木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

新卒セールス

2010-06-18 21:59:31 | Weblog
先週仕事中珍しくうら若き女性のセールスが訪れた
何のセールスかと思ったら、瞬間接着剤

瞬間接着剤?
「そんなものセールスすんの? いくら?」
「1520円です」
「・・・」
いやそんなの商売になるんかな?と思って
掌に乗る量のそれだから値段的にはそんなもんでしょ
それを一つ一つ売る?

一生懸命セールストークを続ける彼女

先月100円ショップで瞬間接着剤を買った
丸い木を打ち込んで回すその道具が割れてたんでそれを着けようと思ってたのにうちに忘れたまんまだったんで用途はある
1500円で優秀な接着剤なら持っていてもいいかな 知ってるメーカー名だ
一生懸命さにちょっと心が動いた
決して若い女性だから動いた訳ではない  が思うなら思えばいい(笑)

「じゃ一つもらうわ」
「ありがとうございます それでは注文書を書いていただけないでしょうか」
「注文書?」「はい」

結局この場で現物は手にできませんでした
2日後彼女をはもう一度訪れ現物と現金の交換
まあ 面倒なこと

請求書と領収書をくれながらの時に聞いたところによると
彼女は新卒で神奈川出身
東京で就職して名古屋に赴任
本当は化学専攻で商品開発が希望
でも大学院を出てる人じゃないと直接そのセクターには就けないと
とりあえずの営業体験 のようだった
「一日にどれだけ売れる?」「二つくらいです」
そう聞いたけどもしかしたらちょっと見栄を張ってるんじゃないかとも思った(笑)

でもいい顔される時ばかりじゃなくつらい思いをすることも多いようだ
大学出てそういう体験するのも将来を思うといいことなのかもしれん
心疲れさせないように 頑張ってほしい

礼状が来た

 クリック効果あり


まぁ文面はマニュアル通りなんだろうけど手書きの文字はあったかいね
昔はよく文通したから手紙を書いたものだが最近は書けないなぁ・・
コメント (14)
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