10万光年+α

子供の頃からの夢を叶えるべく始めた天体観測・・・

系外銀河の連続撮影

2013-04-09 01:23:28 | 星雲・系外銀河・星団

<M51 子持ち銀河>距離3700万光年
2013_04_08 23:00 天城高原ハイカー用駐車場
MEADE LX90-GPS20  直焦点撮影
Canon EOS kiss X4  ISO6400 120秒X3枚
画像処理:Photoshop CS6
 

<M104 ソンブレロ銀河銀河>距離4600万光年
2013_04_08 23:00 天城高原ハイカー用駐車場
MEADE LX90-GPS20  直焦点撮影
Canon EOS kiss X4  ISO6400 60秒X2枚
画像処理:Photoshop CS6
 
 
<NGC3115 糸巻き銀河(スピンドル銀河)>距離3160万光年
2013_04_08 23:00 天城高原ハイカー用駐車場
MEADE LX90-GPS20  直焦点撮影
Canon EOS kiss X4  ISO6400 150秒X3枚
画像処理:Photoshop CS6
 
 
天城で銀河の連続撮影をして来ました。
今まで何故あまり出来なかったかと言うと、LX90-GPS20のアライメント精度が上がらなかったからなんですね。最初の設定がきっちりできないので、オートスターで自動導入しても、なかなか望遠鏡視野に入って来ません。
 
でも、今回、これまでと多少違う基準星の導入方法を思いつき、試したところ、結構うまく行きました。銀河はどれも淡いので、カメラのファインダーで確認する事はできません。でも、北極星の導入さえちゃんとできていれば、露光テスト撮影を毎回やらなくても、自動導入で望遠鏡が向いた先には目当ての天体が入っています。後はどんどん撮っていくだけ。
 
しかし、望遠鏡の微妙な揺れ?はどうしようもありません。今回、ノイズ軽減のため、各3枚づつ連続撮影して、それをPhotoshopでコンポジットしましたが、それぞれ星の流れる向きが違うため、うまく合成できません。アライメントの失敗による流れなら、同じ方向に流れるはずですが、1回めは縦方向、でも2回めは横方向にズレたりするのです。アンドロメダのようにご近所の星雲は別として、遠方の銀河はコンポジットには向いてないのかも・・・
 
それと、天体の高度の違いで、撮影精度も違ってくるようです。天頂方向にある「子持ち銀河」は比較的まともですが、高度の低かった「糸巻き銀河」はひどい状態です。

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