10万光年+α

子供の頃からの夢を叶えるべく始めた天体観測・・・

なぜ天体観測?

2007-01-31 14:45:34 | その他
天体観測なんて暗い! って思うかもしれませんが、実は子供のころからの夢だったんです。宇宙の事が好きだったんですが、なぜか理科系の授業はいつも赤点。数字を扱うのが苦手だったんです。でも、星々を自分の目で見たい。天文学は難しくてわかりませんが、望遠鏡の先にある天体を見るのに知識は必要ありません・・・と、思ったのですが、結構知識、いるんですね(^^;)

星(恒星)はどんなに大きな望遠鏡を使っても「点」にしか見えません。あの宇宙に浮かぶ「ハッブル望遠鏡」ですら点にしか写らないんです。では、望遠鏡で何を見るのか・・・ずばり、星雲です。星雲は大きく分けて2種類あります。銀河系外星雲と銀河系内星雲・・・どちらも雲のように見えるのでそう呼ばれていますが、本当は全然違う物です。銀河系外星雲は単に「銀河」と呼ばれたりします。つまり、我々の銀河系と同じような巨大な天体です。それに比べて銀河系内星雲はガスの集まりです。宇宙空間には大量のガスやチリが漂っています。それらが、近くの星の照らされたり、自ら発光したりして輝いています。代表的なものに、「オリオン座大星雲」があります。目の良い人なら肉眼でオリオン座の三つ星の下あたりにぼや~とした雲のような物を見ることができます。そのような天体を見たい、撮りたい・・・

ここ伊豆高原は晴れた日ならきれいな星空が望めます。せっかくなので、天体でも観測しようか、って思った訳です。しかし、天体観測できるほど晴れる日が少ない! 晴れてもガスが多くあまり星が見えない! 困りましたね。

初めて撮った写真

2007-01-31 13:35:14 | 
望遠鏡にカメラアダプターと一眼レフを取り付けて、初めて撮った写真です。なんじゃこりゃ、って感じですが、まあ月の大アップですね。月ぐらい明るければ露光時間も短時間ですみます。結果、星が動いてもそれほどぶれずに済みます。まだ追尾はできていません。

ずばり、望遠鏡はこれだ!

2007-01-31 13:15:50 | 機材
今現在の機材は以下の通りです。

●ビクセンED屈折式鏡筒 ED81S(口径81mm望遠鏡)
当然ですが望遠鏡本体です。レンズの縁で星の像が流れるのを防ぐためアポクロマートレンズ搭載の物にしました。焦点距離625mm。口径比(F) F7.7(何の事やら・・・^^;)
なぜ反射望遠鏡にしなかったかは後日アップします
●ビクセン赤道儀 GP2
三脚と望遠鏡をジョイントする駆動軸です。天球は赤経・赤緯と言う2軸で表されます。それぞれの方角に望遠鏡が動くよう厳密な軸機材が必要です。
●ビクセン二軸モータードライブ D2M
星は黄道に沿ってかなりの早さで動いて行きます。(地球の自転のためです)目で観測するだけであればこれは必要ないかもしれませんが、写真を撮りたい場合、自動追尾装置が必要です。このD2Mは赤経・赤緯それぞれの動きをしてくれます。単1電池6本で動きます。でも、星をちゃんと追尾してくれない・・・><
●ビクセン三脚(GP2・GPD2用)
人が歩くだけで、星はぶれます。ですので、かなりしっかり、どっしりした物になってしまいます。
●暗視野ガイドアダプター (31.7mm径)
望遠鏡と接眼レンズとの間に取り付けます。スナイパーのガンスコープに表示される十字ゲージが出ていますが、使い方がわかりません。
●ウェイト軸カメラ雲台
赤道義には望遠鏡との重量バランスを取るためにウエイトがついています。(すっごく重たいです)そこにカメラを設置するためのパーツです。
●31.7mm径 接眼レンズ

そして最後に天体撮影に欠かせないデジタル一眼レフカメラ
●PENTAX ist DL2(レンズキット)
色々ネットで探しましたが、どれも高い!! あらゆる一眼レフの中で一番安い
値段がついていたものがこれです。画素数は600万画素しかありませんが、天体を撮るためには感度を高くしなければならず、当然デジタル特有のノイズが多くなります。1000万画素を越える解像度は必要ないと判断しました。それにしても、やはりばかちょんデジタルカメラとは写り方が全然違いますね。レンズの口径、焦点距離の大切さを知らされました。(なぜ天体撮影で一眼レフでなけれなならないか・・それはまた後日)

天体望遠鏡買いました

2007-01-31 12:32:06 | 機材
ここは天体観測を目指す部屋です。目指すと言う事は、今はまだ何もできていないのです。寒いのが苦手で、めんどくさがり屋の私がはたして天体写真が撮れるのか・・・機材は最低限の物を一通り揃えました。30万ほどかかりましたが、天体写真を趣味にするための最低限の投資です。まだ望遠鏡の使い方もわかりません。その奮闘ぶりも見てください。