葉月の最後の週末、
着物好きの友達と一緒にお出かけしました。
私の夏着物は、この紋紗の一着だけ。
夏は、この一着でフォーマルもいけます。
同系色の薄色で一つ紋を刺繍してもらいましたし、同系色の長襦袢を作ったので、重ねたら色無地に見えます。
夏帯も、この博多織だけ。
博多献上帯は、帯を結んだ時に『キュッ』と音を立てて良く締まり、適度な硬さと腰があるため帯の結び目がとても綺麗に仕上ります。さすがに献上帯として使われていた帯ですね。
皺になっても、しばらく掛けておけばすぐに元通りになります。
まだまだ暑いので、長襦袢は麻を着て、透け感たっぷりに涼しさを…
クーラーを低めに設定し、扇風機の風を当てながら、なんとか着ることができましたが…
やっと着付けができて、鏡で見てみたら、ちょっとお太鼓の形が気になり、結び直したい気分…
でも約束の時間に間に合わなくなるので、仕方なく諦めて出かけました。
せっかくなので、二人で記念撮影。
友達の帯は、花火の柄が季節感たっぷりで素敵でした。
これからは、涼しくなることだし、どんどん着物着て、一緒にお出かけしようねと盛り上がりました。
着こなしてこそです✨
連れ合いの母が遺した拘りの着物、逝って数年後改めて、
さぁあなたはどうする?と問われています。
難しい決断に迫られていますね。
着物は、職人さん達の素晴らしい技や手間ひまがかかっているので、処分するのも悩みますよね。
そのお着物を好きかどうか?
お好きな色柄のものはとっておいても良いのでは?
先々、着てみたくなるかもしれません。
私も着物を着たくなったのは、ここ10年ぐらいです。亡母の着物も好きな柄は自分の寸法に縫い直して着ています。
私の拘りの着物も、娘が気に入ったものがあれば着てくれたらいいなと思っています☺️