plainriver music: yuichi hirakawa, drummer in new york city

ニューヨークで暮らすドラマー、Yuichi Hirakawaのブログ

東京ライブ その3 Strings

2005年11月18日 | 音楽
帰国直後の発熱と下痢も治まり、体調的には完全回復という感じで吉祥寺へ。
今回の帰国ライブシリーズ中、シンバルとスネアを持参し、ドラムセットはお店のものをお借りしている。この晩のライブだけ、ドラムセットを別のドラマーにお借りした。

店内にはグランドピアノがある。その曲がりくねった縁に寄り添うように設置された席が10席ほど、その他にストゥールの席が20席ほど。平日の忙しい中、僕の高校時代の同級生や大学の先輩等に来て頂き、感謝感激。演奏曲目は毎回少しずつ変えているが、オリジナル曲やオリジナルアレンジのものは毎回演奏している。そういうバンドカラーを決める肝となる曲は、のびのびとしたサウンドになってきた。

ギターの高瀬君は若干23歳にも拘らず、堂々としたソロをとり、リズム感の良いバッキングをする。彼のようなギタリストがバンドにいると、一度始まった曲の勢いや緊張感を当たり前のように最後までキープすることができる。使用機材はギターとアンプとワウワウペダルのみ。渋すぎる、、。

ただビートを刻んでいて楽しくなる。そんな風に感じられるのは、曲の基盤をしっかり作り上げてくれる、オルガンの須川さんに依るところが大きい。コードのパートとベースのパートを同一人物が弾くというのは、リハーサルに時間を掛けられないバンドには大きなメリットになる。