮妖怪

寒いですねぇ。今朝　腹の上にまーこが乗ってました。
冬はまんまるになって　こんなブサ顔（ホントはもっとカワイイ…はず）


寒い外とうってかわって　あったかいトカゲの部屋。
こないだ生まれた　カメレオンモドキのちびちゃんが脱皮しておりました。


あやうく　霧吹きバシバシかけてしまうとこでした。
（ご存知かと思いますが、ヤモリなんかも　脱皮途中で体濡らしてしまうと　脱皮失敗したりすることも。
でもケージの湿度は大事なんで　霧吹きは体にかけないように注意しないとです）
脱皮してるってことは　成長してるって事かな、うれしいよね。


おかあさんも脱皮。


あいかわらずゆるいカメモドさん。じっと皮が取れるのを待っています。
皮ひっぱったり、食べるわけでなく、とにかく努力とか工夫とか　なんにもしない。
見かねて手伝っちゃうんだけど、いやがるわけでなく。（むしろラッキー♪くらいに思ってるんか）
クレスなんて　うかつに脱皮手伝っちゃうと　ストレスからか　数日後にまた脱皮したりするのに。


先月タマゴ産んだローソン♀、お腹がだいぶ大きくなってきました。
食欲もハンパない。
やはり　２クラッチ目がきてしまうんでしょうか。


予定だと　クリスマス前後かな
クリスマスプレゼントは　タマゴ？？

カメモドベイベー産まれました!!

バルバータスカメレオンモドキのベビー ５日程前に産まれています。
エサもすんなり食べてくれて 元気いっぱい♪


元気すぎて 壁に貼り付くベビー。
フタ開けると あっという間に肩まで登ってきます。

現在 ベビー２匹（販売可能なのは１匹）と ハッチ間近な卵が一個…
今年のベビーは　この卵のハッチで終了かな。
こないだ産んだ卵、無精卵だったから。ママ個体には　ゆっくり休んでもらおう。
それにしても、
ちょっと　お久しぶりのカメモド赤ちゃん、やっぱり　カワイイ！


イベントで　カメレオンモドキのベビーお迎えいただいた方から　飼育についての
報告や　お問い合わせを頂き、ありがとうございます。
コメント欄では　画像添付ができませんので　名刺お持ちでしたら　メールのが便利かと思います。

カメモドに限らず、フトアゴやレオパにしても　生後半年くらいまでのベビーの飼育はちょっと気をつかいますね。
エサの大きさ、量、これから寒くなるので　保温にも気をつかいますし。
でも　このめんどくさいプロセスを経てしっかり育てられた個体は　成体になると　丈夫で、手がかからず
トラブルがあっても　立ち直りが早い、　飼いやすいトカゲになりますよ。
今しかない　チビチビ時代、楽しむつもりで　頑張ってお世話しましょう。






今年8月の静岡レプタイルでお迎えした　バルバータスの若いメス個体。
ウチに来たときは　チョイ痩せていて　ビビリちゃんだったんだけど。
アゴの力も弱くて　コオロギちょっと大きいの食べさせると　噛み切れなくて口から出ちゃうくらい。

コオロギのサイズを小さくして　整腸剤とカルシウムのサプリで　最近ちょっと　イイ感じになってきました。
目が合うと　コオロギちょうだいというべく　寄ってくるように。
もう大丈夫、いっぱい食べて大きくなってね。



こっちは　お知り合いの方に託された　ポルカス。
もういいお年頃だし　無精卵も産んでいるので　ムコをお迎えしてあげたいのだけど。
なかなか　大人の♂がいないんだよねぇ。
このコも目が合うと威嚇されまくってたんだけど（前のおウチではしなかったらしいのに）
なんとかこうやって持たせてくれるくらいには　慣れた…のか？
こうしてみると　ポルカスでけぇ…　こっちもいいねぇ。

ウザいくらい カメモド推し。

さっき　まだ少し残っているカメレオンモドキのタマゴを　チェックしたら。。

なんか　黒いカタマリがうごいてる。

お、赤ちゃん産まれてました！

やっぱり　産まれてすぐなのに　激おこベイビー。


昨日　　ぶりくら行ってて一日留守だったから　今日まで待っててくれたのかな（←それはない）
プラケに移すとき　しっかり噛まれましたけど＾＾(チビなんで痛くないけど　アゴ痛めないか心配）

