木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

元気を出して ・・怒りブログ

2008-08-05 18:23:44 | Weblog
「信州の味噌持ってきました 食べてみてくれませんか?」
夕方仕上がった製品の発送準備をしていると 前掛けをつけた男性が事務所にやってきました
『ごめんよ うちはいらねぇや 他の所へ行ってあげて』
「そうですか・・」
『もう・・・不景気だからそういう話を聞く気にもなれんでね 悪いね』
「やっぱり不景気ですか・・・」
『うんひどいもんだよ』
「政治が駄目なんですよ」
『うんまったくそう』
「うちなんて 住民税一年分トータルすると一ヶ月分の収入より多いんですよ
 嫁さんが役所に掛け合ってみたけど 「決まりだから・・」って」

うちはそこまでは行かないけど・・
去年から住民税がボンと上がった その代り所得税が少し下がった
こっちが上がったけどこっちで下がってるからあんまり大きな変化はないですよ(それでもちょっと上がってた)
とかなんとかいってたお上・・
また所得が下がったのに住民税は上がってる
もうちょっと庶民の生活見てみろっつーの
日本人はおとなしすぎるね
お上の決定には従わねば という意識がどっかにある
これは自分も含めての話だが 強硬な抗議をすること と 大人しく決められたことに従う ことを秤にかけて
楽な方の「従う」ことにしてしまってる
そりゃ世の中 昔はもっともっと役人のやりたい放題だったことだろう
それが民主主義の台頭で我々庶民もようやく人の生活というものを手に入れることができるようになった
しかし最近また逆行し始めてはいないか
いや逆行はしてないのかもしれないが 不景気のせいで庶民生活の綻びが一層大きくなってゆくように思えてなりません
正直言ってみんなが潤っている時は お上の方で多少うまい汁を吸うのもいい
そのおこぼれでも何でも下々の庶民まで蜜の味が零れ落ちてれば 多くの人は文句も言うまい
ただ、今のこの状況の中で庶民から絞り取ろうとするならば 公はもっと身をしゅくしてやれることはすべてやりつくしてくれなくては困る
この不景気は絶対に政治が作った不景気だ
いや不景気なんてもんじゃなくてそういう体質にしてしまったのだ
街の中見てみればよく分かる
商店街なんかやってる店の方が少なくなってしまった
酒屋さんは頑張ってる? いくつもつぶれてるよ 煙草屋さんも苦しそうだし 米屋さんも減った スーパーだって僕の周りでは半分くらいになってるような気がする
全部大きいところだけ残ってる と思わない?
政治が絡んでるとしか思えないでしょ
一時期 規制緩和とかいってあたかも公正な競争を促すようなことを言いながら
大きいところに都合のいい法を推し進めた政府
その結果が今の状況でしょ
みんな一時は安くなった ものの値段が公正になったような気がした
でもそのせいで庶民の潤いを奪ってしまったんだ
周りを見てみると僕等の歳でも年金を心待ちにしてる
それでやって行けると思う?
このままじゃ 年金なんて絶対破綻するに決まってる
だって若い人は少ないんだもん

僕はずっと職人への対応ばかり文句言ってきたけどね
ホント日本の政治家信頼できないよ
将来を見る目が全然出来てないと思う
一生懸命仕事してないかと問われればそんなことなく頑張ってるんじゃないかとは思う
でも結果は・・・
もう遅いんじゃないの? ここまで来ちゃったんだから

あ~~ぁ また一層いかりブログになっちゃったなぁ(わざと漢字使わなかったが・・)
コメント (4)
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