1991.9.28 マイルスは65年の生涯を終えました。
レジェンドという言葉がこれほどしっくりくる人もいない・・・というより、レジェンドってマイルスの事って言いたくなる。
だって何より、残された音楽と一緒にその言葉がインパクトある。
先輩から聞いたり、何かで読んだり、そのたび、やっぱりマイルスは違う!
といってみんなで、唸るというより笑う。もう笑う領域ですからね。
「まず演奏してやるから、それが何かはあとで教えてやる」
かっこいい・・・
「失敗を恐れるな。(ここまでは普通だけどこのあとがかっこいい)
そんなものは存在しない」うわぁ・・・・・・
「そこにあるものを演奏するな、そこにないものを演奏しろ」
これ、厳しいなぁっ。
「安全圏で突っ立ってるんじゃない。何かを創造したいと思うなら自ら変化しなければならない」
「年に一日だけでいい、すべてのミュージシャンは自分の楽器を置いてデューク・エリントンに感謝をささげるべきだ」これは有名な台詞。
「いつも前を見てろ、振り返るな」
「自分らしく演奏できるように、時には長時間演奏することが必要」
この辺りは本当に、マイルスでもやっぱりこういうんだっていう大きく頷けるオーソドックスでもあることなんだけど、
これはさすがマイルスのひとこと、
「俺の言ってることがすべて理解できるなら俺になれ!」(笑)
だってマイルスについて語る人、マイルスの解説する人は
世にごまんといるしね。
でもマイルスは一人、これからも間違いなく永遠に一人。
マイルスがこの世を去って来年で30年です。
でもいなくなった感じがしない。
CDはいつ聴いてもそこにマイルスがいる気がする。
それが伝説といわれる所以・・・
と、さんざんレジェンドといいましたが・・・
「伝説とは過去の功績で知られた年老いた男のことだ、俺はまだやっている」
なんか天国からきっと今も言ってるな、マイルス。だって生きてるもんね。
マイルスといえば・・・の一曲。大好き。
Miles Davis Quintet - 'Round Midnight
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