わがままZyZyの徒然日記

ペットロスから復帰中の父たまに娘が日々の出来事や想いを書いてます
ほぼはちゅ達時々マリノスたまに音楽医薬世の中のこと

ニ七日

2022-03-24 09:08:45 | ウチの子たち
今日はぼあちゃんの二七日。亡くなってから2回目のお裁きの日。
この、亡くなってから七日毎の〇七日にお裁きを受けるっていう考え方は、仏教が中国に渡ってから中国の民間信仰と結びついて生まれ、さらにそれが日本でもカスタマイズされたものらしい。お釈迦様自身はこんなことはまったく考えてなくて、実はびっくりしてるのかも?w 
とは言え、今の日本では一般的になってるし、ぼあちゃんはどうかなって、ちょっと考えてみた。

初七日の日には「亡くなるまでのこと #1」を書いて、初七日のことは書かなかったから、まずこれから。
この日は、泰広王という王が、生前の殺生について審理する日らしい。
まず、亡くなると、鬼に小突き回されたり叩かれたりしながら険しい山(死出の山)を登って山門まで来るらしい。険しい山とかは人間だと相当大変だろうけど、あの子はこういうのは得意なはず。でも、小突いたり叩いたりするのは、ちょっとヤメテーって感じ。そんなことしなくても、あの子はサッサと登るから大丈夫です。

そして、コオロギを食べてたわけだから、殺生をしてないとは言えない。でも、これは本人が生きるためだから仕方がないとして、少なくとも無意味な殺生はしてないはず。

って、もうこの時期は過ぎてるから、どうだったかなあ。心配だなあ。
ちなみに、儂、ここが人間と人間以外の動物の大きく違うところだと思うんだよね。人間が無意味な殺生をするのは、人間が持ってる中途半端な知能のせいじゃないかのなあ。人間は、そのうちこの中途半端な知能のせいで滅びるんじゃないかと思ってるんだけど。

閑話休題

今日、二七日は、初江王という王が生前の盗みについて審理する日らしい。よくわからないんだけど、先の泰広王のお裁きが終わってから三途の川を渡って、それから調べられるのかな?
三途の川はめちゃくちゃ冷たくて、しかも鬼の類に叩かれたりしながら激流を泳いで渡らなくちゃいけないみたい。
でも、生前に善い行いをしてると橋を渡れるとか、船賃があれば渡し船に乗れたりするとか。この船賃が六文で、あの子の葬儀の時、お棺の中に入れられるように六文銭の絵葉書があったので、それを入れておいた。だから、多分渡し船で渡れたと思う。あの子、温浴大嫌いだったし、ましてや冷たい川なんて泳いで渡れるわけがない。

そして、少なくとも我が家に来てからはあの子しかいなかった(えびへーと同居してた時期もあったけど、ほとんど会ってないw)から、他のフトアゴちゃんの食べ物を盗んだことはなかったな。食べ物以外に盗むものはないしw。
もっとも、その前の2年間のことはわからないからなあ、大丈夫かなあ。ちょっと心配。
ペットショップにいた時は兄弟姉妹と3人で同じケージにいたらしいんだけど、儂と出会った時はあの子しか残っていなかった。ということは、あの子、多分、3人の中で一番おとなしくて、他の子にご飯を盗られるタイプだったんじゃないかと思うんだよね。
それに、あの子は、毎朝儂が読経してるのをおとなしく聞いていて、仏さまの教えも勉強してたはず。これは十分に善い行いですよ。
だから、多分大丈夫かな。
どうぞ、良いお裁きをお願いします。

と、この先も、このように七七日まで七日毎に書いてみようと思ってる。
なお、〇七日についてやお裁きの詳しいことは、儂なんぞが説明するよりも、「中陰法要」とか「十王経」とかでググるとたくさん出て来るので、そちらを読んで下さい。


しかし、今日がニ七日ということは、あの子が亡くなってからまだ2週間しか経っていないのかあ。。。
もう、ずいぶん昔の出来事だったように感じる。
あの子がいない1日は長いからなあ。。。

コメント (6)
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