気まぐれ日記

~テディベアと長崎の風景~

絵画以外にも…

2021年04月03日 | 読書
昨年からハマっている原田マハさんの本。

絵画に関するもの以外も読んでみました。

『カフーを待ちわびて』



選考委員から「自然とやさしい気持ちになれる作品」と絶賛されたという第1回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞作品。
マハさんのデビュー作です。

沖縄の自然、人々の暮らしや言葉など、
細かい描写により、まるで小説の中にいるような感じでした。
純粋なラブストーリーに、マハさんらしいストーリーの展開が合わさって、とても楽しく読みました。
心が温かくなる作品でした。


『本日は、お日柄もよく』



本の題名そのもの…
急にスピーチをしなければならなくなった主人公のお話です。
スピーチの仕方の本ではありませんが、この本を読めば、ポイントがわかります。
本の中に出てくるどのスピーチも素晴らしく感動のものばかり。涙…涙…

この本を読んでいたら、私もこんな素晴らしいスピーチをしてみたいと思ってしまいました。


もちろん絵画シリーズも読みました。

『暗幕のゲルニカ』



ピカソの「ゲルニカ」が書かれた時代と今の時代が二本立てで描いてあり、「ゲルニカ」がどのようにして書かれて、どのような運命を辿ったのか…また、ピカソと彼をとりまく人達との関わりなど…
マハさんの世界にどんどん引き込まれてしまいました。

マハさんの絵画テーマの本を読むと、実際の絵を見てみたくなります。