昨年からハマっている原田マハさんの本。
絵画に関するもの以外も読んでみました。
『カフーを待ちわびて』
選考委員から「自然とやさしい気持ちになれる作品」と絶賛されたという第1回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞作品。
マハさんのデビュー作です。
沖縄の自然、人々の暮らしや言葉など、
細かい描写により、まるで小説の中にいるような感じでした。
純粋なラブストーリーに、マハさんらしいストーリーの展開が合わさって、とても楽しく読みました。
心が温かくなる作品でした。
『本日は、お日柄もよく』
本の題名そのもの…
急にスピーチをしなければならなくなった主人公のお話です。
スピーチの仕方の本ではありませんが、この本を読めば、ポイントがわかります。
本の中に出てくるどのスピーチも素晴らしく感動のものばかり。涙…涙…
この本を読んでいたら、私もこんな素晴らしいスピーチをしてみたいと思ってしまいました。
もちろん絵画シリーズも読みました。
『暗幕のゲルニカ』
ピカソの「ゲルニカ」が書かれた時代と今の時代が二本立てで描いてあり、「ゲルニカ」がどのようにして書かれて、どのような運命を辿ったのか…また、ピカソと彼をとりまく人達との関わりなど…
マハさんの世界にどんどん引き込まれてしまいました。
マハさんの絵画テーマの本を読むと、実際の絵を見てみたくなります。