『深夜特急』は私の人生に影響を与えた本のひとつ。
これを大学時代に読んで、バックパッカーに目覚めた。
私が大学の頃は、まだ『深夜特急』時代の残り香のようなものがあったと思う。
アジアはまだ貧しいところも多く、日本はバブルはとっくにはじけていたけど、
栄光の残光があったし、日本人ってだけでちやほやされた。
ちなみに、沢木耕太郎さんは父と同じ年。
旅先で仲よくなった人たち(現地の人、日本人問わず)とは
帰国後、手紙のやり取りをしばらくした(いまでも取ってあります)。
というのも、スマホどころか携帯もまだ普及してなかったから。
むかしって簡単に仲良くなれた。特に旅先では。
音楽聞くのもカセットのウォークマンで、
ヨーロッパでもSONYのそれを若い子たちが持っていた。
トラベラーズチェックもかろうじて残っていた。
最初の頃に1回だけ使ったことがあるけど、使い勝手悪かった。
同世代の子や年上の人との話が楽しいのは
こういう時代や経験を共有できるから。
自分が大学を卒業後、急速に時代が変わっていった。
いままでのいくつかの職場でいつも感じたのが
少し年下というだけで全然話が通じず、それになんていうか、
年下の人たちの経験値(海外旅行やその他)が乏しい感じがした。
私が入り込めてきた職場がそういう人たちばかりのところだったのかもしれないけど。
私が長く生きたいと思うのは
こういうふうに時代が変わっていくのを見たいから。
まだ行ったことのないところにも行きたいし、
むかし行ったところにも、また行きたい。
でも時間あるかな。間に合わないかもね・・・
励みになるのでクリックして下さい
ふるさと納税で18金ピアスもらえるよ