10万光年+α

子供の頃からの夢を叶えるべく始めた天体観測・・・

未確認飛行物体

2007-09-18 13:57:09 | その他
昨晩はほんとうに久しぶりに雲も少なく、観測ができそうな夜空でした。
しかし、残念なことに望遠鏡の位置あわせがうまくいかず、露出撮影ができませんでした。

アンドロメダ大星雲を望遠鏡で捉えましたが、淡い光なので、露出できないととても写真に写りません。

しかたないので、真上に輝いていたはくちょう座の「デネブ」付近を0.5秒ほどのスピードで連続写真に撮りました。写真はそれらを合成したものです。0.5秒ほどの露光では明るいデネブですら薄くしか写りません。(丸で囲んだ星がたぶんデネブ)しかし、その下をすっごく明るい物体が通過していたのです。望遠鏡を覗いた時にはありませんでしたし、シャッターを切るときは望遠鏡を覗けないので、気がつきませんでした。

この近辺の南側は飛行機の通路になっており、常に2~3機の旅客機を確認できます。しかし、はくちょう座は真上・・飛行ルートではないし、飛行機のライトは点滅しますが、写真を見る限り、その形跡もありません。こんなに早く動く星も考えられないので(惑星ルートからも大きく外れています)、たぶんこれは人工衛星なのでしょう・・・正確な時間は9月17日22:45です。

しかし、25mm望遠で、わずか数秒の撮影時間でこの狭い画面内に、人工衛星が飛び込んで来るなんて、何という偶然でしょうか・・・(しかし、人工衛星ってこんなに明るいのだろうか・・・)