わがままZyZyの徒然日記

ペットロスから復帰中の父たまに娘が日々の出来事や想いを書いてます
ほぼはちゅ達時々マリノスたまに音楽医薬世の中のこと

Gと殺生

2022-03-27 10:07:19 | 地球とか命とか
この日記、

今日のぼあちゃん@21.09.19

【ぼあちゃんの飼育日誌】[曇、23.2℃]・5時55分@朝の概況 曇ってたけど、一部に青空も見えた......

で、「いずれ書こう」と書いてから半年以上も経っちゃった。その間に、ぼあちゃんは虹の橋のたもとまで行っちゃったけど、せっかくこの時書こうと思ったことなので、やっぱりこの飼育日誌からの続きとして書こうと思う。

あの時、儂としては、例えゴキブリと言えども、できれば命を奪いたくなかった。
本当は捕まえることなく、そのまま放っておきたかったんだけど、我が家の場合、それは無理。
まず、ママが絶対に許さない。ママ、コオロギの世話してたけど、実は虫が大の苦手。特にゴキブリは論外。コオロギの世話も、ぼあちゃんのためだからって、ガマンしてやってた。ぼあちゃんはいなくなったけど、今もレオパ達のためにやってる。
それに、少なくともあの時点では、万が一我が家の中でうろつかれるとぼあちゃんの絶好の獲物。ゴキブリが被捕食者として命を落とすことは自然の摂理だから仕方がないと思う。でも、さすがにこの辺りで生活してる虫は、怖くて食べさせられなかった。(一番怖いのは殺虫剤がかかってる可能性があること。)
捕まえた後、どこかに放すことも考えた。でも、ほとんどの人にとってゴキブリは超嫌われ者だから、それも大迷惑。
飼うという方法もあったけど、もちろんこれもママが許さないし、やっぱりちょっと、、、w
とまあ、この時は実に身勝手な事情も多々あったわけだ。

「ゴキブリは不衛生、不潔だから殺して当然」という意見もあると思う。
でも、こんなことも言われてる。
特にここに書かれてる、

「病原菌の運び屋といっても“洗わない手”だって似たものです。病原菌の“質”となれば、ハエやノミやカの方がはるかに大物です。しかも、 ゴキブリは本来清潔な昆虫で、皮膚からは殺菌作用のあるフェノールやクレゾールを分泌しているという最近の報告もあります。上記の食中毒の事例も、 それが稀なケースだったからこそ記録されたのでしょう。人間の食物をかすめるといっても、農業害虫に比べればタカが知れています。」

ということについては、儂、かなり同意できる。
つまり、やっぱりゴキブリの場合は、ほとんど見た目の気持ち悪さだけで、反射的に殺しちゃってるんじゃないのかな。実際、儂もそうしてきてるんだろうなと思うんだけど、これってどうなんだろうなって、マジに思ってしまうわけ。

お釈迦様は「殺生はいかん」と言っているけど、儂、仏さまの勉強を始めるかなり前から虫を殺すのを躊躇してて、少なくとも故意には殺してない。大して影響がないと思えるものは捕まえて放してる。そのまま飼っちゃうこともあるんだけど、そもそも飼い方がよくわからなくてなかなかうまく育てられなかったりするので、これはこれで難しい。ちょっと前にも、たまたま出て来たシミを捕まえて飼ってけど、1週間位で死んじゃった。
でも、やっぱりゴキブリの場合はなかなかそうもいかない。じゃあどうすればいいのか、それがわかればこんなに悩まないし考えないんだけどねえ。一番良いのはゴキブリと出会わないことなんだけど、これはこちらの都合だけではどうにもならないことだからなあ。。。

殺生ってなんだろう

「殺生はいかん」とは言っても、どうしようもない場合が、少なくとも2つはあると思う。
  1. 動物の場合、他の生物の命をいただかないと自分が生きていけない。野菜しか食べないって言っても、植物も命。ちなみに、仏教でいう衆生には植物は含まれないらしいんだけど、「これはちょっとどうなの?」、と、儂は思う。
  2. 相手を殺さないとこっちの命が危ないという場合は、殺しても仕方がないように思う。どちらにも生きる権利はある。もっとも捨身なんていう考え方もあるけどねえ。
お釈迦様の言ってる「殺生はいかん」というのも、これまで多くの解釈がされているよね。例えばこんなのとか。
でも、ということは、この問題はそれだけ多くの矛盾をはらんでるということなんじゃないんだろうか。儂のような凡夫が言うのは実に恐れ多いけどw。
ただ、お釈迦様のこの言葉は、やっぱり心に迫る。
「すべての者は暴力におびえ、すべての者は死をおそれる。己が身をひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。」
「すべての者は暴力におびえる。すべての(生きもの)にとって生命は愛しい。己が身にひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。」
法句経(ダンマパダ)
(岩波文庫『ブッダの真理のことば・感興のことば』P.28)
お釈迦様は、本当はどのようにお考えだったのか、マジに知りたいわ。

と、つらつら考えすぎてまとまりがなくなってきちゃったけど、やっぱりゴキブリと言えども、やたらめったら命を奪うのはよろしくないことなんじゃないかと思ってしまう。
少なくとも、見た目が気持ち悪いとか不気味なんていうことだけで、殺していいわけがないよなあ。
じゃあどうしたらいいんだろう、って、またここに戻ってしまうわけだけど。。。



そしてまったく話が変わるけど、
これまであまり聞かなったこの曲、ここのところ、よく聞いてる。

やっぱり心に迫る。

コメント (10)
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