気まぐれ日記

~テディベアと長崎の風景~

風のマジム&さいはての彼女

2023年05月06日 | 読書
最近読んだ本の中で、
紹介したいと思った本を2冊。

やはり、好きな作家さんの本を
紹介したくなります。

今回も原田マハさんの本です。
どちらも女性の生き方を描いてあります。


「風のマジム」原田マハ




沖縄産ラム酒を造るという志をたて
30代で起業した実在の女性を基に、
描かれた作品です。

本の題名にもある「風」が感じられる
清々しい作品。
「マジム」は「真心」という意味の
沖縄の言葉で、
主人公の名前でもあります。

また沖縄で生きてきたマジムのおばぁの
強さや優しさにも惹かれました。

マジムはくじけそうになりながらも
周りの人々に助けられ、ついに!
沖縄産ラム酒の完成の日を迎えます。

私も
ラム「コルコル」(実際のお酒)を
いつか飲んでみたいと思います。

感動の一冊になりました。



「さいはての彼女」




こちらは、
ずっと仕事を頑張ってきた女性が、
北海道の旅先で
ハーレーダビッドソンに乗る女の子と
知り合う話です。

こちらも、風を感じます。

女の子の清々しい生き方に…
また、
そんな生き方を娘に教えてくれた
その父親に惹かれました。

そして主人公の女性の
これからの生き方に期待したいと
思いました。

こちらもまた、さらりと読める、
自分の生き方を考えたくなる一冊です。


私も15年位前に、赤いハーレーの後に
乗せてもらったことがあります。

私は自転車さえ乗れないのですが、
ハーレーは大きくて、どっしりしていて、
乗っていて安心感がありました。

持ち主がすごく大事にしていて、
自分でカスタマイズするのが楽しいと
話してくれました。

それ以来、会ってないけど、
きっと大切に乗り続けていることでしょう。









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