木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

戦いの矛盾    熊木杏里

2011-02-04 17:28:11 | Weblog
知り合いの知り合いという関係で 自ら命を絶つ人の話を聞く
日本では年間3万人以上の命がその人自身の意思によって終わりを余儀なくされている以上
耳にするのは当然の結果なんだろう
繰り返される毎日の生活 その中である程度の幸せに慣れてしまっているから
それを脅かされる不安とか恐怖に耐えきれなくなる
その構図は自分もこの国で生きているから理解できないこともない
ただ世の中には生きていたい人はその何倍もいる
それなのにその意思に反して命を奪われる人とかその家族にとって
自らを放棄してしまうことを見聞きすれば納得できないことであるのもまた事実だ

お金がないからその道を選ぶ
簡単な言葉で言ってしまうが 結局お金さえあればその道を選ばずに済んだ
そういう人は自殺者の中の大きなウェート占めるような気がするのは僕だけだろうか
本当のことを言えばお金はなくとも今の日本で生きてゆくことはできるはず
それは厳しいことだろうとは思うけれど 命を奪われることまではない
ただそういう環境に自分の身を落とすことが耐えられなかったり
そこまで行ってしまうこと自体に恐れ戦いてるという心理もあるのだろう


発展途上国の人達は日本に住んでる人に比べて格段に貧しい生活をしている
勿論それは金銭的なことを言うだけでホントの心の中のことは別だ
自殺はある意味精神の病の到達点
貧しいことはちっとも恥ずかしいことじゃない
厳しいことは厳しいだろうけど心の病とはまた別の問題だ

どうやったら逞しく生きていかれるんだろう


本当は自分で命を絶つなどしてはいけないことだと
ほとんどの人がわかってるはずなのに


今日は大好きな熊木杏里の曲を聞いたから



戦いの矛盾 ALBUM VERSION




コメント (16)
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