先日、原田マハさんの本を3冊、
ご紹介しましたが、
マハさんと言えば、アート小説!
さらにアート関係2冊を紹介します。
「リーチ先生」
1954年、イギリス人陶芸家バーナード・リーチが大分の焼き物の里・小鹿田(おんた)を訪れる。その世話係を命ぜられた高市は、亡父・亀乃介がかつてリーチに師事していたことを知らされる。
「リーチ先生」の傍らで陶芸を究め続けたい。その想いを胸に遠い異国の地で懸命に働く亀乃介だったが、別れの時が訪れて――。著者渾身のアート小説、誕生!
↑ネットから引用させていただきました。
今まで読んだマハさんのアート小説は
絵画でしたが、今回は陶芸。
それも、何度か訪れたことのある
小鹿田だったので興味が湧きました。
決して恵まれてはいない環境の中で
自分なりに一生懸命努力し
諦めずリーチ先生について行く亀之助。
そんな彼を家族同様に扱い、
彼の陶芸への努力をちゃんと認めるリーチ先生。
長編で読みがいがあり、面白くて
感動の一冊になりました。
日本に美術館を創りたい。
ただ、その夢ひとつのために生涯を懸けた不世出の実業家・松方幸次郎。
戦時下のフランスで絵画コレクションを守り抜いた孤独な飛行機乗り・日置釭三郎。
そして、敗戦国・日本にアートとプライドを取り戻した男たち――。
奇跡が積み重なった、国立西洋美術館の誕生秘話。
原田マハにしか書けない日本と西洋アートの巡りあいの物語!
↑ネットから引用させていただきました。
国立西洋美術館に
このような歴史があったとは!
私財を投げ入れ、命をかけて、
西洋美術を日本人に見せたいと
努力した人たちがいた。
このことを知っただけでも
読んで良かったし、
とても感動しました。
いつか国立西洋美術館を訪れてみたいと思いました。