
透析をしている方なら、海外の透析施設って気になりませんか?
少し前になりますが、パリ滞在で1ヶ月間、パリ7区のAUTODIALYSE de I'ALMAという
透析施設でお世話になりました
私は日本では5時間透析なのですが、パリでは4時間半透析で朝8時~12時半で週に3回
行ってもらいました。
日本でも地域や病院によっては透析時間や考え方が少し違うように、海外では人口透析自体に
考え方が違うようです。
フランスでは移植するのが普通のようなので、人工透析する方は手術が出来ない高齢の方や
移植する前の若い方(数年)が中心のようです。
透析もまるで歯医者さんにでも来たかのように皆さん振舞っているんですw
私もフランスの方に近い考え方ですが(笑)、少し気楽に考えた方がストレスも貯まりにくいし
病気の為にも良いように思いますが。。。w

ほら、病は気からって言うしぃ~(笑)


サンルームのようなお部屋に6~8名ぐらいが中心のテーブルを囲んで透析出来るようになってます。
天井は患者さんの都合で暗く出来るように自動スクリーンカーテンになってるんです!

リラックスして寝ている方や、透析の間中お仕事をされている方等いろいろでしたが、
皆さん私服のままで透析されていて日本のようにパジャマは誰も着用していなかったようです。
他には、個室になっている部屋が1つの階に2部屋ありました。
ここは日本式で3階建てだったのですが、私が写真を撮っている場所が3階で、
透析施設は下の2階にももう1部屋ありました。
1番驚いた事は、フランスでは
患者さんが自分でやれる事は全部やってしまうことなんです!!

血圧計だって自分で測りますし、人によっては透析装置だって自分で設定してますし、透析後は
全ての人が、自分の使ったベットを消毒液スプレーを使って綺麗に掃除してから帰られるんです。
80歳は余裕で超えていそうな方でも、倒れそうになりながらでも最後はお掃除して帰るんですよ~
もう、感動しちゃいました 

自分の出来る事は自分で!が徹底しているんでしょうね。
皆さんとても自立していて、高齢の方でもお元気そうだし、とても清々しいものを感じました

確かに日本とは違うので、お国柄人種差別も普通にありますし、1ヶ月の間に口ケンカや
「可哀想。。。
」と思ったり、結構いろいろな場面を見てきましたが、
こんな良い面は見習っていきたいですねぇ

AUTODIALYSE de I'ALMA
17 rue de la Comète 75007 PARIS
Phone :(+33) 01 45 55 91 27
Fax :(+33) 01 45 56 91 49
透析回数 : 13回
透析費用 : 1回目360ユーロ、2回目以降240ユーロ