木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

連休最終日

2018-11-25 23:37:55 | まっち
初めてみぃに会った時 なんか寂しそうな人だなぁ と思った
「マッチ」でメールのやり取りをして 待ち合わせはイオンの「ヴィレッジヴァンガード」の前だった
何故かイオンのお店に入ることもせず、僕の車に乗せて「サガミ」まで行った
まだ40代なのに疲れ切っていた彼女がただ一か所今一番行きたいところというのを聞かせてくれた
それはただの喫茶店
ただの喫茶店ではあるが「水曜どうでしょう」のファンにとっては誰もが知るらしい
「ラディッシュ」という店だった
僕はそのファンでもないし呆然と聞いていた
だってその喫茶店は親父が生前、おふくろもしょっちゅうモーニングを食べに行った店
しかもその店のシャッター、開店ガラガラをするのが、いや、してたのがその年の5月に亡くなった職人さんだったからである
僕自身はたまに行ったことはあるが常連ではなかったが
歩いて3分の所だったから 「今度連れてってあげるよ」 で繋がったような気がした

しかもその職人さんが亡くなったのが、彼女の誕生日
その年に出会った
僕より職人さんに縁があるのかも(笑)

今、木製鏡餅を買ってくださった方に小さなおまけをつけている
それはこの前から整理していた木製品の中にあったミニチュアけん玉

これは職人さんが作って残していったもの
案外これを褒めてくれる人がいる
宝物にすると言ってくれた人までいました。
もう残り少なくなってしまった。
彼の残したものが生きている

小春日和の連休最終日
そんな感謝を込めて、今日みぃと二人で初めて職人さんのお墓参りをしてきました

穏やかな一日でした。



コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする