月影のナポリ

私たちが高校生の頃、オールディーズブームがありました。
ポニーテールして、母親のタンスの奥から
くるくる回るサーキュラースカートを引っ張り出して（うちの母は持ってませんでしたけど(^_^;)）
当時九電記念体育館でヒットパレードコンサートがあったような記憶。
ちょうどシャネルズとかヴィーナスとかね、はやってました。

でもその時はこの人がそういうボーカルだとは知りませんでした。
♪あなたにだかれてわたしはちょうになる～♪のひと・・・。

中洲でバンドしたりする頃からたくさん、お仕事のための曲を聴くようになって
そんな中で出会ったのが♪ティンタレ～ラティルぅ～ナっ♪でした。

その歌の、まるでコニー！の歌声にオーディオの前に張り付いて
何度も何度も繰り返して聴きました。

森山加代子　月影のナポリ(1) 1960 / Tintarella Di Luna


映像はたくさんアップされてましたが、このオリジナル録音のものが
この歌いっぷりが私にとっては、ザ、森山加代子です。

コニーの泣き節は伊東ゆかりとかもコピーしてますが
このひとが、森山加代子が一番好きでした。
月影のナポリが一番好きでした。

ティンタレー、じんじろげ、パーイノパーイノパイって
この方、呪文みたいな歌ばっかりですが
ゆったり、余裕のテンポでこんなにノリがあってとにかくすごい・・・

あ、そう、このきゅって泣くところも大好きだった・・・

森山加代子　ポケット・トランジスター 1961 / Pocket Transistor


あーかわいいっ！あーかっこいいっ！

きっと今頃、お空で待ってた九ちゃんと歌ってらっしゃいますね！

森山加代子・坂本九　いつもアイ・ラヴ・ユー 1961 / The "I Love You" Bit



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