昨日　ぶりくらに持っていって　少しだけ残ったチビにゴハンを。


こんな　クソ地味でマイナーなトカゲ、イベントでまったく売れる気がしなかったのですが。
意外と　お迎えしてくれた　奇特な方がいらっしゃったことにオドロキ。
大好きなトカゲゆえ、私のおすすめがウザかったんでしょうか？なんかごめんなさい。

地味に営業活動してくれた　父ちゃんカメモドもちょっとお疲れなご様子。


ほんとにたくさんの方の手に乗って　写真撮ってもらったりしても　まったく動じず。
「生きてるんですか？」って聞かれたりして。
立派に営業活動してくれた　このコに感謝。
いつになくコオロギたくさんもらえてご満悦。
チビの世話で　いままで放置気味だったからね。ごめんごめん。
少し生体の数減った分、今いるコ達のケアを頑張ろうと思います。


そして　ウザいついでに　需要がまったく無いと思われる
カメレオンモドキの飼育についての記事をアップしてみました。

このブログ記事の前の記事で見れますので、もし興味のある方はごらんになってみて下さい。
（かなり長くて少しウザいので　スルーしていただいて結構です）

ぶりくらで　ウチのカメモドお迎え頂いた方、すでに飼ってるよって方の参考程度に。
シロウト飼育ゆえ、間違ってるよってツッコミもあるかと思います、もしよかったらアドバイスいただければ＾＾

カメレオンモドキと楽しく暮らす その1

カメレオンモドキと暮らそう

カメレオンモドキってどんなん？

カメレオンモドキって　カメレオン　ってついてるけど　それとは別種で　アノールトカゲの仲間です。
顔とか目の感じがカメレオンみたいですが　体の形だったり尻尾の形状がちょっと違います。
手指の形状が　カメレオンというよりクレスやジャイゲコなんかの樹上性ヤモリに近くて
壁に張りついたり　流木やコルクに止まったりと立体的な行動をします。
基本的にあまり動きません。（ベビーはちょろちょろしますが）
ハンドリングもできます。個体によりますが、ベビーから慣らしておけば人間に触られる事へのストレスはあまり感じないみたいです。ウチのカメモドさんも　肩にのせたまま　他の個体へのメンテナンスの間中じっとしています。
（もちろん目は離しませんけど）
見た目のゴツさとは違い、しっとりもちもちの感触、一度触ったらやみつきになりますよ！



脱皮のしかたがおもしろいです。薄い膜みたいなのがだんだん浮いてきて　背中からパックリ割れて取れます。

流通するのはほとんど２種
（「オオカメレオンモドキ」なんて　でかくてかっこいいのが、ほんとにたまに入荷します。）

・ポルカスカメレオンモドキ（ホソヒゲカメレオンモドキ）


・バルバータスカメレオンモドキ（フトヒゲカメレオンモドキ）
　

見た目はあまり変わりませんが（たまに間違ってるショップもあるよう）
違いとしては　ポルカスの方が　成体になると大きく（というより長く）なるみたいです。

バルバータスの方が　顔の比率が大きい(顔デカ！）　アゴのひげがポルカスより長くてモサモサ。
ハンドリングしても　ジタバタしない（ウチの場合）


飼育に関しては　ほんとに丈夫で　温度変化や乾燥にもある程度は耐えられます（限度はあります）
ストレスもあまり感じないようなので　多頭飼いも(相性はあります）できますが、
発情時のことを考えるとオス同士は一緒にしない方がいいと思います。


飼育環境、ケージとか

活発に動くトカゲではないので　そんなに大きなケージでなくても大丈夫です。
ウチは幅30×高さ45×奥行45のガラスケージでペア飼いしていました。


ただ、オスが発情してしまうと　年中！交尾を迫るので　繁殖を望まないなら分ける必要があります。
（メスが逃げ回ってストレスになりますので）　
交尾してメスが抱卵すると　サカってるオスの存在は邪魔になりますので　やっぱり分ける必要が…
大きなケージは必要ないと言っても、
ケージに床材敷いて　天井にライト、流木やコルクを立体的に組んで水入れも…となると
あまり小さなケージでは難しくなります。

