焦る

焦った。夕べのことだ。

夫が会社でバレンタインのチョコを４個ももらってきたので（会社の女子社員の皆様、ありがとうございます。夫をよろしく）、私はただちにホワイトデーのお菓子をネットで注文。ところが待てど暮らせど、というか夕べ気づいたのだが、「あれ？　まだ届かへんけど。はて？」

さっそくそのお菓子を注文したサイトに行ってみると、私が注文したはずのお菓子はすでに売り切れになっている。おい、なんか不安やぞ、これは。

手帳を見てみる。ネットで何か注文した時はたいてい注文の詳細を控えてある。な、ない。メモしてない。おかしい。いっぱいあるメールの中から、その店からのメールを探す。ゴミ箱の中ももれなく。店の名前で検索。あ、あった。え、違う。これは去年、何かの時に友達に送った時のやつだよ。えええええ～っ。

落ち着け、落ち着け。よく思い出せ。そうだよ、ちょうどこの頃はいろいろなことがあって、まるで頭から泥水に突っ込まれたような状態だったのだ。久々のぐちゃぐちゃで、崖の上までやっと這い登ったと思ったら、たまたまつかまった岩が思いのほかもろくて崩れ落ち、また崖下まで転落したのであった。くそぅ。また登ってやる。

まあ、そんなことはどうでもいいのであって、いったいどうするホワイトデー。実は当然ではあるが私の分も注文してあった（と思っていた）。ずいぶん前に一度食べたことがあって、とても美味しかったお菓子がたぶんこれだったと思うのだ。

欲しいなあ、これ。そのお店のサイトの中をあちこち見て回る。と、あったあった。パッケージが少し違っているけれど同じお菓子が入っている。共同購入ではないので少し値段は高くなるが、こっちもホワイトデーの割引があるので、値引率の点から言えばほとんど変わらない。しかし早く注文しないとこっちも数量限定品だ。急いで購入の手続きをする。今度はちゃんと注文受付のメールが届いた。女子社員の皆様、たいしたものではございませんが、もうすぐ夫がお持ちしますので。


よしっ。待てよ、いったいどうなる１０キロ減量。