松坂桃李と樹木希林の「ツナグ」を見た
歩美(松坂)が祖母アイ子(樹木)の業(わざ)をもって、生きてる者と死んだ者を会わせるコーディネーターを務める
そういう事自体を疑問に思いつつ、生きる者がその再会の後に彼に感謝をささげるのを糧としながら
歩美はその業をアイ子から受け継ぐ決心をする
この映画では3つの再会の手助けをする
死者との接触はいつの場合も感動的な結末に終わることの方が多い
わけのわからない死者ならともかく、自分の一生に一度だけ死者と会えるというその機会を実行に移すべき相手となれば
その再会は涙抜きでは終わるまい
細かいお話は端折る
それは各々が映画を見て感じてもらえばいいこと
当然、自分なら一生に一度だけ死んだ人一人に会えるとしたら誰に会うか・・・考える
実は死んだ方の人もいくらリクエストされても一人の生きてる者としか会えない
そんな縛りの中では相手から選んでもらえる自信のある人でないとその死者に会いたいというリクエストすら出せないのだ
今の僕なら多分弟しかない
それはわかっているけど、会えたら何を言ったらいいのか
もう43年も経とうとしている
25才、東北旅行をした時
本当に恐山まで行って、弟と話してみたいという衝動にかられたことがあった
その混沌とした心は整理がつかないまま、その地を選べずに終わったのだが
例えばこの前の日記のように職人さんに会って刃物の行方を尋ねるだけでは勿体ないだろう
もうあの仕事は終わったし(笑)
あー何を話せばいいんだろう
多分たくさん助けてくれたんだろ?
あの時も・・あの時も・・
そしてあの時も。
歩美(松坂)が祖母アイ子(樹木)の業(わざ)をもって、生きてる者と死んだ者を会わせるコーディネーターを務める
そういう事自体を疑問に思いつつ、生きる者がその再会の後に彼に感謝をささげるのを糧としながら
歩美はその業をアイ子から受け継ぐ決心をする
この映画では3つの再会の手助けをする
死者との接触はいつの場合も感動的な結末に終わることの方が多い
わけのわからない死者ならともかく、自分の一生に一度だけ死者と会えるというその機会を実行に移すべき相手となれば
その再会は涙抜きでは終わるまい
細かいお話は端折る
それは各々が映画を見て感じてもらえばいいこと
当然、自分なら一生に一度だけ死んだ人一人に会えるとしたら誰に会うか・・・考える
実は死んだ方の人もいくらリクエストされても一人の生きてる者としか会えない
そんな縛りの中では相手から選んでもらえる自信のある人でないとその死者に会いたいというリクエストすら出せないのだ
今の僕なら多分弟しかない
それはわかっているけど、会えたら何を言ったらいいのか
もう43年も経とうとしている
25才、東北旅行をした時
本当に恐山まで行って、弟と話してみたいという衝動にかられたことがあった
その混沌とした心は整理がつかないまま、その地を選べずに終わったのだが
例えばこの前の日記のように職人さんに会って刃物の行方を尋ねるだけでは勿体ないだろう
もうあの仕事は終わったし(笑)
あー何を話せばいいんだろう
多分たくさん助けてくれたんだろ?
あの時も・・あの時も・・
そしてあの時も。