オリンピックに押されて、ほとんど話題になっていませんが、日本時間の本日(月曜)午後にNASAの火星探査車「キュリオシティ」が、火星に着陸します。
記事↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120805-00000310-yom-sci
NASAは今までも火星探査車を何度か送っており、パラシュートでの降下だけでなく、エアーバックを膨らませて、地表に落とすなどユニークなアイデアで成功を収めてきましたが、今回の探査車は車だけで1トン近くもあるので、これまでの方法はできなかったようです。
今回の着陸の流れは・・・・
1)大気の抵抗で減速。
2)パラシュートで降下。
3)パラシュートの切断+降下用ロケット逆噴射。
4)降下用ロケットから探査車をワイヤーで吊るし・・
5)降下用ロケットはホバリング(空中停止)。
6)そのまま探査車を地面に下ろし、ワイヤーを切断。
7)降下用ロケットは脇に逸れて落下。
という複雑な着陸を試みます。
ロケット噴射でホバリング、なんてあまり聞いたことがありませんね。
日本のロケット研究者も「そんなことできるのか?」と唖然としたとか・・・
そう言えば、何年か前、次期スペースシャトルの開発映像を見たことがありましたが、三角形のロケットがUFOのように空中でゆっくりとホバリングしていました。その後、予算の削減で次期シャトルの開発自体が無くなってしまったようで、すごくガッカリしたのを覚えています。
でも、その時のノウハウがここに生かされているんですね。(たぶん)
オバマ大統領は、有人火星探査を目標に掲げています。
今日の探査機がもし失敗したら、大きく計画を見直される可能性もありますね。
絶対成功させてほしいです。(オリンピックより、こっちを応援してたりして^^;)
キュリオシティ着陸までのカウントダウン
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