木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

原点

2017-05-17 23:37:11 | 仕事
久しぶりに皿を挽いた
近所の家具屋さんから材料を預かって見本として

これはいつもの形だけどもう少し深くしてみてほしいという事で

わかるでしょうか 縁が立っています
ところがナラ材だと思うのですがこれはこうなることがままあります

縁が欠けてしまいます
こういうブナ材だとそういうことはまずありません

このナラ材はお客さんが家具を作った端材だそうで店のイメージにも合うし材料支給の方が僕としても仕事がやりやすかったりします
でもやはりこの材では歩留まりが悪すぎて仕事にならないかもしれません

分厚い材もありましたのでこんなのも挽いてみました


そしてこんなのも作って見ました

実はこれはボツになった器たち
2つだけ一応合格して置いてきました
なんかに使えますか?
多肉の器でもいいし、綿を包んだ布をはめ込んで針山

ハンカチを丸めて入れてみました

もうちょっと肉薄にしたほうがかわいいんだそうです
挽き直しです
コメント (6)
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