木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

滞納者

2015-06-06 23:58:32 | 仕事
今日は大家としての日記
三月の家賃分から滞納してる店子がいた
昨年の9月入居でいきなり10月分から遅れ気味
普通は前払いなので前月月末、建前上は25日までに翌月の家賃振込みしてもらうことになっている
ところがその10月分の入金が10月23日 一か月遅れ
11月はまぁ許容範囲内の11月4日
12月はクリスマスというお客さんに対して申し訳ない言葉ではあるが この体たらく
今年の1月分は1月には払えず 2月分と一緒の2月17日だった
そして3月分からずっと滞納
25日に必ず払います という約束は思った通り反故にされた

そんな状況なのに、一人住まい契約無視で3月頃から女を同居させ始めた
彼女が払うと言い始めたがこの子も口ばっかり

最近の契約は家賃保証付だ
これは入居するときに借主が半月分なり一か月分なりのお金を払って保証会社と契約をする
大家にとっては有り難い制度
なのに、この借主は多分そのお金を払ってるはずなのに保証会社との契約がされてなかった
約束の書類が揃ってない・・と聞かされた
いつもメインで働いてくれる不動産仲介会社があって、その管理会社がその下にある
もうひとつ保証会社も傘下に持ってる
僕たちはその管理会社に管理をお願いして、家賃の回収を図るのだ
昔はここまでだったのだが、管理会社経由で、契約時に保証会社を絡ませてくれるようになった
以前はこの管理会社の裁量で保証会社を選んでくれてたのだが
最近は元の不動産屋の意向で系列の保証会社を絡ませるようになった

この保証会社が曲者
他の保証会社は一度契約すればずっとその入居者の保証をしてくれてた
今現在も続いている古い入居者もいる
しかしここは入居者の質を見て、一年くらいで再契約を強いたりする・・ようだ
前に、再契約する一か月んを余分に払えないから退去しますという人がいた
それと一か月二か月遅れて、自分たちの手を煩わせそうになると、強制退去を迫る
だから僕はここが嫌いだ

三か月滞納させるってことは言い方を変えると管理会社に力がないとも言える
毎月報告していてもこんな有様だった


一部屋空いていた
管理会社には告げてあったが、親会社の不動産屋には言ってなかった
通じてると思ったから
今週初め、ここから電話があった
「なにぃ大家さん 空いてるの?」
と言いながらすぐに入居者を決めてくれた
その折に「一軒3か月の滞納があるから困ってる」と言ったら
どうも管理会社から報告されてなくて
「大家さん、3か月もたまってたら 回収はほぼ無理ですよ。
 もう退去させますから、最悪この分はあきらめてもらうかもしれません。」
もし回収に成功したら、一か月分の成功報酬をください ときた
系列会社を含めた自分たちの不手際でそうなったのだから筋違いの要求だとは思うが怒らないことにした
部屋のカギを開けて、入れないように取り替えたら、すぐに三か月分を持ってきたようだ
僕はそれでよかったのだが、
「また必ずこういう人はやらかしますから、退去させましょう」
と次の仕事を自分たちで作ってゆく
礼金をもらわない大家にとっては入れ替わりは経費食いなのだ

だが此処は胡散臭いところもあるけれど、お客を連れてくる力がある
そのおかげで賃貸業を続けられたと言える

首を傾げながら今日も僕は人生勉強を続けている
コメント (8)
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