わがままZyZyの徒然日記

ペットロスから復帰中の父たまに娘が日々の出来事や想いを書いてます
ほぼはちゅ達時々マリノスたまに音楽医薬世の中のこと

最後の通院

2022-03-13 09:10:24 | ウチの子たち
一昨日、ぼあちゃんの死因を調べてもらうために病院に預け、昨日、引き取りに行ってきた。
その際、ママと一緒に主治医の先生からその結果を聞いた。簡単にまとめると、以下のようになる。
  • お腹を開いてみたら、「何これ?」というものが出て来た。こんなもの、初めて見た。(他の先生達もらしい。)
  • お腹の両側にある脂肪パッドがまったくなかったので、もしかしたら、何らかの原因でその脂肪が変性したものかもしれない。
  • あるいは、卵黄が少しずつ少しずつ落ちて、それが脂肪と混じったのか。。。
  • 硬さは、杏仁豆腐位? 触診した時にお腹の両側に硬いものが触れたのは、多分これが外側の皮と一緒になってたためかもしれない。
  • このために腹膜炎のような状態になったんじゃないか。腹水もずいぶん溜まってた。
  • 卵胞はほとんどなくなってた。
  • これが何かはわからないけど、おそらくこれが原因で亡くなったんだと思う。
そして写真も見せてもらったんだけど、確かに、かなりの量の黄色~オレンジ色の塊で、ピンセットでつまんで取り出せる状態のもの。先生が初めて見たと言ってるんだから、儂らにわかるわけがない。ママは「梅干しみたい」と言い、儂は「スポンジかなんか食べちゃったのか? ウニにも見えるけど。。。」と思った。ちなみに、ママから「食べたものがお腹の中に出てくるんか!?」と突っ込まれた。(ダヨネ
でも、これでも2人とも薬剤師なので、少なくとも臓器、あるいはその一部のようなものでないことだけはわかった。
卵胞の写真も見せてもらったんだけど、これは確かにすごく小さくなってた。

と言う訳で、結局、はっきりとした死因はわからなかった。でも、多分これだろうということだけでもわかって良かった。
同時に、やっぱりフトアゴのことって、ほとんどわかってないんだなということを、あらためて痛感させられた。
これだけ爬虫類の診療をしてきてる先生でも、「初めて見た」というものがあることが、ちょっと衝撃だった。
こんな状況だから、有効な治療なんて、そうそうできるわけがないと思う。
前にも書いたけど、なんとか治療できるのは、外科的処置で対応できるものと一部の感染症位じゃないのかな。

儂、この子が元気だった時は、亡くなった時には解剖してもらい、少しでも他のフトアゴちゃん達のために役立てればいいと考えていた。
ところが、亡くなる10日位前から、急激にやせ細ってだんだんと動けなくなってくる姿を見てたら、なぜか、その気持ちが失せてきてしまった。
そして、亡くなったこの子を見た時、解剖なんかしなくていいという気持ちになった。
少しでも他のフトアゴちゃん達のためになることをした方がいいと、頭ではわかってたんだけど、どうしても気持ちがそうならなかった。頭と心がなんてバラバラなんだろうと感じた。
でも、ママに「今まで、フトアゴの研究が少しでも進んでほしいって言ってたじゃない。」と言われ、ムスメには「えびへーを解剖してもらって、それが今のもみじに役に立ってるよ。」と言われ、徐々に冷静になり、頭と心が同じになってきた。

結局、はっきりとした死因はわからなかったけど、獣医の先生でも初めて見たという程のことだったし、「私達も勉強になるから」とも言ってもらえて、やっぱり解剖してもらってよかったと思ってる。

これは今朝のケージの中。左のお花は、亡くなった日の午後に病院からいただいたもの。


今朝はまた5時半前に目が覚めちゃったけど、2度寝して起きたのは7時。こんな時間に起きたのは久しぶり。
そして、今日は午後から葬儀。



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コメント (11)
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