木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

近所のおやっさん

2008-05-14 18:03:56 | Weblog
近所の楽器製作屋のおやっさんの所へ行ってみた
最近声が聞こえないのでもしかしたら普通の状況じゃないんじゃないかと思って
2週間くらい前にも寄ってみたが返事がなかった
今日は車庫のスライド門扉を開けてまず仕事場のドア、次に住まいの玄関・・ 閉まったまま
また返事がなかった
彼は一人暮らし75歳4かもしれん
5年前に奥さんを亡くした 子供はいない
もしかしたら体調を崩したのかもしれない
いや持病があったからね
胸に動脈瘤を抱えているんだけどあえて手術はしないと言い張ってた
 車庫の車に埃がたまってる
どう見てもやばい・・・
近所の喫茶店に行ってみることにした
此処のママさんがおやっさんの食事の面倒を見てる(有料でだけど)
「ちょっと いない」
あやすぃ ぜったいにあやすぃ
「入院してんじゃないの?」
「ううん、もうすぐ帰ってくる」
もう一人 席に座ってるおばはんも僕を騙しとる顔しとる
「今月中には帰ってくる?」
「うん 今月中には帰ってくる」
あやすぃ  てかもう騙されてあげまっしょ の心境でした
おばはんらの顔 少し笑っとるんだもん
ということは 嘘ついてる の向こうに 今回はあんまり心配しなくても大丈夫だよ が見えた気がする
動脈瘤の手術をしたのかもしれない
僕は早く手術を受けるべきだと思ってた
この頑固親父は完全拒否
バカだなぁ と思ってたけど昨年親父の闘病生活を見てて
手術することでいかに体力を奪われるか を痛感した
だから敢えてまたおやっさんの手術を勧めることをしなかった
でもどうなんだろう
こうなってみれば手術をして動脈瘤取っちゃえたらそれはそれでいいことだと思うがな

本当のことじゃないかもしれないのに考えだけ先行してしまった
元気に帰ってこれることを願ってる

 まさか女作って旅行にでも行ったんじゃないだろね
 それならそれで喜んであげるけどさ
コメント
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