浅葉なつさんの「神様の御用人」シリーズ、昨年9巻まで読んでいたのですが、最後の10巻を読むのに…しばらく間が空いてしまいました。
このシリーズは前にもご紹介しましたが、
神様の御用を聞いて、その御用を解決する人間〜「御用人」の話です。
突然「御用人」を命じられたフリーターの若者が、モフモフの狐神と一緒に神々の悩み解決のためにあちこち駆け巡ります。
聞いたことのある神様も登場するし、神様もいろいろな悩みを抱えていて親近感がわきます。
御用人にはもちろん旅費や手当など何にも出ないのですが、ただ悩める神様のために一生懸命頑張る御用人の姿が素敵でした。
第9巻は、いつも一緒に行動している狐神が行方不明になり、なんだか大変なことが起こる…みたいな感じで終わってしまいました。
大好きだった狐神がどうなってしまうんだろうと思うと、すごく心配になり、10巻を読むのが怖くなってしまいました。
という訳で一年近く間が空いてしまったのですが、やっと読む気になりました。
読んでみたら、やっぱり良かったです。
狐神のために、そして関係する神々のためにすごく頑張る御用人の姿に感動…
また、今まで御用人にお世話になった神様達が助けてくれたりして、さすがに最終章でした!
全10巻、どれも面白くて、良かったです。
この本を紹介して下さった、私がフォローさせていただいているまんじゅうさんに感謝です。ありがとうございました。