紫外線は　5.0ｗくらいのをゆるくあてて　室温が低いなら小さい保温球を一部に設置。
（うちは年中室温が２６度以上ありますので　紫外線ランプのみです。
　冬季にプレートヒーターを壁面に貼る程度です）
ライトに触るといけないので　天井の網の上に（ケージの外から）設置しています。

重要なのは湿度の管理で、ウチの場合は　部屋がひどく乾燥しているので朝晩の霧吹きくらいじゃ乾きまくりです。
ドリッパーで水落としたりしてましたが　床材がべちゃべちゃになったり　途中で止まったりといまひとつ。
今は　床材にソイルを敷いています。熱帯魚とかエビとかに使うアレです。
ソイルも選択を間違うと　すぐに砕けてカチカチになったり　粉っぽくなったりするので　硬く粒が崩れないものを選びます。（水草用とかの肥料とか添加剤がはいってるものはNG)
ウチは　某ショップのオリジナルソイル　を使ってますが、これがまた優れもので　粒がほとんど崩れません。
乾き具合が土の色で分かりますので　管理がしやすいし　口に入っても無害だし　タマゴ孵卵するハッチライトの代わりにも使えてしまいます。何かお店の宣伝みたいになってしまうので（ステマか？）　聞いてもらえればどの製品か　お教えします。
ソイルを敷いて　水をひたひたに（土の色が変わるくらい）注いでおくと　しっとりしているのに表面は手で触っても土で汚れない感じになります。暑かったり　乾燥して湿度が欲しかったりすると　このソイルの上にじっとしています。

朝晩の霧吹きのときに　カメモドさんにも水かけますが、水入れを設置しています（体がつかる大きさの浅いお皿）
ウチはフェレットやワンコのエサ皿を使っています。暑いと　入って涼んでいたり、水を飲んでいたりしてます。

いろいろ書きましたが　いわゆるフツウの樹上性トカゲの飼い方でオッケーです。
キモは　温度・湿度の高い場所と低い場所を作って　トカゲが自由に行き来できるようにすることです。
基本　人間が快適な環境なら　カメモドさんも快適です。


食事について

基本的に　昆虫メインの雑食です。
コオロギ、シルクワーム、ハニーワーム何でも食べますが　
ミルワームとジャイアントミルワームは栄養面に偏りがあるので　それ単食はしない方がいいかと思います。
ウチは　メインに活コオロギを与え　時々ワームだったりデュビアだったり。
野生下でも　いろんな虫食べてると思うから　栄養面　嗜好性からしてもいろんな種のエサ食べさせた方がいいかと。カタツムリも好物みたい。
それに　もし拒食したりしても（そんな事あるのか？）　いろんなエサ食べてた方が好物みつけやすいし。
あと、虫ばかりでなく　バナナなんかの甘い果物や爬虫類ゼリーとか昆虫ゼリーとかの
「甘くて水分が多いモノ」も大好き。
私はこれらを角切りにして　クレス用のフード（レバシーとか）を振りかけて　ピンセットで一個ずつあげたり
練って水でゆるめて　シリンジであげたりします（カルシウムや整腸剤のサプリも混ぜて）


生息地がキューバってことなんで　
多分野生のコだって腐りかけた果物やそれによってくる虫なんかを食べてるんじゃないかと。
だって　あんなにのろいんだもの、とても動いてエサ採りにいくなんてできそうもないし。
あくまでこれは　カメモド好きのショップの方なんかと話してて至った見解なんで　正しいかどうかは知りませんが。
でも　自分も果物食べながら「コレ食うかな」なんて　少しおすそ分けしたりして　けっこう楽しい♪

お腹すくと　ケージの前にきて　じっと見ていたり、妙なカッコで寝てて　止まり木から落っこちていたりと　
なかなかユーモラスな「飼ってて楽しい」トカゲさんです！

（長くなりますので　繁殖、病気の記事は次回に）