書くことないんでタイムマシンだな・・
高校一年のある放課時間109の廊下側の窓際に座ってる僕に声がかかった
「すみません、地理の教科書持ってみえたら貸してもらえませんか?」
その言葉を聞いてから声の主を見るとすっごいきれいな女の子だった
「あ、はい」
僕はごそごそとカバンの中をまさぐり自分の教科書をその子に手渡した
でもその彼女が誰か全然知らない
きれいだったなぁ・・・ボ~~~
次の放課、彼女は早速返しに来た
「アリガト」 小さな声で言った彼女の声 聞こえたかどうかわからないような反応で
頷いただけの僕はその教科書を受け取った
その時は気がつかなかったけど次にその教科書を開いた時
一枚の小さな細長い紙片が挿んであるのに気付く
ありがとう 110 ある女の子
今考えると何でもないありふれたひとことなんだけど
彼女の表情とともに僕はまだ憶えている
今の僕なら絶対必ず間違いなく当然なんだかんだ彼女に話しかけると思う
でも15歳の僕には無理だった
心の奥にしまっちゃったぜ
2年の終わりかそれとも3年になってただろうか
好きだった映画を見に行った
どんな映画だったかはおぼえてないけど僕が行くには珍しくきれいなところだったからロードショーだったと思う
彼女を見た
彼女も僕を見た
あ、あの時のダサい子ね
と思われたかもしれない
女の子との二人連れだった彼女は僕の何でもなかったけどこの歌となんか重なっちゃうんだよね
チャンスに後ろ髪はない
男子生徒が勝手に決めたミス向陽
いまどこで誰の奥さんになってるんだろう
ほんじゃ帰るよ~~
高校一年のある放課時間109の廊下側の窓際に座ってる僕に声がかかった
「すみません、地理の教科書持ってみえたら貸してもらえませんか?」
その言葉を聞いてから声の主を見るとすっごいきれいな女の子だった
「あ、はい」
僕はごそごそとカバンの中をまさぐり自分の教科書をその子に手渡した
でもその彼女が誰か全然知らない
きれいだったなぁ・・・ボ~~~
次の放課、彼女は早速返しに来た
「アリガト」 小さな声で言った彼女の声 聞こえたかどうかわからないような反応で
頷いただけの僕はその教科書を受け取った
その時は気がつかなかったけど次にその教科書を開いた時
一枚の小さな細長い紙片が挿んであるのに気付く
ありがとう 110 ある女の子
今考えると何でもないありふれたひとことなんだけど
彼女の表情とともに僕はまだ憶えている
今の僕なら絶対必ず間違いなく当然なんだかんだ彼女に話しかけると思う
でも15歳の僕には無理だった
心の奥にしまっちゃったぜ
2年の終わりかそれとも3年になってただろうか
好きだった映画を見に行った
どんな映画だったかはおぼえてないけど僕が行くには珍しくきれいなところだったからロードショーだったと思う
彼女を見た
彼女も僕を見た
あ、あの時のダサい子ね
と思われたかもしれない
女の子との二人連れだった彼女は僕の何でもなかったけどこの歌となんか重なっちゃうんだよね
チャンスに後ろ髪はない
男子生徒が勝手に決めたミス向陽
いまどこで誰の奥さんになってるんだろう
ほんじゃ帰るよ~~