１０１回目のプロポーズ

　２０年ほど前、浅野温子＆武田鉄矢で大ヒットしたドラマです。
・・・といっても実はみていないので詳細は語れませんが(^_^;)
「僕は死にましぇん」の名台詞もずっと「僕は知りましぇん」
と思ってたくらいなので。きっと過去のある彼女に、僕はそんなこと
知らないのだから気にしないでいいんだ・・・といってるのだと。
みんなが物真似するのとかみて勝手に解釈してました(^_^;)

　ずいぶん後になってＶＴＲをみて真実を知ったとき、愕然(^_^;)
いや・・・そうだったのか・・・と。
でもこのドラマが印象的だったのは音楽の話題が豊富だったこと。

　まず主題歌「ＳＡＹ　ＹＥＳ」
チャゲ＆飛鳥が歌うその美しいラブソングはドラマ同様大ヒット。
その歌のうまさと、楽曲の素晴らしさは圧倒的な支持を得ます。
そしてチャゲ＆飛鳥の実力を世に知らしめることにもなりました。
ほんとに・・・うまいなぁ・・・と何度聴いてもそう思います。

　　　　　「ＳＡＹ　ＴＥＳ」　チャゲ＆飛鳥

　主演の武田鉄矢さんもチャゲ＆飛鳥も福岡出身、さすが福岡！

　さてもうひとつの音楽の話題はこのドラマのストーリーに関係します。
浅野温子さんは・・・チェロ奏者・・でしたっけ？その彼女の亡くなった彼との
想い出の曲がショパンの「別れの曲」
ドラマの中でクラッシックの曲が多く使用されたこともあり、クラッシックブーム。
特にその別れの曲はたいへんな人気になりました。
　
　その挿入歌を担当したのが当時、まだ２０代、西村由紀江さんでした。
別れの曲もストリングスアレンジのものが収録されたサウンドトラックは
サントラとしてはかなりの売り上げとなったと記憶しています。

　オリジナルの挿入歌も美しいメロディで、ピアノの楽譜も多く発売されました。
西村由紀江さんはこの活躍で多く知られることになりました。

　その挿入歌の中で当時いちばん人気があってレッスンでもよくしました。
浅野温子さん演じる女性のテーマ「夢を追いかけて～薫のテーマ」
映像はそのサントラのジャケットです。

　　　
　　夢を追いかけて~薫のテーマ~ by 西村由紀江　『101回目のプロポーズ』より

　久しぶりに聴きました。懐かしいです。残念ながらドラマを知らない私は
そのドラマのシーンを思い出すのでなく、当時の教室の風景を思い出します(^_^;)
西通りのガラス張りの明るいレッスンルーム、同世代のＯＬさんたちと、
今思えば、まさにトレンディドラマのようなピアノ教室でした(*^_^*)
だってサザン通りをはさんだお向かいはティファニーやエルメス・・・って
ところでしたしねー(^_^;)


　ところで、どうしてこんなことを思い出したかというと、
今開いたパソコン、ヤフーのニュースに「浅野温子＆武田鉄矢共演」の文字。
明日１２日月曜日の夜のスマップの番組にお二人揃ってご出演だとか。
なんだか回し物みたいですが(^_^;)、そのお二人の名前があまりに懐かしくて。
１９９１年の放送だそうです。
少なくとも福岡の街にはまだバブルの名残がありました。
懐かしい想い出はやっぱりいつも音楽と一緒です。