たなばた

　諸説それはそれは多くの謂れ、時代によっても地方によっても。
織姫さまと彦星さまは働きもせず、幸せすぎで遊んで暮らしちゃったから
離れ離れにされちゃったとか・・(^_^;)
　
　でも何はともあれ、みんなこの日はお天気を気にして星空を見上げて・・・
会えたかなぁ、なんてよそさまの幸せに心を寄せたりするわけですから
それこそ幸せな日です。でもってその幸せにあやかってか、願い事までしちゃう。
どなたがかなえてくれるのかしらん(^_^;)
おまけに、七夕発売「サマージャンボ！」なーんて行列まで出来て。

　日本はやっぱり幸せな国です。消費税の心配より星空のお天気を心配する
そんな国民性のほうがずっとずっとすてきですものね(*^_^*)

　今日はタイムリーに「七夕さま」のレッスンもしました。
シンプルな童謡はピアノで旋律をひくとますます美しく響きます。
一緒に歌いながら、懐かしい思い出も頭をよぎったり・・・

　久しぶりに聴いてみたくなって・・・みなさんもいかがですか。

　　　　たなばたさま

　　

　　　ささの葉さらさら　のきばにゆれる
　　　おほしさまきらきら　金銀砂子

　　　五色の短冊　　わたしが書いた
　　　おほしさまきらきら　空から見てる


　昭和１６年の文部省発行の『うたのほん 下』に掲載された曲だそうです。
短冊を笹に飾るのは江戸時代から始まったもので、日本だけ。
「たなばたさま」の「五色の短冊」の五色（ごしき）とは、中国の五行説、
五色で、緑・紅・黄・白・黒。
中国では、短冊でなく五色の糸をつるし、芸事の上達を願うのだそうです。

芸事の上達！？　来年から、教室でも五色の糸をつるしてみようかな(*^_^*)