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リスクはつきものと言うけれど

2020-04-28 23:06:00 | カメレオンモドキ
こんばんわ、ステイホーム中のみなさん。
不要不急のお出かけは自粛という事ですが、
今日は必要至急の用事で動物病院へ。

折しも繁殖シーズンの今、オスメス分けてた別居組を同居させてみたりしてるんですが、時に失敗する事もあるわけで。

特にこのカメレオンモドキ、普段はゆるくて大人しいイメージですが、このオスときたら。
大柄で見た目は最高ですが性格がダメだ


昨夜見たら、♀の尻尾をがっつり咥えていてギョッとしました⚠️  
なんとか引き離して傷口を生理食塩水で洗浄してゲンタシン軟膏塗りガーゼ当てて応急処置
頭のとこは皮が少しめくれた程度なんですが、噛み傷のかなり深い尻尾は出血は無いものの、ちょっと骨見えちゃう位の大怪我

尻尾のガーゼと頭のキズが実に痛々しい

さすがにこれは病院案件でしょう
今日受診して化膿止めの内服と皮膚の再生を促進する塗り薬をもらってきました


しかし、人間ならきっと気絶する程の痛みだと思うのに、患部触ると少し怒る程度で
処置終わってしばらくすると何事もなかったように餌食べてくつろいでるのはカメモドならでは。メンタルの強さはトカゲの中ではダントツ

カメレオンモドキ、サイテス入りした関係で輸入ができなくなりまして、国内繁殖個体を出していかないと今後市場から消えてしまう事になります。それもあって、なんとかCB個体を出そうと思ってはいるんですが…
このDVオス、去年も繁殖成功させてる有望株なんだよなぁ…  
しかしこうなるとペアリングさせるのも悩みどころ。ちょっと気弱な違うオス個体になんとか覚醒してもらうしかないかな。


爬虫類のブリードをしてる以上、このような怪我やメス個体の卵詰まり、産後の栄養失調等、トラブルはつきもの。
なにかあればもちろん病院に連れて行きますが、受診までの応急処置が予後を左右するくらい重要になります
個人でできる事には限りがありますが、
日々の情報収集で最低限の知識と、処置に必要な用品は準備しておくのがブリーダーとしての努めと思っています。
トラブルは無いに越したことがないですが、うまく乗り越えられればそれが知見となり、この先のトラブル回避に繋がります
その積み重ねこそが自分の経験値となり、生体をお迎え頂いた方へのフィードバックもできると思っています。
ペアリングでメスに怪我させてるようでは、自分もまだまだですね💦気をつけなくては。











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