木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

やだ!

2008-08-19 18:09:12 | Weblog
小学生の時いつも遊びに行ってた友達の家・・・
生き馬の目を射ぬく業界を渡り、成功と失敗を繰り返しながらだんだんと大きくなっていったその友達の親父
その家は当時の、いや今の時代から眺めてみても多くの人から羨望のまなざしを受けるような家だった
大きなリビングにグランドピアノがあって立派なソファー お金入れなくても音の出るジュークボックスまで置いてあった
まさにそこにあったのはアメリカ
僕はそいつの家に行くのが大好きだった
よくわかんないけどもともとお母さんの実家らしかったんだが・・
お母さんすっげ美人 お父さんもかっこいい
僕の友達はそれほどでもなかったが二人いた妹たちもめっちゃかわいかった
でも僕の目当ては・・う~~ん その家の雰囲気みたいなものだったのかもしれない
その5人家族のほかにグランドさんって呼ばれてる人がいて
たま~~にしか見ないがその奥におばあちゃんっていう人もいた
最初グランドさんってどういう人なのかわからなかった
グランドさんってお手伝いさんみたいな人かな と思っていた・・・
賢い皆さんなら予想がつくでしょう
その小学生だった僕には英語の意味が全くわからなくって ね
つまりお母さんのお母さん・・・奥にいたおばあちゃんはそのお母さん だったんでしょう
おばあちゃんが二人いるのがおかしいからグランドさんって呼ばれてたのかな と思っていたけど・・・
そのグランドさんのお母さんがいる状態だと多分グランドさんはまだ精神的に老けてなかったのでしょう
おばあちゃんって言われたくなかったんだと最近思った いや昨日から今日にかけて思った



昨夜ショックなことがあった
息子が「話がある」とオリンピック見てる僕を振り向かせた
   「子ども出来ちゃった」
彼女と二人で正座して言う

なんも・言葉が出ん
まだフリーターなのに
ただ結婚しようと思った相手はその彼女だと思ってたのは間違いないことだったので
そこでの間違いはない
まだ独立する収入も得てないので ここで生活したい
どういう風にやって行ったらいいか オヤジの意見を聞かせてほしい
みたいなこと言ってたらしいけど こっちはパニックでね
頭の中の一番大きなことは
「オレ 爺さんになるんだ」
これがすっげショックで・・
だってまだ 仲のいい友達は爺さんになってないもん

とりあえずここで生活してれば大きな出費はない
二人で力を合わせればなんとかなるんじゃないかと思う
しかし・・じいちゃんはやだなぁ と自分のことばかり考えてしまう
自分がこんな利己的な奴だと初めて知った
ぜって~ じいちゃんとは呼ばせん
グランパにしよっかなぁ~~ と思った次第である

 あ~ ショックゥ
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする