今日は昼から青空が広がり、夕方の空も澄み渡っていました。
久々に観測ができるかと天城高原へ出かけましたが、山の上は強風!
さらに空が明るく、下と変わらないシーイングです。
シュミット・カセグレン望遠鏡は、風があたる面積が広いので、風に弱いことはわかっていました。さらに赤道儀モードにしたことで、安定感がなくなります。ちょっとした風で星像は揺らぎます。今日のような強風にあっては、観測どころではありません。
(大室高原はほとんど無風だったのに・・・)
天気はるていど予測ができますが、山の上の風は行ってみなければわかりません。
さらに、秋も本番となり、かなり寒いです。
真冬の出で立ちでで出かけたのですが、強風も手伝って寒いの何の・・・こんな状態では機材の設置やアライメントもうまくいかず・・・
冬は厳しいぞ!とは思っていましたが、この時期これほどとは・・・
ある人のブログに冬の観測日記がありましたが、それを読むと、ほとんど冬山登山の装備が必要なようです。頭から足先まで完ぺきに防寒を施し、暖房完備のテントを用意し、真冬の山の中で一晩過ごせるだけの設備が必要なようです。
しかし、手だけはどうにもなりません。今日やってみましたが、厚手の手袋をした状態では、望遠鏡の設置と設定はほとんど不可能・・・どんなに手がかじかんでも、ある程度、手袋なしで設置をしなければなりません。
そもそも僕が観測を始めた時のコンセプトは、お気楽ベランダ観測だったはず・・・
こんな装備まで準備して本格的にやったのでは、初期の姿勢に反します。(根性なしなだけですが)
楽しく感じる範囲でやらないと、趣味とは言えないでしょう・・
なので、今後はいかにお気楽に観測できるかを考えて行きたいと思います。
まず、極寒の中での赤道儀設定は、時間もかかり大変です。
特にLX90は望遠鏡本体が極軸望遠鏡を兼ねているので、まず、極軸合わせの前にフォークアームと望遠鏡が一直線になるよう、設定が必要です。しかし、機材にこれと言って目印もなく(何故だ!)ウナギの蒲焼きを焼く要領で?望遠鏡を裏返しては北極星を導入し、裏返してはまた導入・・・というのを延々繰り返し、最後に表を上にしても、裏を上にしてもレンズ内に北極星がおさまるようにしなければなりません。これは、ニュートン式望遠鏡の赤道儀にはない、シュミカセならではの余分な手間となります。
その後やっとアライメントに入れるのです。
今後の寒さの中で、そこまで時間をかけて設定をする余裕があるかどうか・・・
お気軽を優先するなら、やはり経緯台での観測を前提にする必要があるかも知れません。
そうなると、問題は短時間露光しかできない点です。
短時間露光でも惑星は撮影できますが、メシア天体(星雲など)は難しいです。
何か良い手はないものか・・・やはり超高感度カメラかな・・・
久々に観測ができるかと天城高原へ出かけましたが、山の上は強風!
さらに空が明るく、下と変わらないシーイングです。
シュミット・カセグレン望遠鏡は、風があたる面積が広いので、風に弱いことはわかっていました。さらに赤道儀モードにしたことで、安定感がなくなります。ちょっとした風で星像は揺らぎます。今日のような強風にあっては、観測どころではありません。
(大室高原はほとんど無風だったのに・・・)
天気はるていど予測ができますが、山の上の風は行ってみなければわかりません。
さらに、秋も本番となり、かなり寒いです。
真冬の出で立ちでで出かけたのですが、強風も手伝って寒いの何の・・・こんな状態では機材の設置やアライメントもうまくいかず・・・
冬は厳しいぞ!とは思っていましたが、この時期これほどとは・・・
ある人のブログに冬の観測日記がありましたが、それを読むと、ほとんど冬山登山の装備が必要なようです。頭から足先まで完ぺきに防寒を施し、暖房完備のテントを用意し、真冬の山の中で一晩過ごせるだけの設備が必要なようです。
しかし、手だけはどうにもなりません。今日やってみましたが、厚手の手袋をした状態では、望遠鏡の設置と設定はほとんど不可能・・・どんなに手がかじかんでも、ある程度、手袋なしで設置をしなければなりません。
そもそも僕が観測を始めた時のコンセプトは、お気楽ベランダ観測だったはず・・・
こんな装備まで準備して本格的にやったのでは、初期の姿勢に反します。(根性なしなだけですが)
楽しく感じる範囲でやらないと、趣味とは言えないでしょう・・
なので、今後はいかにお気楽に観測できるかを考えて行きたいと思います。
まず、極寒の中での赤道儀設定は、時間もかかり大変です。
特にLX90は望遠鏡本体が極軸望遠鏡を兼ねているので、まず、極軸合わせの前にフォークアームと望遠鏡が一直線になるよう、設定が必要です。しかし、機材にこれと言って目印もなく(何故だ!)ウナギの蒲焼きを焼く要領で?望遠鏡を裏返しては北極星を導入し、裏返してはまた導入・・・というのを延々繰り返し、最後に表を上にしても、裏を上にしてもレンズ内に北極星がおさまるようにしなければなりません。これは、ニュートン式望遠鏡の赤道儀にはない、シュミカセならではの余分な手間となります。
その後やっとアライメントに入れるのです。
今後の寒さの中で、そこまで時間をかけて設定をする余裕があるかどうか・・・
お気軽を優先するなら、やはり経緯台での観測を前提にする必要があるかも知れません。
そうなると、問題は短時間露光しかできない点です。
短時間露光でも惑星は撮影できますが、メシア天体(星雲など)は難しいです。
何か良い手はないものか・・・やはり超高感度カメラかな・・・
何も苦しい思いをして趣味をしなくても良いですわね^^
天体観測が仕事であって、それをする事によって、お金を稼ぐのなら、話は別ですが、趣味は、あくまで趣味。自己満足の世界であって、他人からの評価や、自分への挑戦とか、本来ならどうでもよいお話ですからね^^
自分が「これ楽しい!」と思えばやれば良いし、「嫌だな!」と思えばやる必要ないと思います。
おっと・・・なんかプチ哲学的な話になってしまおました(笑)
それにしても、ほんと、寒くなりましたねぇー
昼間はそれほどでもないのですが、やはり朝晩は結構寒い><
手がかじかんで動かない季節がやって来つつあります。
昨冬は、寒くて、指が動かず、鏡筒を止めてる固定ネジが回せなく、観測終了時、鏡筒を台から降ろす際、苦労した思い出があります。(鏡筒脱落用固定ネジをラジオペンチ使って緩めました)
冬は空の透明度が上がる分、強風が吹き荒れる分、シーイングが悪くなりますもんね><
写真撮影は御苦労をお察ししますが、前述しましたが、あまりこだわり過ぎず、楽しんで下さいな^^
冬も頑張って観測するんですね。
僕は根性なしなので、とことんまでこだわってやる、っていうのができない性分なのか・・・未だに極軸あわせもうまくいきません。
まあ、のんびりやりながら楽しさを見つけていきます。
大事なのは投げ出さない事だと思うので、継続可能な範囲で何ができるかを探す必要があるのかも知れません。
冬は空気が乾燥し、透明度が増す変わりに大気による星の揺らぎも大きくなるので、今度はシンチレーションが問題となりそうです・・・